腕が鳴る

【漢字】腕が鳴る
【読み】うでがなる
【意味】持ち前の技術を発揮したくなる。
【例文1】久々のピッチングに腕が鳴る。
【例文2】OB対現役で腕が鳴る。
【例文3】後輩への指導に腕が鳴る。

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「腕が鳴るぜっ」と言っていた人が始まってみると大して役に立たない件

自身の力量・才覚を発揮することを強く待ち望んで黙っていられない状態を、「腕が鳴る」と表現します。
指の関節をバキバキ鳴らしているのは、腕が鳴るではありません。鳴っているのは指です。
肩の関節をゴキゴキ鳴らしているのも、腕が鳴るとは違います。鳴っているのは肩です。
肘の関節がグキッと鳴ったり、腕の筋肉がミシミシと音をたてるのも違います。
手持ち無沙汰で関節をパキパキならしたりする事は、リラックスするために必要な人もいますが準備運動としては効果が無さそうです。
ウォーミングアップのために準備運動が必要な場合もありますが、仕事前の社会人が熊のようにうろつくのはいかがなものでしょう。
元気溌溂なのは結構なことなのですが周囲の迷惑になってはいけません。
落ち着きのない人間というイメージが貼り付けられるのも避けたいところです。
そして経験上、仕事前の口数が多い人間に仕事が出来る方は少ないような気がします。
仕事が出来る人の言葉は簡潔明瞭、必要なことが確実に伝わるように配慮し、他人の言葉を聞く耳を持っています。
他人の言葉に耳も貸さないような自己主張の強いだけ人間は、自分の力量に自信が持てないことの反動から多弁になっているのでしょう。
そのような人と仕事をするときは、とりあえず仕事を頑張れと伝えますが実際にはほとんど期待することはないです。

腕が鳴る瞬間を手に入れるために

もしもあなたの特技を人前で披露するとなったら、どんな気持ちになるでしょうか。不安や緊張など、人それぞれで感じ方は違うと思います。でもできれば、マイナスな気持ちよりもプラスな気持ちを抱くことができると楽しいですね。そんな風に腕が鳴る瞬間を手に入れるためには、どうすれば良いと思いますか。簡単に手が付けられるのは、イメージトレーニングです。

イメージトレーニングをするのがそこまで大事だろうかと感じる方もいるかと思います。しかし人間とは不思議なもので、やったことがないことについてイメージトレーニングをしてもあまり効果がないそうです。ですが反対に、やったことがあることについてイメージトレーニングをすると、頭の中できちんと再現ができるため、実演でも効果があるとのことです。特技とはつまり、特技と言えるまでにたくさんの練習や実践を積んできたということでしょうから、イメージトレーニングの効果を得やすいと考えられます。

学生のサークルや会社のイベントで、人前で何か特技を披露することになった場合、まずはイメージトレーニングをしてみませんか。何度もイメージトレーニングを繰り返すことで、特技を披露することに対して自信がつきます。そうなれば本番前に、早く特技をやりたくてたまらない気持ちになるかもしれませんね。

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