切磋琢磨

【漢字】切磋琢磨
【読み】せっさたくま
【意味】お互い励まし合いながら助け合う。
【例文1】チームメイトと切磋琢磨しながら成長する。
【例文2】切磋琢磨する仲間の存在が大きい。
【例文3】仲間と切磋琢磨して力をつける。

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切磋琢磨について

「切磋琢磨」は、学問や道徳に努め励むこと、また仲間同士で励まし競いあって向上することを意味する四字熟語です。この四字熟語は語源由来辞典によると、中国最古の詩集である「詩経」の「衛風・淇奥」に切磋琢磨のそれぞれ1字ずつが書かれていて、それが語源の由来とされています。「切」は骨や象牙を切ること、「磋」はそれらを研ぐこと、「琢」は玉や石を打ち叩くことで、「磨」は磨くことを意味しています。「詩経」では「切するが如く磋するが如く、琢するが如く磨するが如く」という言葉がでてきます。その言葉の通り細工師が時間をかけて装飾品を仕上げるように君子は自ら研鑽しなければならないといった意味をもつ文章ですが、そこから時を経て前述したような励ましあって競うという意味の四字熟語として使われるようになりました。故事成語の中でも割とよく目にしたり、使ったりすることが多い四字熟語だと思います。私も学生時代の部活や勉強を頑張っていた時代を言葉で表そうとすると、やはりこの「切磋琢磨」が一番適切で便利な表現だと感じます。とても爽やかでありながらバイタリティを感じる四字熟語なので座右の銘としている人も多くいるほど、人気の四字熟語です。

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