長者の万灯より貧者の一灯

【漢字】長者の万灯より貧者の一灯
【読み】ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう
【意味】金持ちが神仏に多くお供えした灯りより、貧しくても心のこもった一つの灯りは長持ちしたという故事から、義理で多くの寄付をするより心のこもった寄付の方が嬉しいものである。 
【例文1】一度きりの大金より、毎年子ども達のお小遣いでくれる募金が長者の万灯より貧者の一灯は嬉しいもの。
【例文2】近所付き合いの助けは長者の万灯より貧者の一灯を感じる。
【例文3】隣のおばあちゃんがおかずを分けてくれて長者の万灯より貧者の一灯だ。

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長者の万灯より貧者の一灯

長者の万灯より貧者の一灯とは、金持ちが捧げる多くの灯明より貧しい者が真心を込めて供える一つの灯明の方が仏は喜ぶという意味から大事なのは量や金額ではなく誠意の有無だという教えだそうです。
確かに、そうだなと思います。
誠意は大事ですよね。
やっぱり、人って顔や行動に本心が出る一瞬があって、やましさとかあるとどうしてそれが見えちゃうときありますよね。
だけど、昔話とかでお金持ちを悪く描かれていることがあるのですが、私はそれってちょっと違うよねって思います。貧乏イコール清らかみたいな図って変だと思うんです。なんだか、皆がお金持ちになるのを望まないように洗脳している感じがしますよね。
だってお金持ちでも純粋な人はいますし、貧乏でも心根が腐っているような人っていると思います。
それにお金持ちはケチとかいう人がいますが、ケチだから貧乏になっている人もいるし、それならお金持ちのほうが税金とか沢山払ってくれているわけだから、ケチな貧乏のほうが質が悪いよねって思うときはあります。
そうは言っても、貧乏とかお金持ちって枠でくくるからよくわからなくなるんですよね。
そんなの、あてにならないんですよね。
だって、お金持ちが貧乏になることもあるし、貧乏だった人がお金持ちになることだってあるので、すごく流動的なので人を見るときの条件としては頼り無いですよね。

貧者の一灯

私は大きな仕事は出来ませんが、毎朝、7時過ぎの電車に乗って会社にはだいたい一時間前に到着しています。会社の鍵をあけてまずはみんなが仕事が気持ち良くできるように、掃除機で隅から隅まで掃除機をかけます。ゴミは昨日からだいぶん溜まっていますので、一人一人の社員のゴミ箱のゴミをゴミ袋に移してゴミ置き場まで持っていきます。これは入社以来ずっとしています。ありがとうと言ってくれる人もいれば、何も声さえかけてくれない人もいますが、これは感謝されるためにやっているのではありません。みんなが仕事が気持ち良くできるようにやっているのです。とても大事なことだと思います。大きな、大事な仕事をやって退けるよりも貧者の一灯だと思っています。確かに仕事で結果をだして会社に貢献するという大きな仕事は大切だと思いますが、私がこんな地味な掃除を一生懸命するのは、仕事は小さな事でも大きな事でも大事だからです。こんな小さな事、掃除を馬鹿にする人は決して大きな仕事も出来ないと思っています。小さなことも一生懸命やっていくことが私のモットーです。偉人と呼ばれる人をだいたい見ていますと、みんな小さなことからコツコツとやっています。今からも毎日の掃除を続けていきます。

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