出物腫れ物所嫌わず

【漢字】出物腫れ物所嫌わず
【読み】でものはれものきらわず
【意味】屁が出る時やでき物は所かまわず出るもの。
【例文1】初デートなのにニキビができて出物腫れ物所嫌わず。
【例文2】自然現象なので出物腫れ物所嫌わずは仕方ない。
【例文2】大事な時に限って出物腫れ物所嫌わず。

出物腫れ物所嫌わずをテーマにした記事

出物腫れ物所嫌わずとは言っても場所を選んでほしいです

母の新盆で、お寺に行きました。
お寺にはたくさんの人が集まり、私はその一角に座りました。
そして時間となり、お坊さんがありがたい説話を話し始めたのです。
それからしばらくすると、お腹の辺りが痛くなってきたのです。
お腹の中がギュルギュルと動き出し、便意を催してしまいました。
トイレに行こうかなと思いましたが、お坊さんがありがたい説話を話しているのに、席を立つのも悪いかなと思い、我慢をしたのです。
それからもずっと便意は続き、私はひたすら額に汗して我慢を続けたのです。
その我慢の甲斐があり、便意はなくなってくれました。
ああよかったと思ってしばらく経つと、今度はおならをしたくなってしまったのです。
こんな所でおならをするわけにはいきませんから、また必死で耐えました。
しかし我慢の限界が来てしまい、私はおならをしてしまったのです。
ぷ―という大きな音が出てから、辺り一面におならの臭いにおいが漂ってしまったのです。
ニオイだけなら誰だか特定できないだろうと思いましたが、音まで出てしまったのでこれはダメだと思い、慌てて席を立ちました。
もうあの場所には戻れませんから、説話と読経が終わるまで、私は外にいました。
そして最後に卒塔婆をもらい、お墓の後ろに立てて帰って来たのです。
出物腫れ物所嫌わずと言う言葉がありますが、それでも場所を選んでほしいと心底思いました。

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