兎死すれば狐これを悲しむ

【漢字】兎死すれば狐これを悲しむ
【読み】うさぎしすればきつねこれをかなしむ
【意味】
【例文】

兎死すれば狐これを悲しむをテーマにした記事

「兎死すれば狐これを悲しむ 」と言うことわざについての素朴な疑問

「兎死すれば狐これを悲しむ 」と言うことわざ。これの意味は「同類に起こった災いを縁者が悲しむことの例え。明日は我が身」みたいなことのようですが。
この言葉を聞いて最初に思ったのは「え?兎と狐って仲良かったっけ?」と言う、ことわざが表していることとは大分ズレた疑問でした。
だって兎も狐も基本的には単独行動を好む動物じゃないですか。人に飼われていたりすると話は変わるのかもしれませんが。
自然界で二匹が仲良くしているのなんて聞いたことがないし見たことがないです。兎と狐がこのことわざに登場する動物に何故選ばれたのか不思議です。
私が知らないだけで兎と狐が仲良くしているエピソードがどこかにあるのかもしれませんが。だとしたら相当恥ずかしいですね私。
明日は我が身と言うのも最初はピンとこなかったのですが、思えば自然界は厳しい世界。
身近な者(縁者)が命を落としたのなら、次は自分の番と思ってもおかしくないかもしれませんね。もしかしたら兎は捕食動物に食べられてしまったのかも。
ついさっきまで元気だった動物が食べられていなくなるなんて普通にある世界なんですよね。残酷ですけどそう言う風に出来ているから。
このことわざに登場する狐がいつか天寿を全うした時、兎と再会出来たら良いね。少し切ない気持ちになりつつ、そんなことを考えました。

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