烏合の衆

【漢字】烏合の衆
【読み】うごうのしゅう
【意味】決まり事がなく、まとまりのない集団。
【例文1】烏合の衆だから、意見がバラバラでなかなか決まらない。
【例文2】烏合の衆のチームをまとめるのは大変だ。
【例文3】烏合の衆で敗北する。

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烏合の衆といわれないように

烏合の衆とは、見下された表現として使われます。
中国後漢書の出典によるもので、役立たずの群衆や軍隊を総じて言います。
烏合とは、カラスの集団のことで、たくさん集まってもただうるさいだけで、まとまりもなく、何の知恵もないということです。
戦場でどんなに数で勝っていても、軍隊が烏合の衆であれば、恐るるに足らずと判断されるのです。
どんなにたくさんの人数が集まっていても、それぞれに知恵がなく、規律が守れない人間ばかりであれば、何の役にも立たないのです。
逆に、人数は少ないけれども、各自がしっかりと目的意識を持って統率の取れた行動をすれば、戦いには勝てるのです。
数に頼ろうとすると、意識の低い人ばかりが寄り合ってしまい結局、事を為すことは出来ません。
人間が集団で行動する時には、一人一人が自立しつつ、同じ意思を持ち、規律を守ることが大事なのです。
烏合の衆を率いるリーダーが、どんなに名将であっても、勝利することは困難でしょう。

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