小の虫を殺して大の虫を助ける

【漢字】小の虫を殺して大の虫を助ける
【読み】しょうのむしをころしてだいのむしをたすける
【意味】重要なものを守るためには小さなことを犠牲にするのも仕方ない。
【例文1】家族を養っていくためには体裁を考えてられない。小の虫を殺して大の虫を助ける。
【例文2】生活するには身なりやプライドを捨て小の虫を殺して大の虫を助ける。
【例文3】試合に勝つために小の虫を殺して大の虫を助ける。

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小の虫を殺して大の虫を助けることで品種改良につながります

植木をしているとき花がたくさん咲いたのですが、小さな花がなかなか咲かずにいました。放置していたら小さな花はそのままですし、大きな花もだんだんと枯れてきてしまいました。この場合どちらかを犠牲にしなければならなかったのですが、大きな花が咲くときに小さな花が邪魔して養分を取りすぎていたことがわかりました。そこで大きな花を丈夫に育てるために小さな花はカットしたところ、大きな花は枯れずにしばらく咲いていてくれました。小の虫を殺して大の虫を助ける気分でした。品集改良を行うときも、小の虫を殺して大の虫を助けることをしています。品評会に出す金魚の繁殖をテレビで見ていたときに、よりきれいな金魚を育てるために稚魚の段階で小の虫を殺して大の虫を助けることをしていたのです。生きてる稚魚を捨てて、将来きれいにないそうな金魚だけ助けてるので、裏側を見てしまうと残酷ですが、品種改良のときは劣ってるのを犠牲にするんだなと思いました。魚の養殖場でも果物畑でも育てるときに小の虫を殺して大の虫を助けることをして、より丈夫でしっかりしたものだけを残すようにしています。何かを育てるときというのは犠牲になるものがあって仕方のないことなんだなと思いました。

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