地獄で仏に会ったよう

【漢字】地獄で仏に会ったよう
【読み】じごくでほとけにあったよう
【意味】危機に陥った時や非常事態に直面した時に、思いがけない救世主が現れるた時に言う言葉。
【例文1】財布を落として困っていたら、友人に会い電車賃を貸してもらった。
【例文2】山で遭難して救助隊から掛けられた毛布は地獄で仏に会ったようだ。
【例文3】熱でうなされている時に、お見舞いに来てくれた友人は地獄で仏に会ったようだ。

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地獄で仏に会ったようの言葉の意味と使い方

地獄で仏に会ったようの言葉の意味ですが、危機や困難の中で思っても見なかった様な助けを受け、その余りのうれしさを表現した言葉です。地獄は私達人間の想像の世界で、とても苦しく恐ろしい場所であると考えられております。その様な地獄で何らかの救いに出会った場合、その出会いを仏様に例えて言われている言葉です。本来地獄には仏様はいません。その為、思っても見ない場所で、思っても見ない事に出会ったと言う意味合いで使われます。
この言葉の具体的な使い方としては、真冬の山道が大雪で多くの車が立ち往生してしまい、車の中で一晩二晩過ごさなければならなくなった時、車のガソリンも底を付き、寒さと空腹に耐えなければならない状況で、ようやく到着した救助隊から温かい食べ物を頂く事ができ、生き返った様な気持ちにさせられ、まさに地獄で仏に会ったようと使います。最近はこの様な事故も多いので、この様に感じられた方も多いのではないでしょうか。又、日常の仕事等で自分の失敗などから窮地に立たされた時、思わぬ上司から思わぬ救いの手が差し伸べられた時にも使う事が出来ます。この言葉の類義語としては、地獄で地蔵に会う、地獄で舟、日照りに雨、渡りに船等があげられ、いずれの言葉も同じ様に危機的な状況、苦しみから助けられた際に使われる言葉です。

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