百戦錬磨

【漢字】百戦錬磨
【読み】ひゃくせんれんま
【意味】数々の実戦で経験を積んで向上する。
【例文1】40年間職人の業を百戦錬磨で極めてきた。
【例文2】百戦錬磨の腕が認められる。
【例文3】百戦錬磨あるのみ。

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百戦錬磨のベテラン二人で年間グランドスラムを分け合う

男子プロテニスは全米オープンが終了し、勝者は31歳のラファエル・ナダルとなりました。ナダルは全仏オープンにも優勝しています。年間グランドスラムと言われる4大大会のうち残りの全豪と全英を制したのは36歳のロジャー・フェデラーという事で、百戦錬磨のベテラン2人が年間グランドスラムをきれいに分け合うという結果になりました。現在の男子プロテニス界はケガにより長期離脱を余儀なくされるトップ選手が非常に多く、この全米オープンでもジョコビッチやマリー、錦織、ワウリンカ、ラオニッチなどトップ10選手のうち半数がいないという異常事態です。この男子プロテニス界の危機を救うかの如き2人の百戦錬磨のレジェンドの活躍はさすがというほかありません。ナダルとフェデラー自身も近年はケガの影響を受け、フェデラーは昨シーズン手術後かなりの期間を休養にあてていますし、ナダルにしても手首のケガなどに悩まされ、休養期間を取らざるを得ない状況でしたが、2人とも復帰後は、休養期間を経て逆にリフレッシュしたかのような動きを見せています。かつて絶対的な王者だった2人ですが、近年の錦織をはじめとする若手の台頭により、そろそろ2人の時代も終了かと思っていましたが、今シーズンの活躍を見るとまだまだ2人の時代は続きそうです。

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