思う壺

【漢字】思う壺
【読み】おもうつぼ
【意味】壺の中にサイコロを入れる賭け事からきている。思いのままサイコロの目を出す仕掛けがあることから良からぬ思惑が思い通りになるという意味。
【例文1】今行ったらそれこそ相手の思う壺だ。
【例文2】犯人の思う壺になんかさせない。
【例文3】相手の思う壺に引っかかる。 

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姑の思う壺になんてさせるもんか

私たちは結婚する前に子どもができた、いわゆるできちゃった結婚でした。
お付き合いの段階でお互いの両親には紹介もしていて、お互いの実家に遊びに行くこともしばしば。
私が旦那(当時の彼氏)の実家に遊びに行かせてもらうと、ご両親はとてもよくしてくださり、すごく良い関係を築けていけました。
だから妊娠が発覚した時は正直驚きましたが、この人と結婚するんだ、という意識を持った時にも、彼の両親が義理の自分の両親になることを嬉しく思うことができました。
彼は長男だったので同居になることも私は同意でしたし、義理の両親も孫と一緒に住めることを心待ちにしてくれました。
籍を入れ、妊娠中から私は彼の実家で生活することになり、その間にお義母さんの料理の味を勉強させてもらったり、その土地の風習や習慣などを教えてもらうことにしました。
籍を入れてからますます義理の両親は私を可愛がってくださったんですが、徐々に家事を任されることになり、妊娠中の私には少しきついことなどもだんだん増えてきました。
そして出産を終え、1ヶ月は実家で少した後に旦那の実家に帰りました。そこで家事を出産前に仕込まれていた理由がわかりました。
お姑さんは大の子ども好き。家事は一切せず、母親である私を差し置いて孫の世話を1から120まで全て行います。こうしたかったから妊娠中にも関わらずきついことまで全て教えてくださったのだと気付きました。でもお姑さんの思う壺になんてさせません。母乳しか飲ませなかったためミルクを嫌がる私の娘。お姑さんはもう母乳なんて出ないので、私にしかできないことを知らしめました。娘、グッジョブです!

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