縁もゆかりもない

【漢字】縁もゆかりもない
【読み】えんもゆかりもない
【意味】何の関わりもないこと。
【例文1】縁もゆかりもない所に引っ越す。
【例文2】縁もゆかりもない土地で巡り合う。
【例文3】縁もゆかりもない所に転勤になる。

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縁もゆかりもないの言葉の意味と使われ方

縁もゆかりもないの言葉の意味ですが、他の人や場所等と過去に関係や関連を持った事が全く無い事を意味しております。「縁」は物事の生まれたきっかけを意味する言葉で有ったり、それらの結果や現状との関係性や、繋がりを意味する言葉です。「ゆかり」は所縁とも言い、縁と同じ様な意味合いを持つ言葉となります。その為「縁もゆかりもない」は、似たような意味の言葉(縁とゆかり)を重ねて使う事で、言葉の意味を強め、縁とゆかり(過去からの関連性)を強く否定する言葉となります。
具体的な言葉の使い方ですが、「私はあの方とは縁もゆかりもないのに何故か以前にお会いした様な気がする」や「この地は私にとっては縁もゆかりもない土地だが、このままこの地に根を下ろし生活して行く」等、今までの人生の中で、全く関係性を持たない人や場所等に対して使われております。類似の意味合いの言葉としては、あかの他人、他人の、縁のない等があり、言葉の使われ方としては同じ様な使われ方になります。又、「縁もゆかりもないお二人が偶然出会い結ばれる」等、おめでたい結婚の席でも使われたりますが、この場合は言葉の持つ強い否定をひっくり返す程、出会った二人が強く結ばれると言う意味で強い言葉になります。

縁もゆかりもないという言葉はいつ使うのか

縁もゆかりもないという言葉は何も関連性が無いという言葉で、場所や間柄で表されることがあります。例文として、マイはこの土地に初めて来たので縁もゆかりもない。僕たちは良く似ているけど残念ながら他人で縁もゆかりもない。のように使うことが出来ます。まっさらな状態、他人などの言葉をオブラートに包んだような意味を持ちます。縁もゆかりもないという言葉は日本らしい綺麗な響きと一目で美しい羅列と受け取りやすいです。縁もゆかりもないは何もない状態ですが、時が経つにつれ関わりを深めれば、その意味合いから脱出することも可能です。縁もゆかりもないという言葉はどちらかというと後ろ向きな言葉として使われがちですが、見方を変えると自由ということがわかります。なので縁もゆかりもない土地で一から住み始めるなんていう言葉はまだ見ぬ体験をさせてくれるという意味合いにとれるのでワクワク感があります。この世にたくさんの人口がいますがほとんどの人たちは自分にとって縁もゆかりもないので、縁もゆかりもないということは、身近な言葉であることもわかります。縁は出会い、ゆかりは繋がりを表します。初対面の人、血の繋がらない人、他国の人などに使う言葉です。

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