渡りを付ける

【漢字】渡りを付ける
【読み】わたりをつける
【意味】組織のつながりをつける。話をつける。
【例文1】前任者が渡りを付けたおかげで交渉成立。
【例文2】父が渡りを付けて就職する。
【例文3】渡りを付けずに自分で解決する。

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渡りを付けるとはいい意味での忖度?

渡りを付けるとは口利きとか人や組織のつながりをつけるという意味で使われている言葉です。物事がスムーズに運ぶように何か段取りをしたりすることです。
今年の流行語になるのではないかと予想されている忖度するも言ってみれば渡りをつけると同じ意味なのではないでしょうか?表だって何かを段取るのは渡りを付けるで裏で暗黙の了解で行うのが忖度でしょうか?
でも仕事なんて所詮忖度しっぱなしの状態なのではないでしょうか?逆に忖度できないと「気が利かないやつだな」と思われてしまいます。仕事の問題も突き詰めてみれば人間関係の問題ですよね。どれだけ相手のことを考えて仕事をできるか?に行きつくと思います。なので忖度するという言葉が悪い意味で使われてしまうのは少し悲しいですね。その点渡りを付けるというのは自分がネットワークを広げて仕事がやりやすくなるわけですからマイナス言葉ではありません。そして渡という漢字は海や川を越えるという意味の漢字ですね。

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