癪に障る

【漢字】癪に障る
【読み】しゃくにさわる
【意味】気に入らない、腹が立つ。
【例文1】あいつばかり上司に気に入られて何だか癪に障る。
【例文2】先生の前だけ良い子ぶって癪に障る。
【例文3】嘘ばかりついて癪に障る。

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ものすごく癪に障る同級生の言葉

小学校三年生くらいのときだったでしょうか、私ともう一人のクラスメイトが、体育を見学していたか何かで、そのあいだ教室に残ってノートに漢字の練習をさせられていました。先生はいなかったので自習という形だったんですけど、私が先生に指示されたぶんのページ数をちゃんとやろうとしていたところに、そのもう一人の子が「違うよ、〇〇ページやるんだよ」と訂正をしてきました。
私が思っていたよりも、その子が言ってきたページ数のほうが少なかったので、そうだったかなと思いました。
結局、私はその子の意見を素直に信じて、教えられたページ数だけ漢字練習をしました。ですが、先生が戻ってくると、私のノートを確認して「これ、△ページ書きなさいって言ったでしょう!!」と怒り出しました。
私は横の子に〇〇ページだと言われたのでそうしたんですと説明したんですけど、先生が「じゃあ聞いてみます。あなた、本当に〇〇ページだと言ったの?」とその子に質問したら、「ちゃんと△ページだって言いました」という答えが返ってきました。それでまた先生がさらに「△ページだって言ったって!」と私を怒りました。
平気で嘘をつく彼女は、私にとってものすごく癪に障る存在でした。

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