綿のように疲れる

【漢字】綿のように疲れる
【読み】わたのようにつかれる
【意味】立っていられないほどひどく疲れた様子。
【例文1】連休はドライブに買い物に遊園地に綿のように疲れた。
【例文2】休みなしで働いて綿のように疲れる。
【例文3】女性の買い物に付き合うと綿のように疲れる。

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綿のように疲れるという表現に思う疑問

疲れて身体に力が入らず精も根も尽き果てグッタリした状態を指して「綿のように疲れる」と表現しますが、少々納得いきません。
疲労困憊は(ひろうこんぱい)と読むことを今更ながら先ほど知ったのですが、肉体精神ともに疲れ果てる状況で身体をフワフワの綿に例えるのはどうかと思います。
漢字の読み書きもいい加減な人間ですが、長時間のデスクワークや無駄に疲れる肉体労働については十分な経験があると自負しています。
ひたすらにデータ収集・情報構築・報告まとめ・などなどを休憩も挟まず眠らぬようにコーヒー・紅茶を最小限にすすりトイレにすら立たない。
仕事が終了した瞬間に机に倒れ伏して眠ってしまいたい衝動にかられますが、寝たら最後で起き上がれなくなりかねません。
目は充血し胃はもたれ、首・肩・腕の筋肉は凝り固まり、綿で構成される要素など探しても見つかりません。
そして突発的に時折命令される肉体労働、なんでもこなすロボットと勘違いされてるのではないだろうか。
荷卸手伝い、チェック、倉庫に保管という作業工程を単独で短時間内に終了させるのは辛すぎます。
おまけに荷物は石ころでも詰め込んでいるかと思うほど重い書類ケース、それを指定の棚まで担ぎ上げるという無茶苦茶な命令。
背が届かないと言ったら脚立だけ用意されました(他に背が高い人がいるにもかかわらず)
ヒーヒー言いながらも全力で仕事を終わらせようとしてしまう根性は、どうにかならないものか。
肉体労働終了、腕の筋肉は自重にすら限界を訴え、足腰の関節は無理な重量を持ち上げたため鉛でも詰め込まれたような感覚です。
疲れ果てて意識が綿埃のように吹っ飛ぶという事でしょうか。

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