愛別離苦

【漢字】愛別離苦
【読み】あいべつりく
【意味】愛する親子、兄弟、夫婦間に起こる別れの辛さや悲しみ。
【例文1】独身の君には愛別離苦なんかわかるまい。
【例文2】愛別離苦でさぞ悲しんでいる事でしょう。
【例文3】愛別離苦こそつらい事はない。

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愛する者との別れ

愛別離苦とは肉親の間での別れや悲しい出来事です。
できれば味わいたくないものです。
おなかを痛めて産んだ愛しい我が子がある日突然、不慮の事故や病気などで
この世からいなくなったとしたらどうでしょうか?

同じ母親としての気持ちは痛いほどわかっているつもりです。

半年前、息子の同級生が交通事故に巻き込まれ意識重体で病院に運ばれたと聞いて、息子と駆けつけました。2日間意識が戻りません。一睡もせず、わが子に付き添っているお母さんや親族のお顔を見るとなんて言葉をかけたらいいかわかりませんでした。ただただ涙が溢れ出るばかりでした。お通夜、葬儀でもお母さんは気丈に挨拶をしていました。私はすごいなと思いました。おそらく私だったら、泣き叫んでいるでしょう。人様の前にも立てないくらい憔悴しきっているかもしれません。
女手ひとつで育てた愛する者との別れはあまりにも寂しいものだと強く思いました。後から聞いた話ですが、葬儀が終わった後丸2日間、眠りに就いたそうです。

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