畑違い

【漢字】畑違い
【読み】はたけちがい
【意味】専門の分野が違うこと。
【例文1】ここの医院は外科専門で内科は畑違いです。
【例文2】畑違いの職に就く。

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畑違い

それまで特にやった事がなく、予備知識もない分野に取り組む場合の評価を「畑違い」と称します。「バスケット選手が野球選手になろうだなんて、畑違いも良い所だ」や「理数系の自分には、歴史の事は畑違いで管轄外」となります。畑違いと言う位で、元々は栽培する野菜の品種によって育て方が違うから、農家さんでも取り扱わない野菜の栽培法を知らない場合もあって然るべきですし、そこから派生し職種や競技が似ていてもやった事のない事はわらないし、それをなぞって「畑違い」という様になったと思われます。端から見て、博学な人だからどの分野にも精通しているとつい思ってしまいがちになりますが、幾ら物知りであっても触れた事のない分野は知らない筈ですし、先入観で訪ねても判らないと返答されるのが当然かもしれません。携わっていない知識なのですから、知っている訳がないのです。スポーツの世界ではスピードスケートと競輪の2種目を選手としてこなされた方もおられ話題になりましたが、そんな方でさえ全ての競技を網羅されてはいませんし、自分の興味が向いている事だけに特化していたに過ぎません。学問でも理系と文系に分かれるとよく言いますが、どちらかに特化した人に逆の質問(文系の人に関数の事の様な)をしても思い通りの答えは返って来るとは思えないのです。「餅は餅屋」と言いますし、質問されたり任されたりする側もきっと困惑するばかりでしょう。

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