帳尻を合わせる

【漢字】帳尻を合わせる
【読み】ちょうじりをあわせる
【意味】マイナスが出て収入と支出が合うように調整する。物事に矛盾がないようにつじつまを合わせる。
【例文1】監査が入る前に帳尻を合わせる。
【例文2】接待費と偽って帳尻を合わせる。
【例文3】帳尻を合わせるために自腹で出す。

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帳尻を合わせるってこと

帳尻を合わせるっていうのは、収入と支出が合うようにするという意味と最終的につじつまが合うようにするという意味があります。
収入と支出がきっちり管理できる人というのは凄いなと思います。
私は数字に弱く家計簿すらつけれず、うっかり支出が多くなってしまうこともあるので、会計士さんとか税理士さんとか数字のプロには頭が下がります。
話はちょっと変わりますが最近、政治でよくわからないことがありますよね。
記憶がないとか、その人とは会っていませんとか言いつつも証拠が出てくると話が二転三転しているのをテレビで見ます。
帳尻が全然あっていなくて、それってつまり嘘に嘘を重ねているということですよね。
幼稚園児でも、嘘に嘘を重ねることはよくないですよと知っているのに、立派な大人がどういうことなんでしょうと首をかしげてしまいます。
やはり、つじつまが合わない話というのは聞いていても不自然さや、何かわからないけど気持ち悪さがありますよね。
もっと、見ていて気持ちがいい大人であったり応援したいとか、この人に大事な仕事を任せたいと思えるような大人が増えればいいですよね。
私も大人の一人として、醜くないように頑張らなくちゃいけないなと思います。

帳尻を合わせる

収入と支出が合うようにすること、つじつまをあわせることの意。
どちらかといえば、ネガティブなイメージを持つ言葉です。支出に対して収入が合っていないあときに、無理やり合わせるといったところ、強引なつじつま合わせが必要となります。その強引さは本来であれば避けたいものです。帳尻合わせをするはめにならないように注意をしましょう。
しかし、帳尻を合わせることは何も悪いことばかりではないはずです。帳尻を合わせることができたということは、その物事の問題を解消できたということ。多少強引な解釈ではありますが、そのようにポジティブに捉えてもいいのではないでしょうか。
このように、同じ意味でも言葉には正と負の両面の意味が垣間見えます。時と場合によって使い分けるべきですが、どちらかというと、ポジティブな意で使いたいものです。他を咎める言葉ばかり使っても気持ちよくありませんからね。言葉は人と人の間で成り立つもの、嘘や世事に塗れた言葉の応酬も空虚なものですが、悪意に塗れた言葉の応酬も悲しいものです。必要なのはバランスではないでしょうか。ポジティブとネガティブ、正と負、そのよきバランスが人の会話には必要なものなのだと思います。

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