昼夜兼行

【漢字】昼夜兼行
【読み】ちゅうやけんこう
【意味】休みなく一日中仕事する。
【例文1】昼夜兼行で働いたから、休日は寝て過ごす。
【例文2】昼夜兼行で原稿を仕上げる。
【例文3】再建のため昼夜兼行で働く。

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体のためにも昼夜兼行は避けて

仕事をしていると、大抵のことに期日がついてまわるでしょう。それは顧客相手でもそうですし、社内で使うプレゼン資料といったものにも、期日はあると考えられます。逆に期日がないということは、ほとんど無いのではないでしょうか。

スケジュール管理が上手な人であれば、期日に追われることなくむしろ余裕を持って、納品できることだと思います。ですが仕事というのはハプニングがあると、どうしてもスケジュール通りにいかないこともあったりしますし、元々スケジュール管理が苦手な人であれば、期日との戦いになってしまいがちです。何とかして期日までに間に合わせないといけない案件がある場合、昼夜兼行せざるをえないこともあるでしょう。しかし昼も夜も働き詰めになってしまうと、体を壊してしまうのは明白ですね。どんなに体が丈夫な人であっても、昼夜兼行する日々が続いてしまったら倒れてしまいます。

しかし先にも述べましたが、仕事とはハプニングがあるとスケジュール通りにいかないことが多々あります。そのせいで終日働き詰めになってしまうこともあるかもしれません。ですが体のためにも、きちんと休みをとることが大切です。仕事も大事ですが体は一生ものなので、体を大事にすることも忘れないで下さい。

365日の昼夜兼行は不可能です

残業や休日出勤は時給が割り増しされるので体力が十分にあれば結構おいしいですが、それが連日連週つづくのは勘弁して欲しいものです。
昼夜兼行の24時間体制とまでは言いませんが、朝は日の出と競うように出勤し夜は日が暮れてから帰宅するでは身が持ちません。
大企業でそのような形態での勤務状況が知れれば、ブラック企業だと騒がれることは間違いないのですが、下請け零細子会社ではそれほど珍しいことではないようです。
名前だけは有名で実質は個人経営のコンビニなどのように、バイトの人数が揃わなければ経営者本人が店番になるケースすらあります。
寝る間を惜しんで働くことがさも立派なことに言われる時代もありましたが、実際には人を雇って給料以上に働かせるのが最も簡単な仕組みです。
安く仕入れて高く売りつけるのは商売の基本ですから、人件費の割合が低く抑えられるように少人数で長時間働かせようとする経営方針は冷酷なまでに現実的です。
昔の偉い殿様は農民を生かさぬよう殺さぬように働かせることを目標としていたようですが、数百年経過した現在でも大して変わりがないように思えます。
日本人の特徴として勤勉な国民性が挙げられた時期がありましたが、実際にはそこまで働かないと生活できないというのが実情だったようです。
社会構造や科学技術が十分に発達した現代ならば、労働時間をもっと短く済むようにして文化的な生活ができるように工夫するべきだと思うのですがいかがでしょう。

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