猿知恵

【漢字】猿知恵
【読み】さるぢえ
【意味】何かたくらみがある知恵。
【例文1】道に財布が落ちていた。お礼をもらえるのではないかと猿知恵を働かせて落とし主に連絡をする。
【例文2】猿知恵がばれて失敗に終わる。
【例文3】猿知恵だけは案が浮かぶ。

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浅はかな猿知恵のせいで、かえって怒られるわが子。

猿知恵。気がきいているようで、実はあさはかな知恵。こざかしい知恵。(出典:デジタル大辞泉)
猿は動物の中では人間に近いと言われるほど賢いことで知られていますが、それでも人間には遠く及ばないことから、この言葉が生まれたようです。
最近、わが子に対してそれは猿知恵だと思うことが多々あります。
子どもは、自分が怒られたくないあまり、保身のために嘘をついたりわからないふりをしたりするのです。
親からするとその嘘やわからないふりがバレバレのため、余計に怒ってしまいます。
幼稚園の頃はそんな知恵を働かせることはありませんでした。嘘はつけず、ある意味素直に怒られていました。
小学生になってからでしょうか、明らかに自分の行いのせいで下の子が泣いてしまった時に、私が怒ると、「え?なになに?」と首をかしげるのです。
「なんで下の子が泣いてしまったのか、私にはまるで検討がつきません、わかりません」というポーズを作っているのです。
本当は、自分の行いが原因なのはわかっているのです。でも、それを認めてしまうと私に怒られる。
なので、「え?なになに?」と首をかしげる演技をするのです。
低学年の猿知恵に騙される母ではありません。そのわざとらしいセリフと首のかしげ方がますます私の逆鱗に触れ、結局お説教はますます長くなってしまいます。 
素直に悪いことを認めて謝ったほうが怒られなくて済むのに、なんと浅はかなんでしょう!

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