知らぬが仏

【漢字】知らぬが仏
【読み】しらぬがほとけ
【意味】腹が立つ事も知らないままでいれば平常心でいられる。また本人だけが知らない様子をあざ笑う様子。
【例文1】知らぬが仏で言わない方がいい時だってある。
【例文2】知らぬが仏のままがよかった。

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知らぬが仏とは 

「知らぬが仏」とは、知ってしまうと腹が立ち苛立ったり悩んだりしてしまうようなことも知らなければ何も思う事はなく平常でいられることのたとえとされています。他にも本人だけが本当のことを何も知らないで平気な顔をしている人のことを嘲っている際にも使われます。
使い方として「知らぬが仏と言うからこのことは知らせないようにしよう」「知らぬが仏というから浮気はバレなければいいと彼は言っていた」などと言った使い方をします。
私は以前、友人のカレが浮気しているのを見て友人に知らせると傷付くかもしれないから知らぬが仏だろうと思い友人には言わずにいました。しかし結果的に浮気がバレてしまい、その時に友人に言わなかったことがきっかけで友人とギクシャクしてしまった時期がありました。友人の事を考えての行動でしたが、それが悪循環となってしまい後悔しました。知らぬが仏とは言いいますが言うべきことは言う必要もあるのだと改めて思いました。
世の中には知っておくことと共に知らない方がいいこともあります。しかし、何も知らないことをいいことにと皮肉とする意味合いもありますので、本人に対して言ってしまうと失礼に当たることもありますので注意しましょう。

知らぬが仏の彼の嘘

親友の話です。
親友にはとても仲良しの彼氏がいます。
もう何年かお付き合いしていて、遠距離恋愛も乗り越えた絆の深いカップルです。
とてもお似合いだし、きっと二人は選ばれし運命の二人なんだと思っていました。
あの話を聞くまでは。
知らぬが仏とよく言いますが、まさに知らない方が幸せなことってあるんですね。
先日、親友に久しぶりに呼び出されました。
定期的に食事をする日以外の呼び出しはなにかよからぬことがあったしるしです。
彼女の話はこうでした。
親友へのクリスマスプレゼントがヤフオクで買った中古だった、と言うのです。
更に話は続きます。彼女がクリスマスプレゼントをもらった時、彼は「俺も同じものではないけど似てるやつを買ったんだ、おソロだよ」と言って、一つを親友に、もう一つを自分用に買っていたのですが、自分用のものは正規店で購入した新作品だったのです。
親友は自分のプレゼントをヤフオクで買われていたことよりも自分のものと差別していたことと、嘘が上手かったことにとてもショックを受けていました。
でもそれ以外はとてもいい人なんだよ、と言っていて見ているこちらが辛くなるような切ない笑顔で笑いました。
もっといい人と早く出会って幸せになれますように!

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