残念無念

【漢字】残念無念
【読み】ざんねんむねん
【意味】思い残す事があってとても悔しい。
【例文1】高校最後の試合で負けてしまい残念無念。
【例文2】あの時彼女の連絡先を聞いとけばよかったと残念無念に思う。
【例文3】告白しとけばよかったと残念無念に思う。

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小学3年生が感じた初めての残念無念

私が残念無念という言葉を初めて聞いたのは小学3年生の6月頃でした。
この季節の小学生のお楽しみといえばプールの授業です。授業ではあるけれど、波のプールや流れるプールを自分たちでやってみたり、自由時間もあるため7割方は遊びでもある子どもたちにとっては夢のような時間なのです。

さて、今日は待ちに待ったプールの日。
水着よし、帽子よし、プールカードよし!
体調よし!!
準備は万端。友達とワクワクしながら学校に向かいます。

しかし、どこをどう見ても今にも雨が降りそうな曇り空。そしてなんだか肌寒い。
先生たちの話し合いの結果、今日のプールは中止。
「えー」「やだー」「入りたいー」
教室中が不満の声でいっぱいになる中、担任の先生が黙ってある言葉を黒板いっぱいに書きました。

残念無念

私たちの気持ちを表した先生からのメッセージでした。
先生も私たちの気持ちをわかっていたのでしょう。

その先生はベテラン、おそらく50代の女の先生でした。
先生は私たちが国語の授業で書いた作文やクラスでの出来事を学級通信に載せてくれたり、クラスで問題が起きたら解決するまで徹底的に向き合い、いい事があったら心から喜びを分かち合ってくれる素敵な先生であった事を今でもはっきり覚えています。
もう25年以上前の話で先生とは全く連絡を取っていないので今はお元気にしていらっしゃるのか全くわかりません。
でも大人になった今でもこうして思い出す事があるくらい先生との出会いが素晴らしいものであったと感じています。

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