身を焦がす

【漢字】身を焦がす
【読み】みをこがす
【意味】主に恋愛に使う。高まる感情を自分ではどうしようもなくなる。
【例文1】10代20代の頃は仕事に恋に身を焦がしていた。
【例文2】青春に身を焦がす。

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身を焦がすような恋愛

若かりし頃、とても苦しくつらい経験をしました。それはまさに身を焦がすような体験でした。
もう今は音信不通というか、こちらからも連絡を取ろうとも思わないのですが、当時長い年月を共にした人がいました。きっとゆくゆくは結婚して、家族になるのだろうとお互いに思っているような相手でした。
ところが、一緒にいるうちに少しずつ、ふたりの気持ちにずれが生まれ、関係がだんだん歪んでいったのです。
といっても喧嘩ばかりだったというわけでもなく、仲は良かったので、気持ちのずれに気づけないまま過ごしていました。
つらいと感じ始めたのは、自分はもう結婚に向けて動きたいという気持ちなのに、相手がどうやらそうではないということがわかったときです。
そこから、表面上は仲が良くても、心に余裕がなくなり、先の見えない不安感を隠せなくなっていきました。そしてそれが相手に重くのしかかり、どんどん不穏な雰囲気に。ついに、会うこと自体を避けられるようになってしまったのです。
相手のことがこんなに好きなのにうまくいかない…。曲を作ったらいい歌詞ができそうと今ならネタにできますが、身を焦がすような恋愛にハマっていたあの頃は、本当に苦しかったです。

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