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手作り言葉辞典について

手作り言葉辞典では、ユーザーが疑問に思って検索してきそうな言葉の を載せています。 検索して調べてきそうな言葉とは、ここでは「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」「故事成語」の4つになります。 それぞれの意味は下記の通りです。 古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉。生活体験から きた社会常識を示すものが多い。 二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。 漢字4字で構成される熟語。 故事をもとにしてできた言葉。特に、中国の故事からできた語。 Powered by 手作り言葉辞典

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明鏡も裏を照らさず

【漢字】明鏡も裏を照らさず 【読み】めいきょうもうらをてらさず 【意味】磨かれたか鏡でも物の裏までは映せない。どんなに賢明な人でも行き届かない時もあるという意味。 【例文】初対面では明鏡も裏を照らさず。 「明鏡も裏を照らさず」という言葉があります。どんなに曇りのない鏡でも、裏側を映すことができないように、どんなに賢い人でも、全てを見通すことなどできないという意味です。この言葉の通り、とても有能な人だとしても、見落とすことやうっかりすること、ミスすることはあります。人間のすることに完璧はないのです。そのため、特に仕事の場では、人間がミスをしても重大な事故にならないような仕組みを作ること、また、ミスを予防するような仕組みを作ることはとても重要といえます。しかし、現実的には、失敗してから上司などに注意・叱責などをされ、謝罪して終わりではないでしょうか。良くて失敗の原因を考え、文書にしたり、次から同じ失敗をしないように気を付ける、という対症療法的なことしか行われません。すべてのミスをなくすことなどできないのだから、ミスしてもすぐに気づくことができて、修正できるような仕組みを工夫することこそが、人の上に立ちまとめる人間の役割です。ただ頭ごなしに怒鳴りつけ、威圧する上司の多いことは残念です。それは、上司の役割を放棄しており、マネージメント力が不足していると言われても仕方がないのではないでしょうか。そのような上司の下では、叱責を恐れミスが報告されず、さらに大きな事故が起こるのです。

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目八分

【漢字】目八分 【読み】めはちぶ 【意味】目の高さより低めに物を持って丁重に差し出す。 【例文1】お詫びの印に目八分で菓子折を渡す。 【例文2】目八分でお礼の品を渡す。 目の高さよりやや低い位置に差し出す品を抱え、渡す相手に恭しさを表す態度を「目八分」と言います。現在で主にそういう振る舞いをする場と言って直ぐに思い付くのは神仏事を取り行う神社・仏閣などです。祭壇に運ぶお供え物を丁重に並べて行く時に、横柄な態度を取る人はまずいないですし、厳かな雰囲気の中では皆神妙な面持ちになり微かな緊張感に包まれ神事に向けた準備が進められるのです。嘗て幕末以前の藩制度の時代なら城主若しくは藩主の前では、家臣町民は皆目八分でいたと思われます。位の高い相手に対する敬意の振る舞いとして行うのが目八分でありますが、この後に「見る」が付くと相手を見下す高慢な態度を取る人となってしまいます。先ほどまでの仰々しさが一変し、横柄な人のする事に対する嫌悪感が湧いて来るようです。礼を重んじて来た日本人の奥ゆかしさが「目八分」という振る舞いに集約されている気がしますので、余計な「見る」は出来れば願い下げたいものです。もう一つの意味として容器の容量の八分目にも「目八分」を使用しますが、こちらは単純明快な八分目まで入れる又は入る事を指します。容器の中に何が入るのかは判りませんが、何が入っていようと八分目の品はそれ以上でも以下でもありません。 30代の主婦です。数年前の年末年始に、本家の嫁の私は、お歳暮の手配を舅から頼まれて、デパートに行きました。 大体3000円くらいの物を10個程度買う予定だったので、ふらりと見て回っていたら、40代の男性の店員さんが、私に近づいてきました。 「どういった物をお求めですか?」と聞いてきました。私はあまり、店員さんと一緒に品物を選ぶのは好きでなく、「えーっと…あの…」と、まごまごしていましたら、その店員さんは私が冷やかしで見ていると思ったのでしょう、他のお客さんを見つけて、「あ、ごゆっくりご覧下さいー」と、顔も言葉も急に冷たくなり、さささーっといなくなりました。 その態度に「はぁ?」と、ちょっとイラつきましたが、1人でゆっくり見られるのでまあいいか…と思ってまた見てました。 しかし、大体これかこれにしようかなと、目星をつけていましたら、またもや先ほどの店員がやってきたんです。「お客様、お決まりですか?もし良ければお伺いしますねぇ」と。 ちょっと不快に思いながらもこれとこれで検討してますと話すと、予算以上の物を「こちらの方が、売れておりますがいかがですか?」と勧めてきたのです。 面倒になって、いや、最初ので…と言うと。 一瞬顔が曇りました。まあ、結局はそれを買うことにしたのですが、買い物が終わったあと次に来た、さもお金持ちそうなお客さんにこびを売る様子までみてしまい、「目八分に見られたものだ」と、かなり不快に感じたことを覚えてます。 目八分というと、自分より目上の人や、尊敬する人にものを差し出すときに、目よりもちょっと下の位置にものを差し出すことをいいますよね。 それから、もう一つの意味は、容器の八分目、つまり、全体の十分の八、80%の意味があります。 私はあまり目上の高貴の方に物を差し出すということはないので、日常で目八分といえば八分目という意味で使うことが多いです。 私の中で、目八分は意外に重要な言葉です。 というもの、太りたくないと常に思っているので、毎食、腹八分目と意識して365日過ごしています。 腹八分目は医者いらずともいいますよね。 暴飲暴食をせず胃にまだ余裕があるくらいで食事をストップするのは健康にも貢献してくれると思っています。 そして、女同士の親友とは目八分の仲が最強だと思っています。 人付き合いは六分目がくらい丁度いいとされていますが、それは、近所づきあいや親せき、ママ友であれば私もうなづけます。 もしかして、その場合は半分でもいいくらいです。 しかし、女同士の親友は6分目の関係では親密度が足りないのです。 根ほり葉ほり相手のことを一日中考えているような関係は男女間でも女性同士でもいずれ亀裂が入ることとなると思いますが、何かあった時、「何があったの?」と女性同士の親友はちょっと踏み込んだ方がいいのです。 それをしないと私のことはその辺のママ友と同じ程度なのねと相手からも大きな壁を作られることになります。 踏み込み過ぎないけど、ママ友よりももうちょっと踏み込んだ目八分の関係が女性同士の親友には必要だと私は考えています。

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迷宮入り

【漢字】迷宮入り 【読み】めいきゅういり 【意味】事件が解決されず捜査が打ち切りになる。 【例文1】容疑者死亡で事件は迷宮入りとなる。 【例文2】迷宮入りの事件を再捜査する。 我が家では、長年の謎があります。というのは、父が松井選手の高校卒業時のサインを持っていると主張するのに、誰もそのサインを見たことがないことです。年末大掃除をする際に家中をひっくり返して見ましたが、どこにもありません。結局持ってないじゃん、ということで話は終わりました。それでも父は「確かにあった。引越しの時に親戚の誰かが持っていったんだ」と主張しました。親戚にも尋ねましたが、どこにもありませんでした。父は嘘をつくような人ではないので、どこにいったのか気になります。実家は石川県白山市なので、松井選手の出身地である能美市に近く話に信憑性があるような気がします。また、父はサザンオールスターズの桑田佳祐と会ったことがあると主張しました。これも能美市の焼肉屋で一緒に酒を組み交わしたということです。その頃サザンはまだ今ほど売れていない時期だったと言います。周辺に大きなライブハウスやコンサートホールはなく、サザンがどうしてそんな田舎の焼肉屋にいたのかわからないし、サインも写真も残っていないので本当かどうかもわかりません。しかし父にそんな嘘をつくメリットがないので本当かなとも思います。結局この話の真偽も迷宮入りとなりました。 未解決で終わってしまう迷宮事件というのが、過去にもかなりあるのかもしれません。 刑事ドラマなどを見ていても、過去の迷宮事件を改めて捜査して解決に導くというようなストーリーのものを見たことがあります。 事件の調査も期限があるので、必ずしもその間に解決できるとは限りません。 中には迷宮入りのままになってしまい、被害者が長い間、真相が解明できずに、辛い思いを抱き続けなければいけないこともあります。 事件が起きた時はできるだけ早めに解決できるのが一番良いことですが、中にはそうはいかない場合もあります。 迷宮入りの事件でも犯人は存在するでしょうし、その犯人の心理はどういったものなのかと思ってしまいます。 もともと、悪いことをしていても、それが悪意だとは気が付かない人もいるのかもしれません。 罪悪感があれば、逃げ回っているのが辛くなってきて、たとえ逃亡を続けていても、心の底では早く捕まえてほしいと思っているかもしれません。 本当の悪人はそういう考えすら持っていないのかもしれません。 世の中はわからないことが多いような気がします。 未解決で迷宮入りした事件は、今後もずっとそのままになってしまうのかもしれません。 しかし、そういった事件もこの先、意外なところで真相が明るみになることを期待したいです。

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面目躍如

【漢字】面目躍如 【読み】めんもくやくじょ 【意味】活躍して世間で認められ活き活きしている様子。 【例文1】母は定年を迎えたが、長年の経験から再雇用を求められ面目躍如だ。 【例文2】決勝弾を放ち面目躍如だ。 面目躍如とは、世間の期待や評価に値する活躍をして、さらに名声を確実にする意味があります。特に一面に大きく「面目躍如の活躍」と表記されている新聞をみたことがあるでしょう。この言葉には力強さを感じますし、前から評価や人気が高かった人物を更なる高見へ進化させた言葉としても通じますね。 人間性も良く表現された言葉で、実力を保持するだけでは中々使われないでしょう。マスコミやファン受けが良いスポーツ選手などに頻繁に使用されるイメージが付いているのです。孤軍奮闘や獅子奮迅と少しニュアンスが似ていますし、普通の活躍ではなくて、歴史に残るような並々ならぬ活躍をした方に送られる言葉だと思います。 例えば何かの世界チャンピオンが頂点の座を守った時、「やはりチャンピオンは凄い」と面目躍如の活躍が湛えられます。もし弱小チームが強豪チームを破って優勝すれば、面目躍如という言葉は使われないはずです。この言葉は力関係の具合によって際立つと言って良いでしょう。 言葉からは優れた能力を称賛するイメージがあり、言われて悪い気がしませんし嬉しいですよね。褒めることに慣れている方や、凄い人たちをさらに褒め称える言葉としても優秀です。

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面目を施す

【漢字】面目を施す 【読み】めんぼくをほどこす 【意味】評価をさらに高める。 【例文1】主将の決勝弾で面目を施す。 【例文2】決勝ゴールを決め面目を施す。 過去にお世話になった上司に、とても静かな方がいました。個々に作業をすることが多い部署なのですが、出来る仕事を丁寧に、それでいてしっかりノルマをこなしているような人でした。すごく地味な人ではあるのですが、私はこの上司をすごく気に入っていたんですよね。派手に良いことだけ言って期待させるようなことではなく、着実に進めていきます。駄目なところは指摘してくれますし、上司としては理想的な方だと思っていました。ただ、目立つタイプの上司や先輩が多かったもので、いつも地味な存在に見えていたと思います。 そんな上司が一気に面目を施すことになった事があります。調子の良い上司のミスによって納期目前なのに手を付けていない仕事が出てきてしまいました。それも今のやり方ではなく、昔のやり方が一部含まれていますので若い社員はその部分を担当することが出来ません。みんな必死になって作業をする中、いつも調子が良くて後輩からも慕われていた先輩はおどけては周りをイライラさせていました。 そんな中、その上司が他を圧倒するスピードで作業。作業のコツを記したメモをコピーして配り、若手社員も作業に参加出来るように。このおかげで無事納期を守ることが出来て、周りの評価が一転しました。

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面目を失う

【漢字】面目を失う 【読み】めんぼくをうしなう 【意味】自分の名誉を傷つける。 【例文1】スキャンダルで面目を失う。 【例文2】失態で面目を失う。 面目を失うのは辛いことです。 しかし、それに相当する事実上がるならば、きちんと謝罪をしてしかるべき対策を取っていく必要があります。 バレなければ何をやっても良いというわけにはいきません。 誰も見ていないと思っていても、お天道さまはちゃんと見ているものです。 悪いことをすればいずれは天罰が下されます。 しかし、もしそのようなことで、自分の面目を失ったとしても、その後に復活できるかどうかは自分次第です。 過去の過ちをきちんと反省し、地道に努力精進していくしかないと思います。 人間は誰でも過ちを犯す可能性があります。 そのため、たとえ何らかの過ちを犯して面目を失ったとしても、その人をいつまでも責め続けるのは良くないことだと思います。 社会的に有名になればなるほど、面目を失う時もかなりの痛手を受けます。 中には自分ではきちんとやっているつもりが、いつのまにか良くない方向へ進んでしまっている可能性もあります。 どこに落とし穴があるかわからず、油断大敵です。 テレビの報道番組を見ていても、連日のように謝罪会見が行われています。 当事者にとっては、かなりの面目を失う結果となってしまったと思います。 「罪を憎んで人を憎まず」の心持で、再び復活することを期待したいものです。 信頼を得ていた人に信用を失う事或いは出来事が起き、立場が無くなる気持ちを「面目を失う」と言います。「紹介した人間が勤め先で悪事を働き面目を失う」や「娘が万引きをした事で、父が面目を失う」と自身の行動が悪かった訳でなくとも、信用している存在の不始末が祟る場合があります。他にも「自信を持って売り出した商品が、全く売れず面目を失う」という事もあります。思わぬ事態が生じて、それまで築き上げて来たプライドが打ち砕かれる思いがする瞬間です。信用出来る人が開発した商品なら、充分に採算が取れると思い販売に踏み切った所が、早々に不具合が発覚し売る所か回収に追われるとなれば、一個人の面目というレベルでは済まなくなります。自分が失敗したのならまだ諦めも付きますが、身近な誰かの失態が我が身に降りかかればこれはもう泣くに泣けません。だからと言って誰も信用しない訳には行きませんし、我が子や信用の措ける者の成功は自分の事の様に嬉しいものです。時には自分の面目を失ってでも、後進にチャンスを与えたいと思うのが人情だと思います。どうせなら己の面目一つで事が治められるなら、然程大騒ぎする事ではないと言える懐の大きい人になってみたいものです。

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面目次第もない

【漢字】面目次第もない 【読み】めんもくしだいもない 【意味】恥ずかしくて人に合わせる事ができない。 【例文1】結婚詐欺に遭い、会社に行くのも面目次第もない。 【例文2】昨日は酔っ払って面目次第もない。 面目次第もない、という言葉の意味は、申し訳が立たず顔向けできない、ということを言います。 よく、面目ないという言葉は多用されますが、同じ意味です。 この言葉は、謝罪の際に使われることが多いです。 例えば、「期待されていたが、結果が出ずに面目次第もない」とか、「このような事態を起こし、面目次第もない」といったネガティブな表現です。 スポーツ選手でも、例えば大事なオリンピックの試合で、メダルを期待されながら、メダルを獲得できなかった場合には選手の口から思わず発せられる言葉です。 結果が出ないのは、やはり何かが足りなかったことです。 確かに選手として、練習は入念にやっていた場合でも、試合で結果が出ないのは、その試合でのプレッシャーに打ち勝つ気持ちが足りなかったかもしれませんし、相手との駆け引きに負けてしまうこともあるでしょう。 結果が出るということは、あらゆるシナリオ、シーンを想定していて、それぞれに対して準備ができているからこそなのです。 たまに、言い訳のようなことをいう選手もいますが、やはり結果が出ないのは、その選手個人にあるのです。 来年は平昌オリンピックが開催されます。 日本の選手が活躍することを願うばかりです。 自分にとって大事な相手に迷惑を掛けてしまった時、申し訳なさから出てしまう気持ちを言葉で表すのが「面目次第もない」です。懇意にしている取引先に思わぬ損失を与えてしまった時などは、会社のトップ自らが出向いて謝罪を行う場面で「本当に面目次第もない」と切り出す事も多く見られます。面目は顔の事であり、要は「合わせる顔がない」という事の謙譲語とも言えます。武家社会でこの発言をする程の失態を犯していれば、即座に切腹でもしなければならない位の大事をやらかしたという事です。現代社会で腹を切る謝罪はやらないにせよ、それ相応の償いは覚悟して臨まねば容易に容赦はして貰えない筈です。身内の恥で身近な友人知人に幾許かの迷惑を被らせた時にも、ある程度歳の行った方はそう言う理を述べられると思います。若い世代が使用すると少し軽くなりますし、年輪を経た人の「面目次第もない」という言葉はそれだけで重厚感があり謝罪に箔が付くのです。そういう謝罪をする方も予期せぬ出来事であると相手に理解を求めねばならず、誠心誠意伝える努力をする必要があるのです。その為に「面目次第もない」という言葉を使用するのはとても賢明であり、平謝りする相手がそう言い出せば許さない訳に行かないと思わせてくれる言葉であります。

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面と向かって

【漢字】面と向かって 【読み】めんとむかって 【意味】お互いに顔を合わせて。相手と向き合う。 【例文1】初デートで面と向かって食事するのは恥ずかしい。 【例文2】面と向かって語り合う。 人と言うのは人と面と向かっていると、自分の本心をなかなか話さないものです。 面と向かって本心を言う事で、人間関係に波風が立つ事を恐れているのです。 所が人と面と向かっていないと、人は本性をさらけ出す事になります。 あなたのそばにもいるかもしれませんが、その場にいない人の悪口を次から次へと言う人がいます。 その人の前では大人しくしているのに、その人がいない所では、声を大にして悪口をこれでもかと語り出すのです。 言っている方は気持ちがいいかもしれませんが、聞かされる方は良い気分などしないものです。 これがネット上だと、さらにひどくなります。 ネット上だと、自分の身元を明かさずに好きな事を言う事が出来ます。 ですから人と面と向かっている以上に、好き放題言う事ができるのです。 ブログや掲示板を見ていると、芸能人などの著名人の事を好き勝手書いているのを見かけます。 中には目を覆いたくなるような、悪口雑言だらけの文章も見かけます。 自分の身元が特定されないからと思い、安心して人の悪口を言っているのです。 若しこんな文章を書いている人が、本人と面と向かっていたとしたら、絶対にこんな事は言わないはずです。 ネットは人の本性の巣窟であり、人と言うのは人と面と向かっていないと、これほどまでに醜くなるものかと、まざまざと思い知らされます。 仕事をしていると同僚との様々な関係があります。どこの会社でもそうですが、やるべき仕事は決まっていてそれをいかに上手く早くこなすか等、その人によって仕事スキルは異なるので、やり方も異なって来るでしょう。やり方がことなったとしても結果を出すための過程の中では様々な他人との課題に悩まされることもあります。仕事で悩みに当たったときに同僚であれば面と向かってその悩みを打ち明けることが出来るかもしれません。少しのことでも同僚であればきちんと話を聞いてくれると心のどこかに安心感があるからかもしれません。けれども、大きな課題があり自分だけでは解決できなくなったときに、ベテランの先輩であったり上司に相談することも必要です。その仕事上解決しないといけない内容について自分の意見が通るのか、なかなか上司には面と向かって言いにくかったりします。また、いまはゆとり世代と言われる社会人も多く他人とのコミュニケーションが苦手な人も多くいます。コミュニケーションが苦手な人が面と向かって誰かに相談しながらまた協力しながら仕事を続けていくのはかなりの労力が必要です。誰とでも上手くコミュニケーションがとれて円滑に仕事を進めていくためにも、日々の自分からの挨拶や笑顔を大切にしていくことが必要です。 かなり温厚な性格の我が夫が良く言う言葉に「面と向かって言えない事は全て悪口になる」というのがあります。私が、というよりも普通の女性ならばある程度は噂ばなしなどが好きだと思うのですが、私が夫に「お隣の奥さんってさあ、最近すごい太ったよねえ」とでもいおうものなら、すぐに「それ、面と向かって言える?言えなかったら悪口になるから、言うのをやめて」と言われてしまいます。小学2年生の息子が「今日学校でね、誰々がすごい変な服を着てきたんだよ」というのを聞いて、私なら「へえーどんな服?派手だったの?」などと会話が続くのですが、夫だと「変な服とかいうのは悪口だよ、やめなさい」となるわけです。そういわれてみると、夫は滅多な事で他人の話をしない人で、したとしても事実や出来事のみで、感想的な事もあまり言いません。別に無感情とか口数が少ないというわけではなく、普通に明るい人なのですが、その部分はかなり徹底しているので、一度聞いてみたら、亡くなったお義父さんが良く言っていたんだそう。きっちり受け継がれているのを知って感動してしまいました。確かに私はすぐに人の容姿や行動をネタにする事が多いので、改めないといけないなと気にするようにしています。

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面倒を見る

【漢字】面倒を見る 【読み】めんどうをみる 【意味】お世話をするより若干大変さが含まれる。 【例文1】親の老後の面倒を見る。 【例文2】高齢の義母の面倒を見る。 現在の日本は高齢社会となっています。若者が減り高齢者を介護するヘルパーも不足しています。老老介護と言われる言葉もあり、高齢者が高齢者の介護をしていると言う現実もあります。親の面倒を見るのは当たり前と言われますが、今の日本では全ての家庭にそのようなことが当てはまらなくなっています。そのためにも、介護保険制度があり、介護の負担軽減の為の様々なサービスがあります。よく、朝に自宅まで車が迎えに来てくれて夕方また送り届けてくれるという、デイサービスと言うものがあります。デイサービスであれば、介護をしている人は自分の時間を作ることができます。デイサービスにいっている間は、デイサービスの職員が介護の必要な人の面倒を見てくれています。そのため、介護している家族も安心して過ごすことができます。他にも、仕度で親の介護をすることが難しければ施設やグループホームで面倒を見てもらうと言う選択肢もあります。施設などに入ってしまえば、食事や排泄や入浴剤といった日々の自宅での介護もなくなります。親の面倒を見ることは当たり前でも、その繋がり方は多様化しています。それぞれの家庭にあった親の介護介護の仕方によって誰もが安心して暮らせる高齢社会になることが日本にも望まれています。 わたしは子供が苦手です。 我が子は特別ですが、基本子供が苦手です。 でも、なぜか子供ウケがとても良く、子供が幼稚園の時は、園に行くと「やったぁー!〇くんママだーっ!遊ぼ遊ぼ!」「△ちゃんママのところにお泊まりしたいな?」「ねえねえ!〇くんママ聞いて!聞いて!」とたくさんのお友達に囲まれていました。 子供苦手なのになんで・・・普通子供は子供苦手な人を察知して近寄らないとか言うじゃんね?なんでだよ・・・ と幼稚園の行事が楽しみな反面、憂鬱でもありました。 でも、子供に慕われるとその親も寄ってきます。 そうなると覚悟を決めなくてはいけません。 園以外でも他人の子供と絡まなければならないのです。 子供の友達がうちに集まる時は最悪です。 逃げ場がないだけでなく、なにか起これば責任を取らなければなりません。 ただでさえ子供の面倒を見るのが苦手なのに。 でも面倒をきちんと見なければ、なにか起こったら大変です。 でもわが子はなぜか友達に人気者の母親が誇らしいようで・・・断るにも限界が・・・。 幼稚園はやたら行事や会合が多く、仕事でもして保育園に代わろうかと悩んだほどでした。 地獄のような4年間でしたが、小学校に入学して4年生くらいまでその現象は続きましたとさ。

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面従腹背

【漢字】面従腹背 【読み】めんじゅうふくはい 【意味】表向きだけ従ったフリして内心は反抗している。 【例文1】うわべだけの付き合いで面従腹背だ。 【例文2】会社を出れば面従腹背だ。 前川喜平前文科事務次官が座右の銘であると言っていた「面従腹背」この意味は、上のものに従っているのはうわべだけで内心では従っていないことを言います。語源として「面従」は人の前では媚びて従うこと、「腹」が心の中、「背」が背くこととなっています。 使い方としては、「彼は会社の中では面従腹背している。」「最近は面従腹背している若者が多い。」などといった使い方をします。 私も仕事をしていて上司はたくさんいますが、全員のことを心から慕っているわけではありません。もちろん慕っていないからといって上司に刃向かうわけにはいきませんので面従腹背しています。上司は部下のことを全く考えてくれていない人もいます。やはり人間的な魅力も必要でそれがあるからこそ信頼につながり「この人の為にも頑張りたい」と思え仕事への取り組みも変わってくるのだと思います。 面従腹背する側もされる側もそれなりの問題があり、それはどちらが悪いというわけでもなく、気持ち次第で変わってくるものでもあります。今後私自身も今の仕事を続けていけばいずれは上司になる可能性もあります。その時は一緒に働く人たちから面従腹背されないような人間でいたいと心から思います。

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目を養う

【漢字】目を養う 【読み】めをやしなう 【意味】良し悪しを判断する力を付ける。 【例文1】人を見る目を養う事ができる。 【例文2】長い付き合いで目を養う。 見る目を養うことは、物事の品質を見極めるということです。 例えば、人を見る目を養うことは、その人の人間としての本質を見抜くことです。 例えば企業の人事部において人材を採用する場合は、大変神経を使うと言います。 面接や言い草などを見極めて、その人材が企業にとって本当に必要なものか、そうでないかを瞬時に見極める必要があります。 企業に採用されようとする学生や、転職組なども、自分をよくしようと思い、多少のハッタリをかけたりすることもあります。 そのハッタリや不誠実さといった、人間の本質をいかに見極めていくかが人事部にとっては重要なポイントとなります。 私も企業で働いていますが、なぜこのような人材が会社に採用されてしまっているのかと思うことが幾度となくあります。 例えば、やる気のない人材、会社の会議で居眠りをする人材、声だけ大きくて仕事をしない人材など、事例をあげれば数多くあります。 ただ一緒に仕事をしていて、このような人材ばかり集めてこれでよいのか、と呆れることもあります。 物事の本質を見極めることはなかなか難しいことですが、本質を見極めるのは練習で養うことができます。 常に本質は何か、軸が何かということを繰り返し考えていくことによって、その本質を見極めることができ、さらにシンプルな生活ができるかもしれません。 どんな分野でも、何をするにしても目を養うというのは必要なのかもしれないですね。 分かりやすくいうと、大工さんとか工芸品を作る職人さんとか、修行をするときに技を盗めって言われたりしますが、それって沢山見ろよってことですよね。 見るってことが大事なんですよね。最初から手や体を使って実践するっていうのもありなのかもしれないですが、目で見てインプットしてから体を動かすほうが早く習得できるというようなことを聞いたことがあります。 そして、職人や芸事の世界で世襲が多いのは小さい時から、そういった技を見てきた量が多いほうが技術の習得が早いし、小さい時に身につけておかないと大人になってから習得するのが難しい体使いや感覚があるってことでもあるんだと思います。 沢山みることによって、いろいろな違いが分かってくるし自分の好き嫌いなどの好みがよりくっきりわかってきますよね。 分かってくると、次にどんなことをしたらいいのかというのが見えて、道が開けてきますよね。 そしてこれから新しいことに挑戦して目を養おうとするのもいいですが、実は意識していなかったけどこれまでにもう沢山見てきたり経験してきて、そこそこ目が養われていることもあるんですよね。 それを、さらに磨きをかけるほうがよかったりするかもしれないですね。

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目をむく

【漢字】目をむく 【読み】めをむく 【意味】目を大きく開いて怒る様子。 【例文1】無駄遣いをしてお母さんが目をむく。 【例文2】夫のギャンブル癖に目をむく。 私の上司は目をむいて人を怒ります。この人に優しさはあるのかなといつも思っています。目をむいて起こる時は自分の気分が悪い時は必ず。目をむいて人を奈落の底に落すように怒ります。上司としては不合格と私は思っています。上司は感情にものを言わせて怒ってはいけません。もっと冷静になって。起こるではなく、叱ると言うことが大事なのではないでしょうか。上司には部下を育てると言う役割がありますが、この上司は、自己中心で怒りの矛先を私たち部下に向けてくるのです。起こる時の顔は目をむき出しにして、血管が切れるのではないかと思うほどです。今の私の立場だとこういう部署で働きたくありません。もっと、人材を育ててくれる部署に行きたいです。もっと人間的に出来ている上司に付きたいと思っています。この上司は上司と言うよりももはや人間として疑問に思いますし、こういう人を上司、幹部にした組織を恨んでいます。私が、上司になった際には、目をむき出してまで部下を起こるようなことは絶対にしません。この上司を反面教師として、今出来ることを自分なりに、上司の怒りに我慢して頑張っています。上に立つ人は、人材育成の勉強をもっとするべきです。

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目を見張る

【漢字】目を見張る 【読み】めをみはる 【意味】目を大きく開いて驚いたり感心する。 【例文1】彼女の努力は目を見張る。 【例文2】母の料理は目を見張るものがある。 私は昔、ブラウン管の画質の悪いテレビを使っていました。 その頃の私は、テレビなんて映りさえすれば良いと思い、画質の悪い安いテレビを使っていたのです。 ですがその後、画質がはるかに良いハイビジョンテレビが発売されました。 家電量販店でそのハイビジョンテレビの画質を初めて見た時、私は度肝を抜かれたのです。 私が使っているテレビと違って、細かい所まではっきりと見え、色も鮮やかで、これが同じテレビの画質かと驚いてしまいました。 目を見張るほどきれいなハイビジョンテレビに魅了され、私はその場でこのテレビを買ってしまったのです。 それから私は家で、このテレビを見まくりました。 ドラマを見ても、スポーツを見てもきれいで、何時間でも飽きずに見る事が出来ました。 そんなハイビジョンテレビ美しさに驚かされてから、大分年月が経った頃、今度は4Kテレビが発売されたのです。 私は気になり、また家電量販店に行って、4Kテレビの画質を見たのです。 ハイビジョンテレビでも十分きれいだと思っていたのですが、4Kテレビの画質は目を見張るほど美しく、ハイビジョンテレビの美しさのレベルをはるかに超えていました。 それでまたもや私は、この4Kテレビを買ってしまったのです。 時代が変わる毎にテレビは目を見張るほど画質が良くなり、今後更に画質の良いテレビが出て来るのではと思うと、胸を躍らせずにはいられません。

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目を回す

【漢字】目を回す 【読み】めをまわす 【意味】忙しさのあまり慌てまくる。 【例文1】クリスマスシーズンはケーキの注文が殺到して目を回す。 【例文2】昼の時間帯は目を回す忙しさだ。 私は土日だけのアルバイトを何度かやったことがあります。 平日は学業や仕事をしているので、アルバイトは休日しかできなかったからです。 しかし、土日だけのアルバイトのほとんどはサービス業で、もっとも忙しい時です。 そのため、慣れないアルバイトがいきなり目を回すような、多忙な現場に入っても上手くいく方が難しいかもしれません。 平日の忙しくない時から仕事に慣れ、徐々に忙しさにも慣れて行くのなら良いのですが、休日の実のアルバイトの場合はいきなり目を回すような忙しさの中に放り込まれてしまいます。 私はこれについていけずに、すぐに辞めてしまったこともありました。 社員も土日は忙しいので、気持ちが苛立っていて、言葉使いも荒くなってしまいがちです。 サービス業は人手不足のこともあり、またいきなり目を回すような忙しさの中に、不慣れなアルバイトが放り込まれることで、すぐに辞めてしまう人も多いのかもしれません。 また、中には土日限定のアルバイトの場合は、平日も働いている非正規雇用の人よりも時給が安いこともあります。 安い時給で目を回すような忙しさだったら、条件が良いとは決して言えないと思います。 仕事探しも足元を見られないように、できるだけ割の合った仕事に就くようにしたいものです。 何か不測の事態が身に起こり、気を失いそうになる時のクラクラ状態を「目が回る」と言います。身に起こると一口に言っても頭部を鈍器で殴打されるケースとは限らず、「あまりの暑さに思わず目が回る」事もありますし、「息子のテストの成績の酷さに目が回った」や「あまりの忙しさに目が回りそうだ」など、状況によってもまるで頭部に危害を加えられたような意識の不安定さが起こるのです。頭部に行く血液の不足がそういう状況を引き起こすのでしょうが、外部からの打撃と精神的な衝撃などが主な原因になります。商売が繁盛するあまり目が回りそうになるのは喜ばしい事ですが、我が子の成績不振で目を回すのは嘆かわしい限りです。近年では地球温暖化の影響のせいか、夏場の猛暑が著しく、救急搬送される方も多くなりました。一昔前は日射病と言っていましたが、最近は熱中症と呼び名が変わり屋外だけでなく、室内でも油断すると厚さにやられてしまう危険が出て来たのです。実際冷房の無い部屋にいると、夕方でもまるでビニールハウスの中の様な暑さに見舞われますから、そんな所にいれば脱水症状で目が回るのも無理はありません。豆に水分を補給するのはもちろん、無理な節電を避け必要に応じ冷房の世話になる事が肝要かと思います。

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目を丸くする

【漢字】目を丸くする 【読み】めをまるくする 【意味】目を見開いて非常に驚く。 【例文1】30キロも太って目を丸くする。 【例文2】給料明細を見て目を丸くする。 「目を丸くする」に似たような言葉で、最近良く使っているのが「二度見する」です。 実際に驚くような場面では、二度見てしまうことも少なくありません。 実際は二度目に見る時の方が、目を丸くしているような気がします。 どちらも非常に驚いた状態を上手く表現していると思います。 世の中には驚いて目を丸くしていなくても、ギョロ目で普段からそのように見られてしまう人もいます。 目が細い人からすると、そういう人の目は時には羨ましく思うこともあるかもしれません。 ギョロ目でなくても、いつも目を丸くしたような感じで見られる人もいます。 基本的に目が大きい人は、見た目の印象も良いような気がします。 目を丸くするとは意味が違っていますが、目が大きいと驚いた表情と勘違いされやすいのかもしれません。 目の悩みは人それぞれで、大きい人は目が細い人に憧れることもあるようです。 目を大きくしたいと思って、意識して目を大きくしていると、次第に目は大きくなっていくこともあります。 いつも目を丸くしたような驚いた表情では困りますが、やはり目が丸い可愛らしい表情は印象も良くなります。 目を丸くするような出来事もそれほどありませんが、それが楽しい出来事であれば何度あっても良いものだと思います。 今年も終わりました。 ドラフト会議。 ドラフト会議は野球ファンにとっての紅白歌合戦のようなもの。 一大イベントなのです。 甲子園を沸かせたあの選手はどこが交渉権を獲得するのか、話題のあの選手はどこに指名されるのか、個人的に注目しているあの選手はどうなるのか、贔屓球団はどんな選手を指名し、交渉権を獲得するのか・・・。 見どころはたくさんあります。 わたしの贔屓球団は1位指名をハズしてハズしてハズして・・・最後の最後まで残ってしまいました。 そして・・・名前を聞いたわたし、家族全員が目を丸くしました。「誰よそれ」という高校生を外れ1位で指名したからです。 調べてみるとなかなかの逸材のようで、高卒をじっくり育成するのもまたいいか・・・と思っていました。 翌日、我が贔屓球団のドラフト1位の記事を見つけました。 その記事には、そのドラ1くんもドラフト会議を見ていたと書いてあり、最後まで残った我が贔屓球団が誰を指名するのかと(最後の1位指名ということもあり)ワクワクして見ていたらしく、自分の名前が呼ばれ「えっ・・・」と目を丸くしたという内容の記事でした。 まさか自分が呼ばれるとは思わず、何度も目を丸くしたまま自分の名前を連呼していたそう。 俄然応援したくなりました。

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目を細める

【漢字】目を細める 【読み】めをほそめる 【意味】笑うと目が細くなることから、嬉しそうにほほ笑む。 【例文1】我が子の成長に目を細める。 【例文2】祖父母が孫を見て目を細める。 目を細めるとは笑うと目が細くなりますよね。ほほ笑ましい様子を言います。 私もよく笑います。子どもがかわいいのです。本当に愛しくてたまりません。 子どもの成長を見てきて家族のみんなが目を細めます。とくにおじいちゃん・おばあちゃん。 目の中に入れても全く痛くはないようですね。これはどこのお宅にも言えることではないでしょうか。わが子も成人して周りがちらほら家庭を持つようになったとの知らせを聞くと外を歩けばお孫さんを連れた年配の方に目がいくようになりました。 あー私もあんなにいつか孫を連れて公園に遊びに連れて行きたいと想像します。 なんだかわが子が一段と愛しく感じて家に帰ってアルバムを引っ張り出しました。 授乳中は苦労もあったけど、寝顔を見ると目を細めてよし!明日もがんばるぞと癒しをたくさんもらいました。本当に子育てはいい思い出です。子育て時代には戻りたくはないけども笑

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目を伏せる

【漢字】目を伏せる 【読み】めをふせる 【意味】視線をそらし見ないようにする。 【例文1】意中の子と目が合い恥ずかしくて目を伏せる。 【例文2】目を伏せたくなる事件現場だ。 【例文3】ガラの悪い連中とは目を伏せる。 私は48歳、戦争を知らない世代です。もっというと1番裕福な時代に育ってきました。広島、長崎に原爆資料館がありますが、本当にこの施設を見て目を伏せる光景でした。手の皮がただれて幽霊のように歩く人達、路面電車の中で息絶えた地獄の写真、水を求めて川に飛び込んで行く負傷者本当に目を伏せる光景です。私たちは何が出来るか、この目を伏せる光景を2度と起さないように、後世に伝えていかなければなりません。人として人が殺し合うひどい戦争、今報道で戦争寸前までいっている国がありますが戦争をして何になるのでしょうか。このように戦争を目論んでいる人達に広島、長崎の原爆資料館を見学させたらどうでしょうか?人間は古代から目を伏せるような人と人の殺し合いをしてきました。日本もそうです。戦などで大量の人々が亡くなって行きました。このような戦争を目論んでいる人達の頭の中をかち割ってどうなっているか見たいくらいです。戦争が終わる度に多くの人たちが戦争の反省をします。しかし時間と言うものは恐ろしいもので、また、戦争を繰り返して、広島、長崎のような目を伏せるような戦争を繰り返す。核戦争でも怒ったら目を伏せるようなことでは終わりません。地球が無くなります。

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芽を吹く

【漢字】芽を吹く 【読み】めをふく 【意味】希望が見えてくる。 【例文1】進路が芽を吹く。 【例文2】婚活が芽を吹く。 【例文3】いつか芽を吹く事を信じて。 長年仕事をしていれば、いつかは新人の教育係に任命されることもあるかもしれません。そうしたとき、「どのように教えれば良いのだろう」と悩む人もいると思います。 分かり切っていることですが、新人は『その仕事のことを何も知らない人』です。新卒はもちろんそうですし、中途入社の人でも同様のことが言えます。仮に「以前はプログラマーをやっていたので、この会社でもプログラマーとして充分に活躍できます」と豪語している中途入社の人であれ、『その会社の仕事』はやったことが無いのです。そのため教育係の人は、たとえ新人が新卒でも中途入社の人でも「どのように教えれば相手に理解してもらえるか」をきちんと考えることが必要でしょう。考えることは大変な作業ではありますが、この努力は大事だと思います。 なにせ世の中には、相手が新人であれ中堅であれ「相手に対してどう教えれば良いか」を考えずに仕事を教える人もいます。そうした人から教えられたとしたら、教えられた側はなかなか仕事を覚えられないことでしょう。ですから「どのように教えれば相手に理解してもらえるか」を考えながら教育を行った方が、新人が仕事を覚えるスピードも早くなると言えます。それに「どのように教えれば相手に理解してもらえるか」を考えた方が、新人のためにもなりますし、何より新人が仕事をできるようになるたびに、自分の努力が芽を吹くところを見れるのです。きっと達成感を味わえることでしょう。

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目を引く

【漢字】目を引く 【読み】めをひく 【意味】人から注目される。 【例文1】彼女の美貌は誰もが目を引く。 【例文2】目を引く豪邸だ。 【例文3】長身で街中でも目を引く。 先日、いつも自分達で作るか、激安の業者に任せて作っていたポスターを評判の良いプロの方にお願いして作って頂きました。正直なところ、すごく違う!すごく良い!と感じることは出来なかったのですが、やっぱり良いものって自然と目を引くのだと気付きました。このポスターはいつも貼るところが決まっています。やはりお客様の反応が気になって様子を見に行くこともあるのですが、今回お願いしたポスターって本当に人の目を引くんですよね。待ち合わせ場所にもよく使われる場所なのですが、見ていると暇そうにしている方々がうちのポスターばかりをチラチラと見ているのです。 これは人の美しさにも通じるところがあると思います。皆さんキラキラしていてとてもお綺麗な集団でも、自然と本当に目を引く人というのは限られています。ただ何となくのイメージや見た目だけではなく、本能に突き刺さると言いますか、一度見たら忘れません。芸能人にも同じことが言えますね。美しいことよりも、実際には人の目を引く個性的なルックス、覚えやすい顔をしている人の方が人気が出やすいと思います。 何にせよ、今回のポスターはとても衝撃的でした。今後、このプロの方にお任せするでしょうが同時に自分ももっと勉強しなければならないと思いましたね。 私の中で、目を引く魅力的な人とはどんな人かと考えてみました。 異性からモテる人同性からモテる人、やはりきれいな人やカッコいい人でそういう人もいます。 しかし、それだけでモテているわけではない人たちもいるのだということを周りを見ていて思います。 芸能人の人たちでもそうですが、自分に自信がある人、なくても自信を持っているように堂々と振る舞う人や、自分自身の信念を持って、己の道を進んで行っている人、そういう人は言動や姿勢、取り組み方、周囲との接し方などどこかしら目を引くところがあり、魅力を感じてしまうように思います。 人は見た目じゃ分からないとは言いますが、見た目に自然と出て来る場合もあり、本人が普通と思う立ち居振る舞いをしてると言っていても、目を引く何かがあるようだと私は思っています。 目立つ服装をして目を引いたり、他の人がしないような事をして目を引く人もいますが、その人たちも「他の人がやりたがらないことをやりたい」という信念や「他の人よりも目立つことをしたい」を貫き通しているのだと思うので、カッコいいことだと思います。 それらのことも目的が目を引くため、ではなく、「他の人がやりたがらないことをやりたい」「他の人よりも目立つことをしたい」をやった結果が周りの人たちの目を引いているのだと思うからです。

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目を光らす

【漢字】目を光らす 【読み】めをひからす 【意味】厳重に監視している。 【例文1】試験監督がカンニングをしないか目を光らす。 【例文2】プールの監視員が目を光らす。 【例文3】親が子どもの行動に目を光らす。 私には妹と弟がいます。二人ともまだ学生で、弟の方が大学生で妹は高校生です。この二人、仲が良いのか悪いのか。最近、妹は冷蔵庫の中身に目を光らすのが日課になっています。というのも、弟がわざと意地悪をして妹の買っておいたスイーツやフルーツを勝手に食べてしまうんですよね。二人ともアルバイトをしていますし、弟もよく自分でおやつを買っています。だから、本当にただちょっかいを出しているんですよね。弟からしたらそんな妹が可愛いのかもしれませんが、せっかく買ってきたおやつを食べられてしまう妹の気持ちを考えると何ともといったところです。 ちなみに、うちの父も弟と同じ傾向があります。私達の買っておいた物を、名前が書いてあるのに食べてしまうんですよね。「見えなかった」というので、ゴムやシールをペタペタ貼って対抗しましたが、それでも駄目でした。父の場合は安いお菓子とかを買ってケーキを買ってきてくれるので我が家ではそういう定番になってはいたのですが、それでも買っておいた物を食べられるのは嫌なものです。 コミュニケーションが苦手な父の編み出したコミュニケーション方法なのかもしれませんが、それが弟に引き継がれたのは良くありません。 どのみち妹が目を光らす日々はまだ続きそうなので、今度はパフェでも食べに連れて行ってあげようと思っています。

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目を離す

【漢字】目を離す 【読み】めをはなす 【意味】脇見する。よそを見る。 【例文1】赤ちゃんは何でも口にするから、一瞬たりとも目を離す事ができない。 【例文2】子どもは歩きだしたら目を離す事はできない。 【例文3】子どもは一瞬たりとも目を離すと危険。 4歳と1歳の子どもがいます。仕事が早く終わった時などは帰ってから一緒にお風呂に入るのですが、自分が身体を洗う時は1歳の子どもを溺れさしたらダメだと思い、浴槽の外に出していました。夏場はそれでよかったのですが、冬になりかけていたので、自分が身体を洗う時に待っているのは寒いだろうと思い、浴槽に入れてしまいました。 4歳の子どもも一緒に浴槽に入っているので「溺れないように見といてくれよ」とお願いいして自分は身体を洗い出しました。身体を洗っている時は子どもは無事か見ていたのですが、頭を洗う時はさすがに見れません。ちらちらでもいいから見たらよかったのですが、4歳の子どもに任せたこともあり、目を離すのが長くなってしまいました。頭を流し終わった時に顔を上げるとそこにいるはずの1歳の子どもがいません。浴槽の中を見ると子どもが沈んでいました。 慌てて浴槽から出して背中を叩いて水を吐き出させました。浴槽から出した瞬間は声が出ていなかったのですが、何度か背中を叩いていると水と一緒に声が出ました。その瞬間、変な脱力感を味わいました。嫁が飛んできて、事情を話すと「まあ、声が出てるから大丈夫やろ」と1歳の子どもをお風呂場から出しました。さすが嫁は強いと思いました。4歳の子どもはなにがあったのか呆然としていましたが、さすがに「お前、見とけって言ったやろ」と責めることができず、「自分が悪かった」と子どもにも謝りました。それから1歳の子どもは浴槽に一人で入れないようにしました。

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目を盗む

【漢字】目を盗む 【読み】めをぬすむ 【意味】人にわからないようにコッソリ行動する。 【例文1】親の目を盗んで夜出かける。 【例文2】店員の目を盗んで万引きする。 【例文3】会社の目を盗んで横領する。 テレビのワイドショーやバラエティー番組で、良く万引きGメンの特集をやっています。 この様な番組を見ると、万引きする人が人の目を盗む行為を何度も繰り返している事が分かります。 とあるスーパーに一人のお客さんがやってきました。 その人はお店のかごを持っておらず、お店の中をウロウロとしています。 そしてある所で辺りをきょろきょろと伺い、人の目を盗む行為をして、お店の商品をポケットの中に素早く潜り込ませました。 それで再び、お店の中を再びウロウロとしだしたのです。 またあるところでピタッと止まり、人の目を盗む行為をして、同じようにポケットの中にお店の商品を仕舞ったのです。 この人は何度も人の目を盗む行為を繰り返し、どんどんお店の商品を万引きして行きました。 これとは別の万引き犯は、お店の籠を持って商品を籠の中に入れています。 それでお店の中の人気のない所に行ってから、籠の中の商品をポケットの中にしまいこむのです。 この人も人の目を盗む行為をして、万引きをしたのです。 どちらの人も、最後は万引きGメンに呼び止められ、事務所に連れて行かれて事情を聞かれ、警察を呼ばれてしまいました。 人の目を盗む行為をして万引きをしても、結局最後は捕まると言う事を、この様な番組は教えてくれています。

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目を通す

【漢字】目を通す 【読み】めをとおす 【意味】全体をささっと一通り見るだけ。目上の人には使わない。 【例文1】書類に目を通す。 【例文2】新聞にざっと目を通す。 【例文3】この資料に目を通しとくように。 出荷をするとき会社が検査をしないでバイトに印鑑を押させるだけのニュースを見ましたが、今に始まったことでなく何十年も前から書類に目を通すだけだったようです。企業からすれば全数検査をするのが当たり前ですが、特に問題がなければ出荷を早めるために検査しないで出してしまうことがあります。理由は検査をしていたら会社が赤字になってしまうからです。品質管理の検査は不良品が出なければ抜き取り検査でもいいことになっています。しかしながら1個でも不良品が出た場合は、全数検査をするのが義務付けられている商品もあります。人命にかかわる車なら尚更で、それを検査しないでバイトに書類を任せて印鑑を押させているとなると、やはり問題が大きかったようです。どこの会社でもというと御幣があるかもしれませんが、全数検査する会社というのは少ないです。流れ作業で行えばどこかで異変を感じるわけですから、出荷前に不良品が見つかることもあります。検査しても不良品が見つからず、出荷して販売してから不良品が見つかることもあります。いちいち検査していたらやってられないというのが、正直なところでしょう。ニュースでいろんな会社が検査していないのが問題視されていますが、昔からそうしたことはあって、書類に目を通すだけという会社は後を絶たないのです。

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目をつり上げる

【漢字】目をつり上げる 【読み】めをつりあげる 【意味】目を鋭くしてひどく怒る。 【例文1】毎晩飲み歩く夫に目をつり上げる。 【例文2】財布を落として妻が目をつり上げる。 【例文3】宿題もしないでと母が目をつり上げる。 目をつり上げるとは鋭い目つきで怒ることです。 ヒステリーな性格の私はしょっちゅう目をつり上げてイライラしています。 まず夫にです。週1回飲み歩くならまだしも週2回は飲み歩いています。 毎回代行代1500円、タクシー代2000円も馬鹿になりません。 帰宅すると、やれお茶付けが食べたいやら、もう1本ビールを開けたり本当に腹が立ちます。今言っても覚えていないので翌日は早めに帰宅した時目をつり上げて小言を言います。あと外食をするならするで早めの連絡がほしいです。帰宅を待っているにもかかわらず、ああ~済ませてきたよと言われてあ、そうなのと言えるわけがない。こっちは毎日用意しているんだよと言っても急だったから・・の返答しかないです。これって主婦の永遠の悩みのテーマですよね。苦笑い 仕事に出れば会社の後輩はいくら言っても掃除当番を守らないし、食器洗いは雑だし接客業ですので身なりはきちんとするように注意していますが、いい大人が髪・ひげさえも整えることができず困っています。いったいどうゆう神経しているんだか。

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目をつぶる

【漢字】目をつぶる 【読み】めをつぶる 【意味】好ましくない言動に見なかったふりをしてやる。 【例文1】今回のミスは目をつぶる。 【例文2】初犯なので今回は目をつぶる。 【例文3】内部の不祥事に目をつぶる。 「目をつぶる」と「大目に見る」とは意味が似ているような気がします。 どちらもあまり好ましくないことに対して、容認しているようなところがあります。 私は今まで自分が正しいと思わない行動や言動を、誰かがやっていると、それが気になってしまうことがありました。 良かれと思って本人に伝えたこともありました。 しかし、良く考えてみると、それを私が相手に助言したところで、それが直るとは限りません。 中には生まれつきの場合もあり、そうなると本人はそれが当り前だと思ってやっていることも多いことに気が付きました。 最近、障害の数が増えてきたように思います。 それだけいろいろな障害が問題になってきているのかもしれません。 しかし、その線引きはどこまでなのかが曖昧なところもあります。 普通の定義は現代社会だけに通用するものなのかもしれません。 この先、時代が変わるにつれて、今ある障害の定義も変わっていくのだと思います。 もし、今障害と思われている症状の人たちが過半数を超えたら、それはもう障害とは言えなくなるのではないかと思います。 そう捉えると、他の人が自分とは違うのが当たり前であって、それに関してはやはり目をつぶり、大目に見るしかないのではないかと思っています。 目をつぶるという言葉において、人はそれぞれ異なった意味に捉えます。一つは、瞼を閉じて眠るといった行動においての事で、もう一つは、その人の持っている欠点や過失を見ないふりをしてとがめたしりしないということ、つまり知らないふりをするという意味です。この言葉だけではなく、他にも言えることですが、同じ言葉なのに違う意味を持っていたりすることは多々あります。そして、私はこの言葉で勘違いをしたことがあります。最近のことなのですが、私と母とで夕飯の準備をしていた時に、料理が出来上がりそうになったので、隠し味を入れるという話になりました。母に、目をつぶっていてねと言われたので、私はてっきり今から入れる材料のことを他の家族に言わないでねという意味でとらえていたのですが、そうではなく、隠し味になる調味料をみないで欲しいという意味で言ったようなのです。どうして見ているのと言われたので、母と私の言葉の解釈のずれだったのだなと気が付きました。どうしても驚かせたかったようなのですが、私は結局材料を見てしまったので、母は少し残念そうにしていたのを覚えています。この出来事のように、言葉一つで私たちの感覚や行動全てが違ってくるので、面白い体験をしたなと思いました。

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目を付ける

【漢字】目を付ける 【読み】めをつける 【意味】特別に注目する。非常に関心がある。 【例文1】前から目を付けていたバッグを買う。 【例文2】可愛い子に目を付ける。 【例文3】郊外の土地に目を付ける。 「目を付ける」とは、特別な注意を向けること。関心を寄せること。を意味します。 例文は「彼はお洒落に関心が強いから他の人と目を付けるところも違うね。」「彼女は髪の毛を明るくしたので先生や先輩から目を付けられた。」などといった使い方をします。他にも例えばいい雰囲気のお店を見つけたらいつか行くために目を付けておいたり、あの家具はお洒落だから目をつけておこうなどと普段の生活で目を付けるという行為をすることは多くあります。 私が普段何事にも慎重派なので、家具や家電などの大きな買い物をするときにたくさんお店を回っていろんなデザインのものを見ていいのがあったらその時は購入せずにとりあえず目をつけておいて、後から比較したり相談してからデザインや値段などトータル的に考えて購入するといった流れで大きな買い物をしています。 彼が悪いことをしているようだから目を付ける、買い物の時に欲しいものに目を付けるなどと悪い意味でもいい意味でも使うことができます。同じ目を付けるであっても捉え方や相手がいるかいないかなどで変わってきます。いい意味で使う分には問題ありませんが、悪い意味で目を付けられるような事はしないようにしていきたいですね。

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目をそらす

【漢字】目をそらす 【読み】めをそらす 【意味】見ようとしない。目をあわせない。 【例文1】意中の子と目が合い目をそらす。 【例文2】恥ずかしくて目をそらす。 【例文3】知らんぷりして目をそらす。 目をそらすとは直面している出来事を見ないようにしているということです。簡単に言うと、逃げるような印象がもてます。 好きな人や意識している人と目が合うと目をそらしたくなるのも本能ではないでしょうか? 誰かが困っているのに勇気が出せず目をそらす。知らぬふりをして目をそらす。電車の中で、大声で話している若者がいても注意もせず目をそらす。など日常で目にする光景です。人は誰でも面倒な事に巻き込まれたくなくて目をそらすのが本能であります。勇敢に立ち向かう人は少ないように思います。 私も目をそらすことが多かったです。電車の中にマナーの悪い男性が大きな声で携帯でしゃべっています。しかもバッグは膝に置けばいいものを席に荷物を置いて他の乗客が座れません。見た目もガラ悪そうだし、目をそらして誰も見て見ぬふりです。周りにいた方も座りたいだろうに、、目が合うとやれやれというような顔をしている人と誰か注意してくれない?みたいな顔をしています。わたしもできる事ではなかったので目をそらして下を向いていました。

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目を背ける

【漢字】目を背ける 【読み】めをそむける 【意味】見ていられなくて視線をそらす。または関わりたくない事から逃げる。 【例文1】悲惨な事件現場から目を背ける。 【例文2】原爆資料館での展示品に目を背ける。 【例文3】震災跡地に目を背ける。 「嫌なことがあっても逃げてはいけない」「つらいことがあってもそれに立ち向かうことが必要」だと言われたことはありませんか。だけどときには、こうした大変なことから目を背けるだって必要だと思います。 とはいえ「大変なことを乗り越えてやるぞ」という気概に溢れた人であれば、どちらかというと積極的にそうしたことに挑戦していくのも良いと思います。けれど大変なことに対して恐怖感を抱いている人にまで、わざわざ挑戦することをすすめるのは、むしろ逆効果となるでしょう。恐怖感を抱いたままでは、乗り越えられる壁だって乗り越えられるとは考えられません。自分が出せる力の半分も出せないのではないでしょうか。 現代はストレス社会と言われており、世の中全体がストレスというものに敏感になっています。ストレス耐性が強い人もいますし、そうでない人もいます。ストレス耐性が強くない人は、大変なことにあえて挑戦せずに、少しだけ距離を置くのも良いのではありませんか。無理やり挑戦した結果、ストレスに負けて体調を崩してしまったら、元も子もありません。体は生きていくための大切な資本ですし、その資本を失わないために、ときには大変なことから目を背けることも有りだと感じます。

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目を注ぐ

【漢字】目を注ぐ 【読み】めをそそぐ 【意味】興味を持って注目する。 【例文1】新人の彼の仕事ぶりは真面目で目を注ぐ。 【例文2】彼女の容姿に目を注ぐ。 【例文3】一時審査で目を注ぐ。 最近ある世の中のサイクルに気が付きました。有能な人は有能な人へ目を注ぐということです。しかもその循環は年が過ぎても繰り返されるということです。世の中には才能ある優秀な人が沢山いると思うのだが、なぜ彼らは人よりも一見同じ事をしているようでも前へ、上へ早く辿り着いてしまうのだろうか?色々と観察しているうちに共通する事が見えてきました。優秀な人は周りの人に嫉妬して競争から蹴り落とそうとせず、色々な事について目を注いでいるということです。分かりやすく言うと、優秀な人ほど物事を深く洞察し、その良し悪しを見極める制度が高く、そして精度の高いものはより抽出してまた目を注ぐのです。要するに、優秀な人は優秀な眼を持っており、優秀な人や物を埋もれている物事の中から引っ張り上げる力が高いのです。となると、優秀な人は優秀な人に引っ張られ、その引っ張られた人はまた他の優秀な人や物事を引っ張り上げる連鎖が起こります。そしてそれは永遠にループするのです。優秀なレベル、高いレベルに行きたいのなら、自分が優秀になって、じっくりと観察している優秀な人の眼に留まる、目が注がれるような人間に名たほうが、自分が思い描く出世や成功への近道になるであろうと思うのです。

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目を据える

【漢字】目を据える 【読み】めをそえる 【意味】一点をジッと見つめる様子。 【例文1】目を据えて弓を射る。 【例文2】集中して目を据える。 【例文3】目を据えてシュートを放つ。 試合で出場する前の選手が一点だけを見つめて微動だにしないことがありすが、集中力を高めていくと目を据えるように動じなくなります。ボーっとしてるように見えるけども目を据えることで、頭の中では次の戦略を考えています。野球の試合などを見ていても、点差がわずかなときはベンチの中に座っている選手やコーチは目を据える状態でグラウンドを見つめています。点差が開きすぎてショックで目を据えるときもありますが、真剣勝負のときは気合いが入っているので、目の据え方の気迫が違かってきます。他に目を据えるのを見る機会があるときは、座禅を組んで瞑想をしているときです。瞑想は完全に目を閉じるわけではなく、一点だけを見つめています。特に考え事をしているわけではなく集中力を高めるためにじっと前を見つめているのです。目を据えることが自然とできるようになれば、仕事にも応用できてきます。目を据えるような状態のときの脳波は、おそらくアルファー波に近い状態なんだろうと思います。潜在意識を高めていくと通常では発揮できない能力を仕事に生かすことができるようになってきます。弓道の試合をテレビで見ることがありますが、弓を引く前の状態がまさに目を据えている状態だといえます。

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目を白黒させる

【漢字】目を白黒させる 【読み】めをしろくろさせる 【意味】思いがけない出来事に目玉を激しく動かし驚く。 【例文1】目の前で衝突事故を目撃して目を白黒させる。 【例文2】会社倒産で目を白黒させる。 【例文3】タイヤがパンクして目を白黒させる。 お盆に帰省しました。母と買い物に行こうと車で出かけたときのことです。 久しぶりに隣町の商店街に寄ったらいつの間にかスーパーダイエーがなくなっていました。実家を離れる前までは安くてポイントをためてよく利用したのに残念です。変わってマックスバリューができようとしています。どちらにしても近くに大きな24時まで営業するスーパーができる事はありがたいです。 そこの跡地で突然エンジンがかからなくなりました。ガソリンは入っています。オイル交換もまだ1ヶ月前に交換したばかりです。私も母も目を白黒させて、オロオロしていましたが、母がJAFは?と聞いてきましたが、加入していなかったです。 ガス欠1回無料という車の保険会社の言葉を思い出して、保険会社に連絡をすると20分ほどで提携整備自動車の方が来てくれました。どうやらバッテリーが切れていたのです。新車で購入したからどこも故障はないはずだと高をくくっていましたが、始めての出来事で勉強になりました。それにしても狭い一般道路で立ち往生しなくてよかったなと思いました。

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目を三角にする

【漢字】目を三角にする 【読み】めをさんかくにする 【意味】目を吊り上げて怒る様子。 【例文1】デートに1時間遅刻して彼女が目を三角にする。 【例文2】夫の浪費癖に目を三角にする。 【例文3】先生が生徒に目を三角にする。 人に注意をするときは、優しく注意する方が良いのでしょうか。それとも厳しく注意をする方が良いのでしょうか。悪いことをした相手に、もし優しい態度で怒ったとしても、相手はちゃんと話を聞いてくれない場合があるでしょう。かといって厳しい態度で怒った場合、相手がこちらに萎縮してしまって、それ以来相手が自分に対して距離を置いてしまうことも有り得るでしょう。 そのため人に注意をする際は、相手によって多少は態度を変えることも必要だと考えられます。相手が既に反省しているなら、そこで更に目を三角にするようにして怒るよりは、優しく注意すれば十分でしょう。反対にまだ相手が反省していないようでそれこそ目を三角にするようにして叱りつけるべきでしょう。 どんな人であっても、子どもの時は親に怒られたでしょうし、アルバイト先や会社で上司に注意されたといった経験はあるかと思います。ですから今、家庭で子を持つ親や、会社で部下を持つ上司であれば、子どもや部下が何か問題を起こした場合、注意する機会が訪れるのは仕方ありません。相手が反省しているかどうかをよく見て『どのように相手に間違いを指摘すれば良いか』を考えた方が良いでしょう。むやみやたらに怒鳴りつけたりするのも、相手の心を傷つけてしまいますからね。

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目を皿のようにする

【漢字】目を皿のようにする 【読み】めをさらのようにする 【意味】丸い皿のように大きく目を開けて注意深く見る様子。 【例文1】目を皿のようにして目的地を探す。 【例文2】お見合いパーティで目を皿のようにする。 【例文3】目を皿のようにして捜索する。 私は既婚者です。妻と子供がいますが、最近妻との関係がぎくしゃくしています。例えばこちらが別に怒らそうとして言っているのではないのに、目を皿のようにする事があります。いわゆる強烈に私にくいかかってくるのです。そんなに目を皿のようにして怒らなくてもいいのにと思いますが、時には手足が出ます。その度に情けなくなります。どうして妻からそんなに罵声を浴びせられて手足まで出されるのか。私も妻も48歳になります。この歳になると更年期障害が出て来るのでしょうか?この頃になると情緒不安定になるとは聞いています。若い頃はそうではありませんでした。思いやりがあって優しくて、美味しい料理を作ってくれていました。今では人間が変わった様になりました。時に罵声や手足をだされ、突然手足が飛んで来る。1度心療内科でも精神科でも受診させたほうが良いのかとさえ思ったりもします。妻の顔は目を皿のようにして、まるで怒った形相は般若のようです。自分としては耐えているつもりですが、本当に辛い毎日を送っています。子供もいますが子供にも目を皿のようにして怒まくっています。あの優しかった。時代に戻って欲しいです。

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目を凝らす

【漢字】目を凝らす 【読み】めをこらす 【意味】じっと見つめる。喰い付くように見つめる。 【例文1】婚活パーティで目を凝らしながら参加者を見渡す。 【例文2】お見合い相手の目を凝らす。 【例文3】目を凝らしながら観戦する。 それはお風呂上がり。 わたしのスキンケアはとってもエコ。 化粧水?乳液?オイル?そんなの使ったことがありません。 お風呂上がりにハンドクリームをぬりぬりする、それだけで明日の朝の肌のコンディションが全然違うんです。 もっちり、しっとり潤いまくりなんです。 ただ、ハンドクリームにはほんの少しのこだわりがあり、少しお高めのものを使っています。 そのいつものハンドクリームを手に取り顔にぬりぬり・・・ その日もいつものようにいつものハンドクリームを手に取り顔にぬりぬりしていました。 と、「あれ?これなんだ?」目を凝らすとわたしの右のほっぺたに・・・ シミができているではないですかー! なにこれいつからあるの? 今日?昨日?さっき?それともずっと前からここにあったの? そのショックたるや・・・ 皮膚を伸ばしてみたりつまんでみたりしてみましたが、消えるはずもなく・・・紛れもなくシミです。そりゃそうだ。シミです。 目を凝らして気付いてしまったシミ。 目を凝らさなくとも目に付くシミ。 さっきまで気付かなかったはずの、憎きシミ。 エコなスキンケアしかしていないから、ハンドクリームで肌ケアをしているから、こうなるのも当然ですわな・・・

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目をくらます

【漢字】目をくらます 【読み】めをくらます 【意味】他人が見ても分からないようにする。人の目をごまかす。 【例文1】捜査の目をくらます。 【例文2】丸顔を化粧で目をくらます。 【例文3】プリクラを加工で目をくらます。 最近、Youtubeの実況動画でよく見ているゲームがあります。デッドバイデイライトというゲームで内容は簡単に言うと鬼ごっこ。 ただし、鬼は凶悪な殺人鬼なので捕まると処刑されてしまいます。被害者というか鬼から逃げる逃亡者は全部で4人。 つまり合計5人のプレイヤーがひとつの部屋に集まるオンラインゲームということですね。 このゲームの鬼はひとりではなくて、何人かのキャラクターから選ぶことができます。中には有名なホラー映画とのコラボでやってきた鬼もいて、みんなとてつもなく強いです。逃亡者側は絶対に鬼を倒せないシステムで基本的には逃げるだけ。 でも、彼らにも弱点があってそのひとつがライトです。逃亡者は懐中電灯を手にして鬼ごっこに参加することができます。 そして懐中電灯の光を鬼の顔にあてると、目をくらますことで逃げ切ることができるんですね。 この方法は自分以外の逃亡者が捕まった時にも有効で、ライトをあてて目をくらますと、鬼は処刑部屋に連れて行こうとして抱えていた(運んでいた)逃亡者を落としてしまいます。 落とされた逃亡者は動くことができるようになって、自由の身になれるというわけです。 ゲームの世界ではありますが、ライトで目をくらますだけで人の命を救えるなら、ちょっとチャレンジしてみようという気持ちになりますね。 もちろん現実世界では絶対にやりたくないですが…。

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目を配る

【漢字】目を配る 【読み】めをくばる 【意味】注意してよく見る。 【例文1】新人の作業に目を配る。 【例文2】患者に目を配る。 【例文3】生徒に目を配る。 どのような職業でも、目を配る事は大切です。 中でも人のお世話をする職業の人は、必要以上に目を配る必要があるのです。 そんな職業の一つに、看護師があります。 看護師は医師の指示の元、患者さんの治療の手助けをします。 医師は患者さんの病気やけがの治療だけすればいいのですが、看護師は患者さんの身の回りのお世話までしなければなりません。 ですからある意味、医師よりも看護師の方が責任が思いと言えます。 医師といえども人間ですから、間違った指示を看護師にする事があります。 それをそのまま医師に指示をされたからと言って、看護師が患者さんにしてしまったのでは、下手をすると患者さんは生命の危機にさらされる事があるのです。 ですから看護師は医師に指示された事をしっかりと頭で把握して、医師の指示が間違っていないか判断する必要があります。 患者さんは医師や看護師に言われるがまま治療を受ける訳ですから、医師だけでなく、看護師も患者さんに必要以上に目を配る必要があるのです。 また人のお世話をする職業としては、介護や保育がありますが、これらの職業に携わっている人達も、お年寄りや障碍者の方や子どもたちに必要以上に目を配る事が大切です。 必要以上に目を配る事は大変なことかもしれませんが、人のお世話をする仕事を職業としている以上、がんばってもらうしかありません。 十代のときに、クラフトを学べる学校に一時期行っていたことがあります。そこの先生方は、生徒たちともメールアドレスや電話番号などの連絡先を気軽に交換するような、非常に距離の近い方々でした。人生相談、恋愛相談なんかも乗っていたみたいでした。また、遅刻している子や無断欠席をしている子に電話をかけて、起こしたりすることもあるくらいでした。 さて、その学校の同じクラスにいた男の子で、体験入学に来た高校生などが「かっこいい」とちょっと騒ぐくらいのイケメンがいました。その男の子は好きな女性がいたので、恋愛相談を歳の近い女の先生にしていました。別の教室を借りて連日相談していたのですが、それを見ていた女子たちが嫉妬してしまったのか、「あの人(女の先生のことです)、〇〇君(イケメン男子)と話してるとき、ふだんの顔と全然違うんだけど」と、イライラした様子で文句を言っていました。先生は若くて当時20代半ばくらいだったので、多分、二人の関係を勘違いしていた子も多かったと思います。 男の子は純粋に恋愛について年上の人に意見を聞きたいと思って相談していたのでしょうが、先生が生徒たちに目を配るからこぞ起きてしまった誤解だったなあ、という思いがしました。

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目をかすめる

【漢字】目をかすめる 【読み】めをかすめる 【意味】人に気づかれないようにコッソリ何かをする。好ましくない行動に使う。 【例文1】妻に散歩に行くと目をかすめてパチンコ屋に行く。 【例文2】目をかすめてサボる。 【例文3】目をかすめてお菓子を食べる。 目をかすめるとは他人が見ていないところで密かに何かを行うことです。 こっそりという意味合いが含まれているのであまりいい意味ではありません。 皆さんも子どもの頃など一度は経験したことではないでしょうか? 私は子どもの頃、ピーマンが苦手でご飯にピーマンが入っているとお母さんの目をかすめて細かくしてばらしたり、ごみ入れに捨てたりしていました。親になった今、子どもには好き嫌いなく栄養があるものを食べさせたいというお母さんの気持ち今ならわかります。お母さんあの時は嫌いな野菜を捨ててごめんなさいと言いたいです。 旦那さんはストレスがたまると私の目をかすめてパチンコにいってるみたいです。自分の小遣いで行っていて、大負けする事もないみたいですので、多めに見ています。 今1歳の下の子どもに手がかかりきりで、上の子が甘えん坊になりました。いわゆる赤ちゃん返りですね。私の目をかすんで弟が飲んでいるミルクを飲んだりしています。そんな時は怒るのではなくかまってあげるのが大切だと聞いたので、一緒に遊んで抱きしめてやっています。

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目を掛ける

【漢字】目を掛ける 【読み】めをかける 【意味】大変気に入って注目している。 【例文1】彼の仕事ぶりは真面目で目を掛ける。 【例文2】スカウトマンが彼女に目を掛ける。 【例文3】秘書に目を掛ける。 目を掛けるとはだれかを気に入ってかわいがることです。 私は中学を卒業して16の時から建設現場で働いています。 卒業したては近所のコンビニで深夜働いていましたが給料がもっといい現場に誘われ、建築現場で働いています。 給料はいいですが、危険な作業もつらい作業もありました。しかし今更接客業の給料なんてやってられないと思いずっと10年頑張っています。今では5人従業員を抱えてそれなりにいい暮らしができています。結婚して嫁さんももらい嫁さんは会社の経理など事務全般を担当してくれています。大口の仕事が入れば夜勤も休日出勤もあります。自分も10代も頃はそうでしたが、遊びすぎて遅刻をしたものです。今の従業員も10代が多く、中には17歳のパパもいます。やんちゃな子もいますが、おとなしい子もいます。仕事振りは真面目です。1日も休んだりさぼったりしたことがありません。休憩や移動はいつも黙って携帯を見ています。そのおとなしい子はこの世界でやっていけるのだろうかと気になっていましたが、なにせ仕事ぶりが真面目なので目をかけています。胸のうちをきくと自分もいつか独立して会社を持つという夢を持っていました。

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目を落とす

【漢字】目を落とす 【読み】めをおとす 【意味】視線を下に向ける。 【例文1】意中の子と目が合い、目を落とす。 【例文2】恥ずかしくて目を落とす。 【例文3】授業中先生にあてられそうで目を落とす。 みなさんは霊感や霊の存在を信じますか? 友達のお母さまにすごく霊感の強い方がいて、はじめは半信半疑だったのですが、だんだん信じられるようになりました。 たとえば、部屋の中を幽霊が通っていくのをときどき見られるそうです。霊感の強い人はそういうのに慣れているのかと思われがちですが、霊がいきなり現れるのでびっくりされることも多いのだそうです。 また、前世を夢で見ることが多いとおっしゃっていました。ヨーロッパ系の男性が夢に出てきて、住んでいた部屋なんかも分かったそうです。それを前世を透視できる方にきちんと見てもらったところ、内容を話してはいないのに同じ結果が出たらしいです。 さらに、人がなくなる前に知り合いなどに会いに来るという話は有名ですが、そのお母さまはご親戚が目を落とすことになる前に、蝶になって現れたところを見ています。一匹の蝶がやたら周りを飛んでいてまとわりついてくるので、羽を見てみると何となくそのご親戚を思わせるような柄をしていたのだそうです。しかしそのときには分からずに、追い払ってしまいました。 あとでご親戚の訃報を聞いて、お母さまは「あのときの蝶はそういう意味だったのか。追い払わなければ良かった」と後悔したそうです。 目を落とすとは、視線を下に向けるという意味は知っていたのですが、死ぬとか落命するという意味もあるんですね。 はじめて知りました。 日頃は、メモに目を落とすという風に使うので、まさか命を落とすなんて、大それた意味合いがあるとは思わなかったです。 私の想像ですが、下ばかり見ていたら後ろから襲われても気づかれないから、昔だったら盗賊や野生の動物に襲われたりして確かに危険にさらされることはあったかもしれないですね。 周りに気を張っておくのは大事ですよね。 最近だと、歩きスマホが危険ですよね。 スマホで操作していたら、周りが見えなくなって道路での歩きスマホとか本当に下手したら事故して死んじゃいますよね。 スマホを見ていたら、後ろから自転車が来ていても気づかなかったり信号が見えてなくって本当に危ないです。 特に、自転車に乗りながらスマホを操作するなんて自殺行為なんで本当にやめて欲しいですよね。 また、イヤホンをして音楽を聴いている人も危ないですよね。 周りの音が聞こえなくて、危機察知が遅れてしまいますよね。 なので、いいイヤホンはものすごく耳にフィットするのでノイズをカットすることもできるのですがあえて安全のために外の雑音も聞こえるように設定できるものもあるみたいですよ。

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目を覆う

【漢字】目を覆う 【読み】めをおおう 【意味】とても無残な光景で見ていられない。 【例文1】目を覆う震災跡地だ。 【例文2】目を覆う事故現場に遭遇する。 【例文3】台風の爪痕は目を覆うものだった。 私は大の動物好きで、人間よりも動物の方が好きなのでは?と思うくらい愛おしくてたまりません。 特に猫を飼い始めてから動物への想いはさらに強くなり、動物虐待の話を聞くたびに、自分の家の猫と照らし合わせてしまい悲しい気持ちになります。 ニュースでは、動物が死んでいるシーンをぼかして映らないようにしていますが、それでも目を覆いたくなりますね。 映像ではなく、話を聞いただけでも目を覆いたくなる思いです。 また、虐待ではなくても、動物の弱肉強食の世界をテレビで観てるのも辛いです。 例えば、ライオンがシマウマを捕って食べてしまうなど、動物界では生きるためには仕方のないことだとわかっていても、そのようなシーンが出ると直視できず目を覆ってしまいます。 テレビで野生のライオンなどが出てくると「これはもしや獲物を狙っているシーン?」と悟り、前もって目を覆う準備をしています。 それから車の運転中、交通事故にあって死んでいる動物を見た時も目を覆います。 遠目で「何か死んでいる…」とわかるので、絶対に直視せず見ないふりをします。 死んでいるのも見たくないですが、痛みなどで苦しんでいる姿にも目を覆いたくなりますね。 全ての動物が自分の飼っている猫と連想されて、可愛そうで仕方ないのです。

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目を奪う

【漢字】目を奪う 【読み】めをうばう 【意味】素晴らしさに見とれる。 【例文1】クリスマスのイルミネーションに目を奪う。 【例文2】立派な晴れ着姿に目を奪う。 【例文3】庭のバラ園が通行人の目を奪う。 先日、久しぶりに美術館に行きました。そういえば最近忙しくて全然行けてなかったなぁ…と思いつつのんびり見ようと思ったのですが、目を奪うような美しさの絵画に一目惚れをしてしまいました。誰もが知っているような有名な画家ではなく、私も初めて知ったのです。でも他の人は皆さん展示の目玉となる絵画を見に行っていたのですが、私はこの絵の前から動くことが出来ませんでした。 自分自身そこまで芸術的なセンスがあるとは思っていません。美術館や博物館に行くのは好きです。純粋に面白いな、綺麗だなと色々感じることは好きだからです。凄いと思う絵はあっても、どこが素晴らしいだのと批評もしません。こんな私が魅せられてしまったからこそ、逆に不思議な魅力があるのかもしれません。 帰宅してからインターネットで調べてみたのですが、私と同じようにコアな魅力を感じるファンの方が多いみたいです。ファンタジーっぽい、綺麗な油絵。特に珍しいものではありません。でも、本当にこの絵がすごく輝いて見えたのです。何かに没頭する人というのは、こういう感じ方をするのでしょうか。本当に目を奪うんです。 同じ作者の他の絵も調べてみたのですが、やっぱりあの絵がすごく素敵で。何だか不思議な経験ですが、こういう気持ちも大切にしていきたいですね。

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目を疑う

【漢字】目を疑う 【読み】めをうたがう 【意味】見間違いかと思うほどびっくりしたり信じられない様子。 【例文1】40キロも痩せて本当に同一人物かと目を疑う。 【例文2】痩せて綺麗になって目を疑う。 【例文3】芸能人そっくりで一瞬目を疑う。 上京してきて驚いたことはたくさんあります。 例えば人の多さ。 いつ、どこに行ってもたくさんの人がいます。 「今日はお祭りかなんかあるのか?」と最初はいつも思っていました。 もちろんお祭りでもイベントでもなく、いつも通り人が多いのですが・・・ 人の多さによる蒸し暑さにも驚きましたし、人の多さからくる慣れ・・・パーソナルスペースの狭さにも驚かされました。 こちらの方は満員電車に慣れているからか、パーソナルスペースが狭めなように感じます。 そう混んでいない電車の中でも至近距離でこちらを向いて立たれることがあり、気持ちの悪さを感じることが多くあります。 その、東京ならではの人の多さからくる驚きの連続の中に虫問題もあります。 恐らく東京には人が多いため、虫も人慣れしているのではないか、というのがわたしの見解です。 地方にいた頃、コバエは白い場所、明るい色のところに集まる習性にある印象がありました。 ですが、東京のコバエは人の顔の周りや人に集まるような印象を受けます。 人に慣れているような、そんな感じがしてなりません。 顔の周りをうろつくコバエに上京したての頃は目を疑うばかりでした。 そんなに大胆なコバエをこれまで見たことがなく、衝撃だったし大嫌いです。

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目もくれない

【漢字】目もくれない 【読み】めもくれない 【意味】何の関心もない。見向きもしない。 【例文1】美人以外には目もくれない。 【例文2】3高以外は目もくれない。 【例文3】勉強には目もくれない。 世の中には、他のことには目もくれないで夢中になれる趣味を持つ人が少なくありません。 私の友人にも、食事や寝る時間を忘れて絵を描いているという人がいます。 日中は仕事に出かけ、帰宅後に寝食を忘れて描いているというのですから、体力も必要になるでしょう。 翌日の仕事に差し支えるのではないかと心配にもなりますが、 満足できるものを描くためには、画材などを選ぶ必要があり、 そのためには仕事もしっかり頑張らないと、絵を描く楽しみもなくなってしまう、と笑います。 私自身は、学生の頃から、何かに夢中になるということがなかったような気がします。 もちろん、映画を見たり本を読んだり、ライブや舞台を見に出かけたりはしましたが、 どれも他のことには目もくれないで打ち込む、というほどではありませんでした。 一時期夢中になっても、しばらくすると飽きてしまう、という癖もありました。 こんな私には、夢中になれる趣味を持つ友人が、とてもかっこよく、楽しそうに見えます。 他のことには目もくれないで夢中になって仕上げたからこそ、 満足のいく絵が出来上がったときには、大きな達成感があるのでしょうし、 そうでなかったときには、自分に対する悔しさでいっぱいになるのでしょう。

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目も当てられない

【漢字】目も当てられない 【読み】めもあてられない 【意味】あまりにもひどい状態である。 【例文1】目も当てられない散乱した部屋。 【例文2】目も当てられないほどの事故現場。 【例文3】目も当てられないほどの台風のつめ跡。 見るにたえない状況や、見るに忍びないできごとに遭遇した時、「目も当てられない」という表現を使うことが良くあります。 先日、大学生の知り合いと話していた時、彼はこんなふうに使っていました。 「序盤から一方的な展開で、目も当てられない試合でしたよ」 前日に彼はプロ野球の試合を見に行ったのですが、ひいきのチームが大敗した感想を、そう表現したのです。 こうした慣用句や言い回しは、若い人はあまり使わなくなっているように感じますが、この表現は現役バリバリの言葉と言っていいでしょう。 私は個人的に「大人語」というものがあると思っています。子どもはまず使うことがなく、大人どうしで使うとそのニュアンスが的確に伝わる言葉のことです。 「目も当てられない」というのは、まさにその大人語の代表例ではないでしょうか。 先ほどの大学生の例で言うと、「見てられないひどい試合でしたよ」というよりも「目も当てられない試合」と言った方が、彼のなさけない気持ち、悔しさが強く伝わるように思います。 「当てられない」という動詞の使い方がちょっとひっかかるところに、この言葉の持つ力があるのかもしれません。 おそらくこの場合の「当てる」というのは、対象物に視線を当てるということなのでしょう。対象物に触ることを「手を当てる」と言いますが、そのように視線を直接対象物にぶつけることを「当てる」と表現したのだと思います。

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目星を付ける

【漢字】目星を付ける 【読み】めぼしをつける 【意味】こうであろうと予測する。おおよその見当を付ける。 【例文1】犯人の目星を付ける。 【例文2】ここの立地は良いと目星を付ける。 【例文3】予算の目星を付ける。 「目星をつける」とは、大体こうだろうと見当をつけることや目標にすることを指します。この言葉の由来は「目星」とは昔は「目印」と同じ意味で使われていて「目印をつける」から見当をつけるの意味になったとされています。「印」が「星」になったのは、的の中央につける印が星のように見えたことからだとされています。 使い方としては「犯人の目星をつけてから捜査を進めるようにする」「買い物に行く時はお店の目星をつけてから行くようにしている」などと言った使い方が出来ます。 私は普段欲しい家電がある時、最近は家電の種類も多く何も決めずに買いに行くと時間がかかり結局買うのをやめたり、もうこれでいいやとなって後悔したことがあるので、まず家でネットを利用しメーカーや欲しい機能などを詳しく調べ、ある程度の目星をつけてから電機屋さんに行くようにしています。私はどちらかというと慎重な方なので家電によらず洋服やバックなどもある程度目星をつけてから買うようしています。そんな買い方をするようになってから買い物であまり失敗したことがありません。 目星をつけるとは様々なシーンで使うことが出来、何事も目標を絞ってから行動したほうが要領よくいきますよ。

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目鼻が付く

【漢字】目鼻が付く 【読み】めはながつく 【意味】人形に目と鼻を付けると大体の完成イメージが湧くように、うまく見通がつくという意味。 【例文1】立地条件がそろって起業の目鼻が付く。 【例文2】商談成立の目鼻が付く。 【例文3】3D画像で目鼻が付く。 「目鼻が付く」というのは、たいへん面白い表現ではないでしょうか。 「今回の仕事も、これでようやく目鼻が付いた」とか、「君の努力のおかげで、なんとか目鼻が付いたよ」というように使われます。「大体の見通しがつく」とか「やっていることが成功できそうな見通しになった」という意味と考えていいでしょう。 しかし、どうしてそれが「目鼻が付く」なのか。これは、絵画や彫刻、人形制作など、人間の顔を表現する場合に、目と鼻を付けると、その表情がおおよそわかることに由来しているようです。 なるほどと思いますが、私はふと、「そうだとすると、『目鼻』よりも『目口』にした方が、より適切な言葉になるのでは?」と思いました。人間の顔のパーツの中で、表情をもっともよく表すのは目と口でしょう。 例をあげます。さくらももこの『ちびまる子ちゃん』。主人公のまる子の顔には鼻が描かれていません。親友のたまちゃんも同様です。改めて調べてみたところ、まる子ちゃんの一家の中で鼻を描いてあるのはおじいちゃんだけ。 他の家族は全員「鼻なし」なのです。 つまり、人間の表情は、鼻を省略してもじゅうぶんに表現できるということ。逆に、「鼻を省略することで、その人のイメージを明瞭にする技法もある」ということができるでしょう。 しかし、口を省略してしまうと、表情がわかりにくくなくなってしまいます。ですから、「目口が付く」にした方が、言いたい意味がよりはっきり伝わるように思うのです。

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目は口ほどに物を言う

【漢字】目は口ほどに物を言う 【読み】めはくちほどにものをいう 【意味】言葉に出さなくても目の動きでわかる。 【例文1】彼はあんな強がっているけど目は口ほどに物を言うからすぐ嘘だとわかる。 【例文2】羨ましいだろう。目は口ほどに物を言うからな。 【例文3】嘘つけ、目は口ほどに物を言うよ。 目は口ほどに物を言うというのは、口で直接言わなくても目でも感情を伝える事ができるという事です。口で物を言う言うというのは、言葉で伝えるということです。言葉で伝えると言葉を発している人の意志や感情が直接的に伝わってきます。言葉で伝えると、聞き手のとらえ方は文字通りのとらえ方になります。誰でも言語が表すその意味だけを理解することになるのです。どちらかと言うと、言葉を発した人が主導している伝え方です。一方、目でものが言えるかというと、シチュエーションによっては十分に相手に伝える事が可能です。たとえば、よく言われるのが、目が笑っているとか目が怒っているとかです。 つまり、口ではそう言いながらでも目は、笑っているとか、怒っているとかです。受けとり手が言葉で受け取っているにも関わらず、相手の目をみてさらに真意を読みとろうとしています。言葉を理解していながら、さらにその真意をさぐるというこっけいな状況が生まれます。目で物を言うという場合は、受けとり手側の勝手な想像を掻き立てて、言葉を発した人が主導している以上に受けとり手が真摯に受取ったり、大雑把に受けとったりしてしまいます。まさしく、目は、口ほどに影響力を持ち、物を言うのです。ですから、言葉を発しなくても目だけである程度の感情やシグナルを伝える事ができるのはいうまでもありません。

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 目の前が真っ暗になる

【漢字】目の前が真っ暗になる 【読み】めのまえがまっくらになる 【意味】絶望的でどうしたらいいかわからない状態。 【例文1】妻に逃げられ職も失い、目の前が真っ暗になる。 【例文2】会社が倒産して目の前が真っ暗になる。 【例文3】詐欺に遭い、目の前が真っ暗になる。 タバコの自動販売機の補充の仕事をしていた時の事です。タバコの在庫は地下の重い扉のある倉庫に保管されていました。販売機が何か所にもあって、種類もかなり多かったので、いつも大きな台車に乗せて運んでいました。その日は、月曜日で特に補充が多く、たくさんのタバコを手押し台車に乗せました。倉庫から出る時に扉は自動的に閉まるようになっていた為、体で開けた状態にして台車を外に出し終わって、体を扉からずらしました。すごくすごく重い扉です。結構な勢いで閉まりました。その時なぜか、、体はずらしていたのに、足だけ扉が閉まる場所に残っていたのです。運悪く、扉の下には少しばかりの隙間があったため、つま先が残った状態で扉が閉まってしまったのです。 一瞬何が起こったのかわかりませんでした。足はすぐに扉から抜けましたが、しゃがみこんだまましばらく動けずにいました。どれくらい時間が経ったのかもわかりませんが、立てる事を確認して台車を押して仕事を再開しようと思いました。痛みはありましたが、歩けないほどではなかったからです。ところが歩き始めると段々と辺りが暗くなって来たのです。少しずつ少しづつ暗くなって、終いには周りはもう何も見えない状態になりました。それでも気を失う訳ではなく、やっと座れる場所にたどり着きました。希望を失った訳でもないのに、目の前が真っ暗になった実体験でした。

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目の保養

【漢字】目の保養 【読み】めのほよう 【意味】美しいものを見て楽しむ。 【例文1】可愛い子ばかりの部署で目の保養になる。 【例文2】ウインドウショッピングが目の保養だ。 【例文3】ビーチでの女性は目の保養だ。 たまには目の保養も必要 私は素晴らしい風景や美しい人やカッコイイ人を見ると、それが目の保養になります。 しかし、普段の生活を送っているだけでは、なかなかそういう光景に出会うことがありません。 私は毎日テレビを見ますが、その中でも目の保養になるような映像はほとんど見ないような気がします。 意識して紀行番組や美しい自然の風景を紹介するような番組を見なければ、目の保養になったと思うことは少ないと思います。 いつも目の保養をしていては、逆に目が肥えてしまうかもしれません。 芸能界では美しい女性が大勢います。 一般社会ではそういう光景はまずあり得ないことです。 美しい女性が当たり前になってしまうと、さらに美しい女性でないと満足できなくなってしまうのではないかと思います。 人は外見だけで判断してはいけないのですが、やはり美しい人やカッコイイ人がいれば、思わず目を奪われてしまっても仕方がないと思います。 それは一種のトキメキのようなものなのかもしれません。 最近はそういうときめくことが少なくなったように思います。 たまには目の保養になるような、美しい人やカッコイイ人に出会ってみたいものです。 また、息をのむような絶景を見て、目の保養を行い、心を浄化していきたいです。

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目の毒

【漢字】目の毒 【読み】めのどく 【意味】見ない方がいいもの。 【例文1】ダイエット中にケーキは目の毒だ。 【例文2】スマホの普及で目の毒な情報が増えた。 【例文3】子どもには目の毒。 現代は自分で見たくなくても目に入ってくるものがたくさんあります。 その中には明らかに目の毒になりそうなものも存在します。 情報化社会になり、簡単にいろいろな情報を入手できるようになりました。 しかし、それと同時に必要のない情報も勝手に入ってくることがあります。 そのため、自分に必要な情報を取捨選択していく必要があります。 しかし、時にはあまりにも不要な情報が多すぎるような気がします。 ある程度分別の付く年齢になれば、自分で必要な情報だけを選択していくことができますが、子どものうちはいろいろなものに影響されやすくなってしまうかもしれません。 その為、中には目の毒だということも良く分からずに、またはそれを知っていてもつい見てしまう可能性もあります。 情報過多の現代では逆に目の保養になるような情報を選び出していく方が難しいかもしれません。 時には怖いもの見たさの興味本位でうっかり見てしまった物が、必要以上に目の毒になってしまうこともあります。 現実社会にがっかりすることを少なくしていくためにも、できるだけ目の毒になるようなものは避けて行きたいものです。 そして、できるだけ目の保養になるようなものを選び、または選ばなくてもそういった物が多くなるような社会になることを期待したいです。 ちょっとした食べ過ぎで直ぐに体重に反映してしまう私は、頻繁にダイエットを繰り返しています。 食べ過ぎで体重が増えてしまうので、食事制限に因るダイエットをしています。 そんな食事制限でダイエットをしている私にとって、目の毒と思える番組があるのです。 それはグルメ番組です。 人と言うのは基本的に美味しいモノを食べる事が好きですから、視聴率が取れると思って、各テレビ局は様々なグルメ番組を放送しています。 ラーメン特集、スイーツ特集など、ありとあらゆるグルメをこれでもかと番組で紹介します。 この様なグルメ番組は食事制限をしている者にとって、これほど目の毒と呼べるものは存在しません。 ですから出来るだけ、このようなグルメ番組は見ないように心がけています。 しかし見ちゃいけないと思えば思う程、このようなグルメ番組は見たくなってしまうものです。 なので私も我慢しきれずに、ダイエット中にグルメ番組を見てしまう事があります。 食事制限中においしそうなモノを見ると、尚一層おいしそうに見えてしまいます。 ですから大概、グルメ番組を見た後は我慢できなくなり、美味しいモノをたらふく食べてしまうのです。 そうして、ダイエットが失敗してしまいます。 私はこんなことの繰り返しで、中々ダイエットが成功しません。 ダイエット中の者にとって目の毒となるグルメ番組を、放送しないでと言いたくなってしまいます。

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目の付け所

【漢字】目の付け所 【読み】めのつけどころ 【意味】評価する際の特に注意すべき点。 【例文1】さすがブランド好きの彼女は目の付け所が違うね。 【例文2】わかるに人はわかる。目の付け所が違うよね。 【例文3】よく見てるね。目の付け所が良いよね。 目の付け所がいい人は、商品選びの時だけではなく、人を見抜く力にも優れていると思います。私はどちらかと言うと、目の付け所が悪いタイプで、何かを選ぶ時などは失敗するケースが多いです。 私が働いている職場に新しい営業が入り、見た目から優しそうで気弱な雰囲気を出しているので、営業には向いていないと思いました。 その新人を採用した人は、彼なら結果が出せる!と言って、採用して良かったと喜んでいました。 新人は中途採用で、以前も営業職をやっていたとのことで、ある意味即戦力にはなるかなと考えていたら、入社1週目の営業成績が営業所内でいきなりトップでした。 見た目と実力のギャップがあり過ぎて、私なら採用していなかったと思いますが、採用した担当者は、目の付け所がいいんだなと実感しました。 その新人の採用担当者に、採用した決め手は何か聞いてみると、弱腰過ぎる対応の仕方に違和感を感じたからと言っていました。 それを聞いた時、目の付け所が違うなと思いましたが、見抜く力には得意不得意の分野があるようで、彼と昼食に行くと違うメニューにすれば良かったと、後悔する時が多々あります。 それを考えると、経験があってこそ目の付け所が良くなっていくのかなと思います。 世の中を渡る方法というのは色々とありますが、自前で商売をしていく場合においては何よりも目の付け所が大事になります。これは業種によってまったく違うことではありますがとにかく人と違った視点があると何かと役に立つことがあります。これが本当に難しいことであり、特に言えることは誰も目をつけなかったから意味があるわけでもない点です。潜在的な需要を掘り出すとかそうしたことであればよいのですが、変ったところに目をつけてもそれが必ずしもよいことであるとは限らないわけです。天才には奇人が多いですが、奇人が天才であるわけではない、といったことと同じです。例えば女性的な視点とか子どもの視点とか誰か、自分以外の属性の人の視点として物事を考えられることは一種の才能でもあります。自力でそうなる人もいますし、例えば統計やアンケート結果などから目の付け所を上手く変えられる人もいます。今までの経験から様々な視点で見ることができる人もいるわけです。奇抜な発想というのは男性が女性の視点から見て発想してみたり、あるいはその逆であったりとその人の属性以外の視点から生まれることが意外と多いです。そんな人が奇人とか天才とか言われるタイプなのです。

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目の黒いうち

【漢字】目の黒いうち 【読み】めのくろいうち 【意味】瞳が黒いという意味で生きているうち。 【例文1】ワシの目の黒いうちは勝手な行動は許さん。 【例文2】目の黒いうちに嫁さんをもらってくれ。 【例文3】目の黒いうちに孫の顔を見せてくれ。 一昔前の親父が言う言葉で、目の黒いうちというのがありました。 最近は家長である父親の存在も変わってきているので、この言葉もあまり聞かなくなったような気がします。 少し前にドラマの再放送を見ていると、父親像が随分と変わってきていると感じます。 今でもある一定以上、上の世代の男性は一昔前の父親像のままという人もいます。 しかし、若い世代を中心に、父親の意見は絶対的という意識はなくなってきていると思います。 それよりもむしろ夫婦共働きの家庭が増え、家事も夫婦や家族で分担して行う家も少なくありません。 また、家のことを決める権限も父親だけではなく、家族会議で決めるという家も増えてきているように思います。 さらに時代が進んでいけば、そのうち「私の目の黒いうちは許さん」という言葉も死語に近くなっていくのかもしれません。 私は男女平等が当り前の時代に育ってきたこともあり、親世代よりも上の世代との価値観のギャップを感じることがあります。 そのため、年配の人がいる場面では同世代や若い世代のやり方ではなく、年上の世代に合わせた対応が必要だと感じています。 父親の威厳がなくなってきはいますが、ジェネレーションギャップから来るさまざまな社会問題も浮上しています。 なかなか難しい問題ですが、お互いが思いやりの気持ちを持つことで、上手く納まることも多いのではないかと期待しています。 「私の目の黒いうちは好き勝手させないよ!」と言う台詞を一度はドラマや芝居で聞いたことがあるのではないでしょうか? この台詞の意味は死んだら白目をむくことが多いので「瞳の黒いうち」=「生きてるうち」ということです。 要は私が生きてるうちは好き勝手させないよ、という意味なんですね。 このように日本人は瞳の色や目に関わる言葉で様々な感情などを表現してきました。 例えば「白い目で見る(見られる)」ですね。冷淡な目つきで見る、蔑まれる、と言う意味があります。他にも「目の色を変える」「目を白黒させる」など聞いたことがあるのではないでしょうか? 日本人と同じように外国でも瞳の色で様々な表現をしている慣用句のようなものがあります。 「black eye」は直訳すると「黒目」「黒い目」ですが、「目の周りの黒いあざ」と言う意味があります。そこから転じて「恥」や「不名誉」という意味でも使われるそうです。なので黒い目を表現するときに「black eye」と言っても伝わらないので要注意です。 もし黒い目、と伝えたい時は「dark eye」が正しい表現となります。 またロシアでは「黒い瞳」はロシアでも最も有名なうたのタイトルにも使われ、その歌の中でロマの女性の煽情的な魅力の象徴として表現されました。 この歌だけではなく「黒い瞳」への情熱的な思いを描いた小説や詩が多く、ロシアの中では黒い瞳=抗いがたい魅力として認識されているそうです。 瞳の色、1つの表現でも国によって様々な意味があり面白いですね。

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目の敵にする

【漢字】目の敵にする 【読み】めのかたきにする 【意味】敵意を持つ。 【例文1】年下のレギュラーを目の敵にする先輩。 【例文2】彼女の才能を目の敵にする。 【例文3】反抗して目の敵にする。 「目の敵にする」とは特定の人物や存在を強く憎む、または嫉妬心を感じて敵と認認識する言葉です。多くは目に敵にされる側は恨まれる意識が薄く、嫉妬にも気づかないことが多い。世間の有名人などは不特定多数かた日々目の敵にされていることが多いこと、トラブルに巻き込まれてしまうことも少なくありません。 理不尽にも感じる事柄ですが、人間が生きていく中で嫉妬は無くなりませんし、残酷なようですが自然の摂理として上手く付き合っていくしかないと考えています。他国の外交をみてもそれは明らかで、どんなに素晴らしいグローバル化が進んでも目の敵にする存在が必ず現れます。かと言ってそのような存在を否定すれば何をするのか分からない状況なのです。社会の中でも理不尽さからくる恨み・妬みは消えることがありません。他者から見られる露出が増えていくと比例して知らずに目の敵にされていたこともあり、ますます理不尽さを感じますね。 敵視していた存在が実は無害だったことあって、勘違いから人生を破壊された方を何人も見てきました。直接関わりが無いのに目の敵にするのは非常に理不尽ですし、人の人生までも悪い意味で変えてしまうことも残酷です。理不尽な目の敵にされるという文化が改善されてほしいと思います。

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目の上のこぶ

【漢字】目の上のこぶ 【読み】めのうえのこぶ 【意味】目の上にこぶがあると邪魔なもの。自分より地位が上で邪魔である。 【例文1】上司が口うるさく目の上のこぶ。 【例文2】お局様が目の上のこぶ。 【例文3】本日は目の上のこぶが休みだ。 私の目の上のこぶは、ガレージにある古いバイクや自転車です。 若い頃はバイクが好きだったので、50ccのスポーツタイプや普通のスクーターなどを3台所有していました。また、サイクリングにもハマった時期があり、折りたたみタイプやスポーツタイプなどの自転車もガレージにあります。 しかし、最近は全く興味が無く使用することがまずありません。家族からは邪魔だから処分するように言われていますが、思い出や当時はお金をかけた物ばかりなので、手放せないで困っています。 バイクは1台処分したので、現在は2台だけですが、狭いガレージに私のバイクなどがある為、車の出し入れに不便を感じています。 私自身が目にする度に邪魔だなと感じているので、家族からするとかなり邪魔だと感じていると思います。放置してボロボロになっているなら、処分するか迷うことはありませんが、適度に手入れしていたので、微妙にきれいな辺りが処分に踏み切れない原因でもあります。 しかし、車があるとバイクを使用する機会がほとんど無いので、年内には処分したいと考えています。自転車に関しては、最近SNSなどでも販売できるようになったので、捨てるならそういった所を利用して、少しでもお得に処分したいと思っています。 ガレージがスッキリすれば、若いの目の上のこぶが無くなります。

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目の色を変える

【漢字】目の色を変える 【読み】めのいろをかえる 【意味】目をギラギラさせて興奮する様子。 【例文1】彼らは仕事が終わると目の色を変えて合コンへと繰り出した。 【例文2】女子部員が入部すると聞いて男子が目の色を変える。 【例文3】賞金が絡むとなると目の色を変える。 目というのは人の気持ち、感情が出やすい部位ですね。 目の色を変えるというように、目つきが変わったり驚きなど目に現れますね。 気持ちが沈んでいたら、目が死んでいると言われることもありますし逆に目が輝く瞬間というのもありますね。 特に小さい子は目がキラッキラになる時があって、例えば好きな食べ物を目の前にした時や新しい遊びを思いついたときに明らかに目が変わるんですよね。 大人の私からしたら、その純粋な目の輝きが眩しいぐらいです。 子どもは素直なので、輝きやすいですが大人だって目が輝く瞬間というのはありますよね。 八方ふさがりかと思っていたけど、全く違う発想で希望の光が見つかったときとか目が変わりますよね。 その瞬間ってやっぱり美しいですよね。 人が輝くというのは、素晴らしいことだなと思います。 ただ、出る杭は打たれるという考えがあるのか自分がうまくいっている姿を人には見せないほうがいいじゃないかという、謙虚すぎるっていう人がいるんですよね。 嫉まれたりするのが嫌だというのもあるんですよね。 でも、人が幸せな姿を見てさらに周りの人も幸せになるということも多いので自分の良さを周りの目を意識しすぎて抑え込んだり隠したりするのは勿体ないですね。 もっと、多くの人が自分の良さを出していってもいいと思います。 いい事で目の色を変える。例えば目の色を変えて勉強するなどはとてもいいことと思います。それだけ一笑懸命目の色を変えて勉強するのですから今よりも更に良い点数が取れることまちがいないと思います。目の色を帰るとは一生懸命よりもさらにわれも忘れてそれに打ち込むなどの一生懸命よりも上位の言葉に位置づけられると思います。何事も目の色を変えてことを成せば必ずしも良い結果が生まれると思います。野球の例えですが、あのイチロー選手は物凄く努力の人でした。いつも練習では目の色を変えて努力します。試合に臨む時も目の色を変えて試合に臨みます。あれだけの大記録を打ち立てたイチロー選手は並大抵の努力ではなく、目の色を変えた精神力と実践で超一流のスーパースターにまで上り詰めました。目の色を変えて取り組むことは自分以上の実力を出すものであると思います。先日亡くなった千代の富士も身体自体は相撲界では小さなほうですが強靭なハガネのような身体を目の色を変えて稽古に打ち込みました。結果、自分よりも大きな力士を投げ飛ばす。名横綱までに上り詰めました。なんでも良いからこれらのことを私も見習って目の色を変えて物事に打ち込むことが大事だと思います。

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目に物見せる

【漢字】目に物見せる 【読み】めにものみせる 【意味】相手に見せつけて思い知らせる。仕返しをする。 【例文1】30キロダイエットに成功して自分をフッた女に目に物見せる。 【例文2】出世して同期に目に物見せる。 【例文3】昔いじめた奴に目に物見せる。 目に物見せるとは相手に思い知らせる。制裁を与えるという意味です。 思い知らせる制裁を与える事で、生意気なやつに目に物見せてやるという意気込みを感じます。 かつてのライバルにわたしには目に物見せてやると燃えて受験に合格することができたのです。 2年生で、塾に通いだしました。塾の生徒は1年生から通いだしていますから、入会した私は少し遅れをとってしまいました。通知表から判断されて特別クラスに編入しました。試験では習っていないところが出題されて解くのに時間がかかるどころか白紙もありました。とても悔しかった事を今でも思い出します。結果はクラス29人中20番でした。習っていないにしろ初めてです。こんな下位の結果は。 とても悔しくて絶対に1番になって目に物見せると親に宣言しました。移動時間もお風呂の時間も暗記をしたり、休み時間は復讐をひたすら繰り返しました。 2ヶ月後の期末テストでは見事1番になりました。廊下に張り出された時は嬉しかったですが、クールを装いました。家に帰って両親とガッツポーズしました。

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目に物言わす

【漢字】目に物言わす 【読み】めにものいわす 【意味】目つきで気持ちを伝える様子。 【例文1】娘が目に物言わしてパパにおねだりする。 【例文2】妻の顔つきが目に物言わす。 【例文3】嫌だという顔つきが目に物言わす。 「目に物言わす」というのは「自分の言わんとすることや思いを、目で相手に伝える」という意味です。 一般的に人は相手とコミュニケーションをとるとき、単にその相手が発する言葉そのものからだけでなく、その人の動作や態度、そして視線というものからも敏感に感情を感じ取っています。そして、いくら言葉で何と言おうと、目からくる正直な気持ちというものは不思議なことに敏感に感じ取れます。嘘をついていたら目を見ればわかる、なんてことも言われますよね。 例えば、母親が我が子が悪意を働いたときなどに「目に物言わす」ということがあるでしょう。すぐに口に出して子どもに叱るよりも、ただ無言でいながらも母親は「自分の目に我が子へ伝えたい大切な思いを込めてじっと見つめ続ける」ことがあります。子どもがどのようにその状況を感じ取るかは不明ですが、確かにこのような場面などで「目に物言わす」という表現が使えますね。 私自身も経験がありますが、相手が何も言ってこなくてもその人の目を見れば怒っているのか、不満なのか、悲しいのか、感動しているのかなど、ありとあらゆるその人の感情や思いが自然と伝わってきます。人間ですから誤解して理解することもあるかもしれませんが、それほど目という機能は私たちのコミュニケーションにおいて大きな役割を果たしているということではないでしょうか。 我が家は一番上とその下が男ですが、その後に三姉妹が続いています。父方の祖父母と母方の祖父母も非常に仲が良く、元々父と母は幼馴染だったので行ったり来たりで育ちました。今日は私と妹は実家で、その他は祖父母の家でお泊り。誰が決めたわけではなく、このように行き来していたわけです。そして、みんなそれぞれ結婚して家庭を持ってからも、全員が同じ市に住んでいます。都内ですからちょっと珍しいかもしれませんね。 こういう状況になって改めて気付いたのが、母の眼力の凄さです。五人兄弟がそれぞれ結婚して、おまけに子どももいるわけですから集まるとすごい人数になります。幸い?父方祖父母の家が都内でもかなり広いので窮屈に感じることはありませんが、子ども達はやっぱり騒ぎますよね。私達の子どもの頃のように行ったり来たりは普段からしていますが、子どもの量が増えると賑やかさは何倍にも膨れ上がるのです。 そんな時、母が一喝するのが定番。私達が怒っても全然駄目なのですが、母が怒ると子ども達も静かになるのです。まさに目に物言わす眼力といったところでしょうか。私達と違って静かな一喝なのですが、それでも効果は抜群なんですよね。私もいつか目に物言わす眼力が手に入るのでしょうか。

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目にも留まらぬ

【漢字】目にも留まらぬ 【読み】めにもとまらぬ 【意味】とても速い様子。 【例文1】目にも留らぬ早わざで問題を解く。 【例文2】目にも留まらぬ速さでゴールテープを切る。 【例文3】目にも留らぬ見事なドリブルだ。 小さい頃、藤子不二雄先生のアニメが大好きでした。 たぶんわたしの小さい頃が一番藤子不二雄先生のアニメがたくさん放送されていたのではないかな、と思います。 今も現役猫型ロボットのドラえもん、普通の小学生、スーパーアイドル、猿、ぽっちゃりのお兄さんが世界を救うパーマン、普通の小学生がエスパーになるエスパー魔美、猿とも人間ともつかないゴルフがうまい猿人の話であるプロゴルファー猿、怪物目線のアニメ怪物くん、ちょっとうろ覚えのキテレツ大百科、オバケのQ太郎・・・わたしが一番心に残っているのは忍者ハットリくんです。 「目にも留まらぬ早業で~♪」とよく歌いました。 思えばわたしの歴史好きはここから始まったのかもしれません。 中学生になり、服部半蔵の存在を知った時、もしかして忍者ハットリくんのモデル!?とものすごい衝撃を受けたことを思い出します。 ハットリくんはいつもししまるというちくわが大好きな犬と一緒で、わたしはそのししまるが好きでした。 大人になってSMAPの慎吾ちゃんが実写版のハットリくんをやった時は、あの大きなぐるぐる目玉がそっくりかも!と思い、映画を見に行きました。 最近のアニメは詳しくないけれど、どれも同じような顔であまり魅力を感じないなーと思います。

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目に見えて

【漢字】目に見えて 【読み】めにみえて 【意味】確実に予測できる。 【例文1】素人が失敗する事は目に見えている。 【例文2】将来が目に見えてわかる。 【例文3】子どもの成長が目に見えてわかる。 私は小学校低学年の時、学校で朝顔を育てていました。 その時の私は朝顔なんか育てる事に全く興味がありませんから、朝顔の種をまいてから、適当に水をやるだけでした。 5,6日で朝顔は芽を出しました。 それから双葉を広げ、元気に毎日すくすくと育つ朝顔を見て、私はかわいいなと思えるようになってきました。 なんだか朝顔を育てるのが楽しくなり、水をあげるだけでなく、朝顔に話し掛けました。 その後もぐんぐん目に見えて朝顔は成長を続け、やっと花芽が出ました。 始め一つだった花芽は、その後二つ三つとその数を増やし、花芽でいっぱいになり、色が付き始めました。 ある朝起きてみると、花が一輪咲いていたのです。 私は嬉しくて仕方なくなり、母親にカメラを借りて写真を撮りました。 翌朝も花が次々に咲き、毎日のように写真を撮り続けました。 いつしか朝顔の花は咲き終わり、種を採取しました。 来年もまたきれいな朝顔の花が見たいと思い、この種を大事に採り保管しました。

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目に触れる

【漢字】目に触れる 【読み】めにふれる 【意味】自然に目に付く。 【例文1】スーパーで値引きシールが目に触れる。 【例文2】情報源が豊富で旬なものが目に触れる。 【例文3】おやつを子どもの目に触れる所には置かない。 最近の若い人たちには欲がないという話をよく聞きます。自分たちが若い頃はお給料を使い果たすくらいの勢いで、休みがあれば旅行に行ったり、スキーなどのレジャーに行ったりしていました。寸暇を惜しんで遊んだと言った感じでした。「あれがやりたい!これが欲しい!」といった欲がたくさんあってそのために仕事を頑張っていたところもあります。多分最近の若い人は堅実なのだと思います。きちんと仕事をしてきちんと貯金する。何も残らないことに対してお金を使わないといった感じだとおもうのです。 一時期私も子育てをしていた時期は物欲に駆られている暇がなくて、自分のことはさておきでお金を子どものために使っていました。いざ子育てがひと段落して自分のために時間とお金を使えるようになったのは良いのですが、すっかり欲がなくなってしまったのです。無駄にお金を使わなくていいのでそれはそれに越したことはないのですが、なんていうか生活にハリがなくてつまらなかったです。 しかし最近はまた服や時計など「アッこれ欲しいな!可愛いな!」と思うものが出てきました。ショッピングにいくと自分が目を付けたアイテムにばかり目が触れるようになりました。例えば緑色の服が欲しいとなると不思議と緑色の服や小物に目が触れるようになります。自分のアンテナというのでしょうか?不思議な現象だと思います。

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目には目を、歯には歯を

【漢字】目には目を、歯には歯を 【読み】めにはめを、はにははを 【意味】ハムラビ法典にでてくる有名な言葉。多くはやられたらやり返せという風に使われているが、本来の意味は過剰な報復の連鎖を抑制するための戒めの言葉である。 【例文1】目には目を、歯には歯をでやり返した。 【例文2】目には目を、歯には歯をで倍返しだ。 【例文3】目には目を、歯には歯をで体裁を下す。 「目には目を、歯には歯を」、御存じハムラビ法典がもとになっていることわざです。 最近、流行ったドラマの影響で似たような流行語で例えると「倍返しだ」ってのがパッと浮かんできたり、もう徹底的に痛めつけてやるって感じで脅しの文句として使われることが一般的ではないでしょうか。 しかし、このように復讐の時に仕返しにと言ったイメージやもっと強い報復に出るといった感じで使われるようになっています。しかしながら、もともとのハムラビ法典では、復讐法というわけではなく罪を罰する時にはそれ相応の同様の罰を与えるといった法体型なので、現代ならいざ知らず古代では、まあまあできた法律だとも言えます。 法律というのは、犯罪をなくすためのものであったり犯罪を防止するために作るわけですから、その時代や背景、政治等いろいろ絡みます。 罪を犯したら、罰さなきゃいけないというのが当たり前というか常識なのですが、ここら辺は現代でも難しいところだと思います。例えば、現在は死刑廃止の傾向ではありますが、維持している人や国もあります。それに反対している人も、それなりの理屈を持っているでしょう。ただ、死刑廃止が必ずしも正しい道とは限らないと思います。 命は簡単に奪ってはいけないというのがありますが、それ以上に命を奪った場合には、それ相応の罰が必要だしそうするべきだという考えのどちらが間違っているのかは簡単に論じられない難しさを持っているのです。 わたしたちは時に目には目を、歯には歯をという言葉を使い、やられたらやりかえそうとすることがあります。果たしてわたしたちはそれで本当に満足を得られるのでしょうか。やられて悔しかったこと、悲しかったことを怒りに変えて相手を攻撃するときに、きっと心は怒りに満たされているでしょう。叩かれたからすぐ叩きかえすような反応的なものであれば一瞬の怒りですみますが、どのようにやりかえすのかを考えているときに、怒りをたぎらせた状態が続きます。自分以外の人やもの、できごとに影響を受け心を怒りで満たし続けるのは精神的によいとはいえないでしょう。そして怒り続けると疲れます。もし自分がやったと思っていないのに、やりかえされたとしたら、自分はなにもしていないのにやられたと思うかもしれません。誤解からさらに新たな怒りを生みだすことになります。やられたらやりかえすは個人対個人であれば喧嘩ですが国対国になれば戦争になるかもしれません。個人対個人の平和があってこそ、国対国の平和があると思います。これからのわたしたちに必要なのは目には目を、歯には歯を精神ではなく、話し合いお互いわかりあおうとする精神ではないでしょうか。国や文化が異なれば価値観も異なるからです。

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目に入る

【漢字】目に入る 【読み】めにはいる 【意味】自分の視界に入る。 【例文1】店内を歩いているとセール品が目に入る。 【例文2】1月は振袖姿が目に入る。 【例文3】クリスマスシーズンはカップルがやたらと目に入る。 情報化社会では目に入るものが多すぎる 特に見ようと思っていなくても、突然あることが目に入ってくることがあります。 それは好ましいこともありますが、中にはそうでもないこともあります。 見なきゃ良かったというようなこともあります。 観ようと思ってみたわけではないので、見なきゃ良かったと思っても、見えてしまった場合は後悔しても仕方がないのだと思います。 しかし、変な好奇心で何かを見ようとして見てしまった時に、見なきゃ良かったと思うこともあります。 私が最近そう思うことが多いのは、ネットの検索サイトです。 検索サイトでは単に情報を調べるために開いているのですが、そこに掲載されているさまざまな見出しが目に入り、つい気になってしまうことがあります。 中には怖いもの見たさでその見出しをクリックしてしまい、見なきゃ良かったと後悔することも少なくありません。 そのような時は見た後の後味の悪さだけではなく、それに費やした時間を考えると、とても損をしたような気分になってしまいます。 その為、今は見出しが出ない検索サイトを利用するようになりました。 現代は情報社会で、あらゆる情報が溢れています。 特に見たくなくても勝手に目に入ってくる情報もたくさんあります。 そのような中で自分の必要な譲歩だけを選択していくのは、案外難しくなってきているのかもしれません。 それでもできるだけ有益な情報だけが目に入るようにしていきたいです。

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目には青葉山ほととぎす初がつお

【漢字】目には青葉山ほととぎす初がつお 【読み】めにはあおばやまほととぎすはつがつお 【意味】山口素堂(やまぐち・そどう)が初夏の季節を視覚・聴覚・味覚でとらえた俳句である。 【例文1】目には青葉山ほととぎす初がつおで、初夏は過ごしやすく楽しみがたくさんある。 【例文2】目には青葉山ほととぎす初がつおの食べ物がうまい。 【例文3】目には青葉山ほととぎす初がつおが待ち遠しい。 「目には青葉山ほととぎす初がつお」とは江戸時代に作られた、山口 素堂という俳人が作ったものです。 江戸時代には初がつおはかかぁを質に入れてでも喰うのが江戸っ子ってもんだ、と粋がって食べたものだと言われていますが、本当のところはどうだったのでしょう。 それくらい高いけれど初物だからという初物に対する思い入れがあったのかもしれません。 四季のある日本ならではの食のサークルがあります。 今ほど楽しみが多くなかった時代には、食べ物は大きな楽しみや喜びだったのでしょう。 「目には青葉山ほととぎす初がつお」には視覚、聴覚、味覚が盛り込まれています。 どれひとつ欠けても味気ない生活になってしまうのではないでしょうか。 この三つの感覚がすべて満たされているという俳句には、幸福感が感じられます。 人間にとっては、いろいろな価値観があるのですが、健康であるということは幸福を語る上でのベースにもなるものではないかと思われます。 この俳句はただその季節の事柄を淡々と詠んでいるようでいて、その時代の人々にとっての幸せが案外身近な感覚を満足させることだと言っているのかもしれません。 「目には青葉山ほととぎす初がつお」は今から300年くらい前、江戸の中ごろに山口素堂という俳人が詠んだ俳句です。 青葉・ほととぎす・初鰹という三つの単語に、五感から感じられた初夏が凝縮された作品です。 視覚で青葉、聴覚でほととぎすを感じたところで、初鰹の季節だなと思い至ったのでしょう。 生きている人間、動物にとっては食べることは命に関わる大問題なので思い至って当然です。 当然ではあるのですが、食べ物がオチというあたりに文化的な高尚さとはかけ離れた親近感がもてます。 正月・節分・ひな祭り・花見・端午の節句・田植え・七夕・お盆・台風・運動会・クリスマス、究極的には何もなくても酒飲みは酒を飲むようです。 さらには日本全国各県の美味しいものを酒を飲む理由にする歌があるらしいです。 季節の旬の食べ物を食べることは、江戸時代の江戸っ子の粋にその根拠があるようです。 しかし、嫁さんを質に入れてまで初鰹を求めるという心には流石に共感できません。 江戸時代の漁業や輸送方法では、新鮮な鰹はそれなりに高価な代物だったそうです。 つまり見栄をはって無理して贅沢をしようとしていたのでしょうか。 とりあえず現代では生産地が離れていても優良な刺身が適正な価格で購入できる分だけ幸せに感じます。

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目に留まる

【漢字】目に留まる 【読み】めにとまる 【意味】目立って見えるため関心を引く。 【例文1】美しいブロンドヘアーが目に留まる。 【例文2】長身で街中の目に留まる。 【例文3】探していたバッグが目に留まる。 目に留まるとは関心をひく・目立ってみえるものという意味です。 街中を歩いていても目に留まるものたくさんありますよね。私は何にでも一度は興味を持つので、いたる所でいろいろな物や人に目に留まる事が多いです。 すれ違った女性・男性が知り合いに似ているとか綺麗だったとかああいう風なファッションをしたいとか何かしら目に留まります。そのファッションが気になればネットやお店で探し回って同じような格好をします。ブランド品も大好きでして、新作が目に留まると衝動買いします。欲しいものが手に入るとウキウキして一日が楽しく過ごせます。 この前、街で見かけた男性の髪の色がとても目に留まりました。アッシュグレーでわかりやすく言えばシルバーですね。それからというもの私もアッシュグレーにしてみました。色落ちしないシャンプーが不可欠だというので大変ですが、毎日かかせません。 今月で姉の出産が近いというので、妊婦さんや赤ちゃんを連れた親子も目に留まるようになりました。わたしもいづれ可愛い赤ちゃんを持ちたいです。そのためには目に留まったイケメンに声をかけてお友達から始めたいです。

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目に付く

【漢字】目に付く 【読み】めにつく 【意味】目立って見える。 【例文1】至る所でスマホを触っている人が目に付く。 【例文2】長身が目に付く。 【例文3】タバコのポイ捨てが目に付く。 目に付くという言葉の意味は、目立つということですが、この目に付くことは良い意味で使われたいところであると思います。 例えば、野球選手の逸材を探すために全国各地にプロのスカウトが行きますが、プロでも力が発揮されり選手は目に付くものです。 今年の夏、甲子園で開催された高校野球では、本塁打数が話題になりました。 しかしながら、ホームランを打った選手が全てプロ野球の世界で活躍するかといえば、そうでもありませんし、秋に行なわれるドラフト会議においても、今回甲子園で活躍した選手が指名されるのはほんの一握りです。 このように、プロ野球のスカウトの目は厳しく、かなり目に付くようなプレースタイルでなければ、力がある選手でもなかなか指名までには至らないことを改めて感じます。 一方、悪い意味で目に付くとなかなか厳しい世界が待っています。 例えば、学校における生活態度や、企業において風紀を乱すような人物は、本人の考えとは裏腹に、悪い部分が目立ってしまいます。 このように、悪い部分で目に付く場合には、本人には謙虚な態度で、生活習慣を改めさせることにより、変化が現れます。 目に付くという言葉は、このようにいい意味で捉えられるような場面で使われたいですね。 目に付くと聞くと私は、欠点が目に付くというネガティブな方を連想してしまいます。 人は生き抜くためなのか、危機管理能力なのか欠点やリスクのほうに目が行きやすいんですよね。 人といても、好意を持っている相手であろうが長時間一緒にいるとどうしても長所よりも気に食わないところが目立ってくるというかそっちばかりが気になってしまうんですよね。 そうすると、喧嘩になったり一緒にいるのが苦痛になってしまうんですよね。 自分でももったいないなというのは分かるんです。 誰にでも長所や好感を持てるところはあるのに、それが見えなくなるんですよね。 なので、40年夫婦で連れ添っていると聞くと凄いなと思います。 どうやったらそんなにも他人と一緒にいられるんだろうと不思議です。 大抵そういう夫婦は忍耐だとか辛抱だとか言いますが、それだけで長年一緒にいられるとは思えないんですよね。 我慢とか辛抱って限界があると思うんです。 将来のために今を我慢しようみたいな考えの人が少なからずありますが、我慢が報われることって少ないように思います。 我慢して良かったなと思うのは、サウナ後の冷たい飲み物ぐらいじゃないでしょうか。 よくわからない未来のために何かを犠牲にしているほうが未来にとって良くないように思いますね。 よく目に着く人がよくも悪くもいる。マナーがない人が特に目につきます。外食産業などのレストランなどは最近では、禁煙の所が多いのに平気で喫煙をする人が目につきます。煙草を吸う人はいったいどのような神経を持っているのか人間性を疑います。それと平気で道端で煙草を吸って道路わきに煙草のポイ捨てがよく目につきます。喫煙するかしないかの良し悪しはこの際おいておいて、最低限の喫煙するマナーがあるのではないでしょうか。また、未成年の喫煙も目につきます。これは法律上許されていない事です。学生服を着て平気で喫煙している姿を目にしたら私は注意するようにしています。人前で未成年が煙草を吸う。親の顔が見たいとも思います。このように煙草だけではなく、ジュースの缶のポイ捨ても目につきますし、夜間徘徊している少年も目につきます。人と違うことをして楽しいのでしょうか。将来このような若者が日本を背負って立つなんてとても悲しいことです。未成年だけではありません。先ほど述べたジュースの缶のポイ捨てなどは大人として恥ずかしいことです。このような理不尽な大人が目に付くのですが、同じ大人として、恥ずかしく思います。またこのような人間が増えないように皆で注意する必要があると思います。

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目に角を立てる

【漢字】目に角を立てる 【読み】めにかどをたてる 【意味】目をつり上げてひどく怒る。 【例文1】毎晩飲み歩いて帰宅するのが遅いので妻が目に角を立てる。 【例文2】ギャンブル好きの夫に目に角を立てる。 【例文3】ゲームばかりで目に角を立てる。 子育てをしていれば、子どもが今まで出来なかったことが出来るようになると、子どもを褒める親は大勢いるでしょう。ですが何か悪いことをすれば、叱る親も当然いると思います。むしろ悪いことはきちんと叱らないと、子どもの人格形成にも関わるため、ときには叱ることも必要でしょう。 そうは言っても、目に角を立てるほど叱ることを頻繁に行うのは、あまり良くないと思われます。なぜなら親の怒った表情というのも、子どもの人格形成にとって重要な役目を果たすからですね。たとえばですが普段は怒らない親が、子どもが他人に酷いいじめをしたときは、親が目に角を立てるくらい怒ったとしても、それはそれで大事なことでしょう。それで子どもは『人をいじめるのは悪いこと』だと知ることができるでしょうから。しかし普段から、物凄く睨みつけるような表情で子を叱りつける親ですと、子も慣れてしまいますし、何より『本当に悪いこと』が何であるのかを、きちんと理解できないまま大人になってしまう恐れもあると考えられます。 子育てとはとても大変で、教科書通りにやれば上手くいくようなものでもありません。ただわが子の将来を考えるのであれば、子どもがやったことに対してどう誉めるかあるいは怒るか、それらをどのタイミングで行うかは、きちんと自分で考えるべきかもしれません。

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目に浮かぶ

【漢字】目に浮かぶ 【読み】めにうかぶ 【意味】実際目で見ているように思い描く。 【例文1】子どもたちが生まれた時の姿が今でも目に浮かぶ。 【例文2】娘の綺麗な花嫁姿が目に浮かぶ。 【例文3】息子のタキシード姿が目に浮かぶ。 時々、懐かしソングなどを耳にすることがあります。 そういった歌を聴くと、当時の光景が鮮明に蘇ってきて、目に浮かぶことがあります。 それと同時に映像だけではなく、感情も蘇ってくることがあります。 特に恋愛に関しての感情は今でも思い出すことがあります。 それが懐かしくて良い思い出だけであれば良いのですが、中には悲しい思い出がよみがえってくることもあります。 年齢を重ねていくうちに、嫌な思い出は忘れて行き、良い思い出だけが残るようになると良いと思っています。 それとは別に自然の音を聴くと、その光景は実際に目にしていなくても、状況が目に浮かぶことがあります。 おそらく過去に見た光景を思い出しているのかもしれません。 さらに素敵な音楽を聴くと、良い光景が目に浮かぶだけではなく、気分がリラックスしたりして、ハッピーな気分に浸ることができます。 音や音楽と目に浮かぶ光景、そしてそれに対しての感情はいつもセットでやってきます。 私はその時々に応じて合ったBGMを聴くようにしています。 それが気分を落ち着かせて、それぞれの時間を充実させてくれているようです。 時には無音の状態が心地良い時もあります。 そのような時でも何らかの影響で、ふとある光景が目に浮かぶことがあります。 目に浮かぶとは、実際には見ていないことでも、その時の様子を話で聞いたり文章で読んだりすることによって、様子がありありと想像できることを指す言葉です。 この言葉を日常生活でよく使うようになったのは、自分の子どもを保育園に通わせるようになってからでした。それまで片時も離れず一緒にいた子どもが、親元を離れ、集団生活に飛び込むという当初はやはり心配もしました。自分のいないところでどんなふうに過ごしているのだろうか、それを知りたいと思わない親はいないのではないでしょうか。 そんな親心に寄り添ってくれるのが、保育士さんから聞く話と、毎日の様子を書き伝えてくれる連絡ノートの存在です。子どもが大きくなってくるにつれ、その子の特徴や性格がどんどん形成され、その子らしさが際立つようになってきます。ノートを見ると、その日にどんな遊びをしたか、誰とどんなやりとりをしたか等、保育士さんが印象に残ったことが書かれているのですが、自分の子どもの特性をよく見てくれているなあと感心させられます。その場に自分がいなくても、わかるわかる、と思えるのです。まさに、ノートを読んでいると子どもの様子が目に浮かぶようで、今日も楽しんできたんだなと嬉しい気持ちになります。そんなノートももう5冊目、子どもが大きくなった時に読み返すと、あの頃のことがきっと目に浮かぶのだろうと今から楽しみです。

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目に入れても痛くない

【漢字】目に入れても痛くない 【読み】めにいれてもいたくない 【意味】子どもや孫をとても可愛がること。 【例文1】我が子ほど目に入れても痛くないものはない。 【例文2】目に入れても痛くないほど孫は可愛い。 【例文3】子どもは何歳になっても目に入れても痛くないものだ。 現在一人息子は7歳、もうすぐ8歳になろうとしていますが、反抗期の真っ最中で毎日私とのバトルが絶えません。高齢出産でやっとの思いで産まれてきてくれた子どもだったので、赤ちゃんの頃はそれこそ目に入れても痛くないの言葉通り、何をしても可愛くて、愛おしくてたまらなかったのですが、二歳のイヤイヤ期の頃から自我が強い事がわかり、とにかく主張が強くて大変でした。イヤイヤ期がおさまって、いったん可愛い時期が戻ったのですが、小学校に入学した頃から絵にかいたような反抗期が始まりました。とにかく、全て反対。寝なさいと言えば寝ない、歯磨きしなさいと言えばしない、お風呂にはいれと言えば入らない。ならばと、いつまでも起きておけばいいよ!というと、僕が寝たいのに何でそんな変な事言うの?とかいう始末です。口も達者なので、こちらがカチンと来ることをきっちり選んで言ってくるのがまた腹が立って本気で喧嘩してしまいます。渦中にない時は夫も、「子供なんだから」とか「まだまだ可愛いもんだよ、本気で相手にするのは大人げない」などと言ってきますが、いざ自分が同じ立場になると、かーっとなって私と同じように本気で喧嘩になっているのでちょっと笑えてきますが。先輩ママに言わせると、この時期はそのうちおさまって、次はもっときついのが思春期にやってくるといいますが、そんな事を考えるとぞっとします。目に入れても痛くない!なんて溺愛していた時期が既に懐かしく感じる今日この頃です。

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目に余る

【漢字】目に余る 【読み】めにあまる 【意味】あまりにもひどくて見てられない様子。 【例文1】彼の言動はいつも目に余る。 【例文2】マナーの悪さが目に余る。 【例文3】道端のゴミの多さは目に余る。 毎朝電車で通勤しています。 電車にはいろんな人がいて信じられない行動をする人もたくさんいます。 よく叩かれているメイクをしている人、それより気になるのが朝ごはんを食べる人、ムダ毛処理をしている人、そこら辺に座る人、当たった当たらないで揉めている人、通話してしまう人、大きな雑誌を広げて読む人・・・本当にいろんな人がいてそのマナーの悪さは目に余るものがあります。 上京して驚いたことなのですが、どこにでもいつも人が多くいすぎて麻痺しているのか、人前で鼻を咬む人の多さです。個人的には電車でメイクと同じくらい恥ずかしいことだと思っています。人前で鼻を咬むなんてちょっと信じられません。 それから、パーソナルスペースの狭さにも驚かされます。 電車が混んでいる時には仕方がないのですが、さほど混んでいなくてもかなり近くに向かい合って立って来られる方が多くいて戸惑います。 せめて向こうを向いてくれないかな、向こう側には誰もいないからもう少し後ろに下がってくれないかな、と思うことが多くあります。こういう一見マナーとはまた別の話のようなことにも嗜みがあるように感じます。 混んでいる時に足を踏んだりぶつかるのも当たり前のような風潮になっていて、その点も目に余ります。 混んでいても足を踏んでしまったりぶつかってしまったら一言謝れる人でありたいです。

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目と鼻の先

【漢字】目と鼻の先 【読み】めとはなのさき 【意味】目と鼻の間が近いように距離が非常に近い。 【例文1】駅から目と鼻の先の優良物件を探す。 【例文2】学校までは目と鼻の先だ。 【例文3】両親とは目と鼻の先に住む。 仕事に失敗し、上司に怒られ、会社内での自分というものを失いそうになっていました。毎朝出勤はするのですが、足取りは重く、会社の玄関の扉を開けるのに深く深呼吸してから開けるほど、精神的にも参ってしまっていました。そういう時は、何をやってもうまくいかず、気力も伴ってこないため、小さなミスも目立つようになってきました。何のために会社に来ているのだろう、どうしてここまで無理してくる必要があるのだろう、いっそ逃げ出してしまえば楽なのに。とネガティブな感情ばかりが前に出てきます。そうした雰囲気に妻も気づいたのでしょう。いつもであれば何気ない話だろうと、つまらなくても話を振ってくるのに、明らかにその回数が減りました。いつもなら喧嘩しそうになりながらも、やることを押し付けてくるのに、そういったものもなくなりました。 ある日、妻から公園にランチを持っていこうと誘われました。あまりノリ気ではなかったのですが、半強制的に連れて行かれました。気力なく、積極的に動こうとも思っていませんでしたので、小説を持って出かけました。私はそれを読んでいたのですが、ふと妻と子を見たときにとても楽しそうに無邪気な笑顔で動き回っていました。しばらく見とれてしまいました。そうだ、私の幸せなんてものは目と鼻の先にあるんだ。これを守るために生きているんじゃないか。こう思ったときに視界が開け、いてもたってもいられなくなり、二人の輪の中に飛び込んでいました。 非常に近い距離、つまり考えるまでもなく近いと言える距離にあってこそ「目と鼻の先」と表現できるのではないだろうか。 実際に「目」と「鼻の先」の距離を自分で測ることは大して難しくない。 目を閉じた状態で目蓋から鼻先までを指で測り定規に当てるだけで分る。 顔の大きさなど個人差もあるがおよそ10センチくらい、さすがにそのままでは誇張表現というか近いとか距離と言えるものではない。 10センチ圏内にまで到達していれば、それは既に到着しているのと同義だろう。 移動時間で誰かを待たせることが無い、あるいは複雑な道順も無い短距離の移動で到着するならば、目と鼻の先と表現して差し支えないだろう。 さらに条件を付け加えるとするならば、間に障害物などが存在しないことが挙げられる。 鼻の先、つまり自分の鼻の天辺を鏡などを使わずに肉眼で視認することは出来そうに無いが、とりあえず障害物は存在しない。 しかし海峡を隔てた島もこの条件を満たしてしまうことがあるので、何の問題もなく受け入れられるか否か少し疑問が残る。 航路や空路が存在して船や飛行機で一直線ならば許容できるが、交流が微妙な異国人が住む土地であればどうだろう。 逆に考えれば敵対する存在が視認できる位置にあるならば、これは十分に目と鼻の先という感覚に当たるかもしれない。 結局のところ距離は移動時間・移動手段やその他の条件により近くとも遠くとも成り得る。 最終的にはその立場におかれた人間の漠然とした感想に帰結するものでしかないのだろう。

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めどが付く

【漢字】めどが付く 【読み】めどがつく 【意味】完成や解決の見通しが付く。 【例文1】あと2、3日でめどが付く。 【例文2】めどが付いたら彼女にプロポーズをする。 【例文3】転職のめどが付く。 めどが付くとは、見通しが立つとかゴールが見えるといった意味合いの言葉ですが、大きな仕事や量の多い作業を進めているときによく使われます。莫大な量の仕事や作業、勉強などを手にすると、よしやるぞといった気持ちになることもあれば、どっと疲れが襲ってくることもあります。これは、その人の置かれている状況や性格にもよることですが、大きなものをこなすことには、誰だってエネルギーを使うものです。 特に、その作業を始めて間もないうち、もしくは先が見えないうちは、ただただこなさなければならない不安感や疲労に押しつぶされそうになり、他のことを考える余裕はなくなります。いつ終わるのだろうか、まだこんなにあると思ってしまいます。しかし、進めていくうちに確実に終わりに近づいていきます。その過程で、めどが付いてきたと自分で気づいたり感じたりできると、作業の効率がぐんとよくなります。めどが付くことで、自分を奮い立たせることができるからです。 めどが付いたことをきっかけに、一旦その作業から離れることだってできるようになります。そのまま勢いで終わらせてしまうもよし、ラストスパートに向けて気分転換するもよし。めどが付くというのは、人にとって心のエネルギー補給のようなものかもしれません。

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滅相もない

【漢字】滅相もない 【読み】めっそうもない 【意味】とんでもないと否定する。相手が言った事に対して謙遜的な否定言葉。 【例文1】そんな滅相もないお話です。 【例文2】まだまだ半人前で滅相もないです。 【例文3】いえいえ滅相もないです。 「滅相もない」という言葉を聞いたことのない人は、おそらくいないのではないでしょうか。 日本人ならば誰でも一度は聞いたことがあると思います。 自分では口にしたことがなくても、例えば時代劇などで、相手の言葉を否定する場面などに「滅相もない」という台詞をよく聞きますよね。 相手の言うことを、「とんでもない」「ありえないことです」といった意味合いで否定するこの言葉、誰にでもなじみはありますが、ところでこの言葉の正確な由来を知っている人はどれだけいるでしょうか。 「滅相」とは、実は仏教から来たことなのです。 仏教では万物の移り変わりを四つの段階で考えているのですが、それぞれに、何かがこの世に生まれ出ることを「正相」、物事が変化することを「異相」などと読んでいます。 その中の一つに数えられる「滅相」は、存在が消えてなくなってしまうことを指し、そこから「ありえない」「とんでもない」といった意味合いで使われることになりました。 とんでもありません、などという言い方に比べて、同じ否定の気持ちを表す言葉でも「滅相もない」はかなり時代がかった言い方に聞こえますが、日常会話などでよく使われる言葉であることに変わりはありませんので、適切に使いたいものですね。

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めっきがはげる

【漢字】めっきがはげる 【読み】めっきがはげる 【意味】隠していた事柄や本性がバレてくる。 【例文1】最初はいい人だと思っていたが、長く付き合っている間にめっきがはげてきた。 【例文2】とうとうめっきがはげる。 【例文3】同棲を始めてめっきがはげる。 私の父親は、寿司職人で自営業をやっていて、小さい頃から仕事を見ていました。 職人になるつもりはなかったので、修行をする事はありませんでしたが、魚のおろし方だけは父親から教わりました。 そんな環境で育った為料理が好きで、休みの日には寿司を握ったり創作料理を作ったりして、家族サービスをしています。 ある日、妻の妹夫婦が遊びに来る事になったので、寿司を握りパーティーを開催しました。その際、材料の買い出しから作る作業を全部私が担当する事になり、気合を入れて寿司造りに挑みました。 スーパーへ行って新鮮で脂が乗っていそうな魚を複数購入して、中でもマグロは大トロのような色合いがある物を購入しました。 早速アジやイカ、カツオなどを調理して寿司を握りみんなに作っていると、美味しい!と評価され少し優越感に浸っていました。 妻の妹夫婦からは、『凄い!寿司ネタとか選ぶのも上手』と言われ、私は親が寿司職人だったからね?!と調子に乗って言いました。 そして、1番自身のあるマグロを握り、みんなに今日1番のおすすめで最高に美味しいマグロだよ!と言ってテーブルに出しました。 みんながマグロを口に入れた途端、少し険しい表情をしたので、不思議に思った私はマグロを食べてみると、硬くて噛みきれない程でした。 大トロではなく、腹身だったみたいで筋が多く正直食べられる物ではありませんでした。 そのようなマグロを1番のおすすめと言った私は、寿司ネタ選びのプロというめっきがはげる事になり、恥ずかしい思いをしました。

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目玉が飛び出る

【漢字】目玉が飛び出る 【読み】めだまがとびでる 【意味】ビックリして大きく目を見開いた様子。 【例文1】80歳で再婚だなんて目玉が飛び出るよ。 【例文2】バック一つ50万円とは目玉が飛び出るよ。 【例文3】目玉が飛び出るほどの鑑定額が出た。 先日スーパーで大きさ・色艶・重さが申し分ない立派なカボチャを見つけたのですが、値段を確認して急いで元の場所に戻しました。 普段から買いなれているニュージーランド産の輸入カボチャの値段が頭に入っているせいかも知れません。 ブランド価値までつけるために何やら変に凝った名前が付けられていた気もしますが、いつも購入しているカボチャの5倍ともなれば購入意欲など消し飛びます。 同じような値段で売っているスイカの方はそれ程気にもせず買うのですからおかしな話ですが、思わぬ高額商品に目が点になる有様です。 そのカボチャを購入する人が存在するものかとしばらく観察していましたが、誰も彼も値段を確認した瞬間にスルーしていきます。 その表情はわずかに眉根をしかめるくらいで、目を見開くというか目玉が飛び出るような顔をする人は私くらいでした。 精々がへーとかふーんといったそのような商品もあるのですねといった感想でお仕舞いです。 最近の物価の上昇に加えて収入の減少により、少しでも予想価格より高いと買うのを控えているような傾向にあります。 もっと正直に言ってしまえば、広告の品以外には目もくれず目的の物を買ったら余計な品を買わずに即退散するというドケチ志向です。 毎日贅沢なものを食べたいとまでは言いませんが、たまにはちょっと高くて美味しいものが食べたいなと思ってしまう今日この頃ではあります。

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メスを入れる

【漢字】メスを入れる 【読み】めすをいれる 【意味】物事の解決策に思い切った手段を取る。事態を厳しく追及する。 【例文1】脱税が疑われる会社にメスを入れる。 【例文2】裏帳簿にメスを入れる。 【例文3】証拠を見つけメスを入れる。 メスを入れるということはとても勇気が要ることです。 しかし、問題を根本的に解決していくためには、土台から作り直していくことが必要です。 表面的に取り繕っていても、根元からの問題解決にはなりません。 何度もそのようなことを繰り返していても、事の事態は良くならないものです。 時代や環境に合わせて変わっていくことで、長く生き延びることができるものです。 また、長年悪しき慣習が続いていることが原因で、物事が上手くいかなくなることがあります。 そのことに気が付いていても、それを変える勇気がなければ、いつまで経っても物事は良い方向へ変わっては行かないでしょう。 メスを入れるタイミングも非常に大切です。 タイミングが悪ければ失敗に終わってしまうこともあります。 メスを入れるとは、外科医がメスを用いて切開することを言います。切開することによって病気の原因となっている物を除去し、回復へと導きます。このことから、根本的な解決のために非常手段をとる、事態を厳しく追及し批判する、事態解決に着手するということを言うようになりました。人間の体を切るためにメスを入れることは、病気を治すためとはいえ、非常手段であることに代わりはありません。 例えば、政財界の癒着にメスを入れるなどと使われます。最近ニュースを賑わせている首相の問題なども、誰かがメスを入れようとしたのでしょう。また、公共事業を巡る汚職事件でも良く使われる言葉です。しかし、悪いものを除去するために体にメスを入れることは、リスクも伴います。ちょっとしたミスが命を脅かしかねません。それは、癒着問題や汚職事件にメスを入れることも同じです。それをしたために自分の職を失うかもしれません。それどころか命の危険が伴うかもしれません。闇から闇はドラマの世界だけではないのです。それでも、毎年多くの事件が告発されていきます。それほどメスを入れなくてはいけない事柄が多いのでしょう。 本来の意味のメスが、多くのガン等の病気を治していくように、新たな意味のメスも頑張っているのでしょう。 物事の核心に迫る為の一歩を踏み出す時や、根本的解決を計るのに非常手段に出る時に使用します。メスは本来医師が手術に使用する器具で、体の悪い部分を切除する為の道具です。特に体内の臓器に疾患が見られる場合、その治療にはまず皮膚を割く所から始まります。その行為を疚しい事情を明らかにする時になぞって表現しているのが「メスを入れる」であります。例として「会社の裏帳簿にメスを入れる」や「官僚と政治家の癒着体質にメスを入れる」などがあり、ある種の告発をする時に使用される事が殆どです。医師も人・他動物の体にメスを入れる事は決して気楽な作業ではないですし、何より命を救う為の手段としてやる行為ですからその責任はとても重大でありミスは絶対に許されないのです。そして何か疚しい事を明らかにしようとする者も同じで、メスを入れるからには何かしらの物証あるいは確証を得る必要は大であり、それを得られなければその行動は只の人騒がせな迷惑行為になってしまい、逆にメスを入れた側が多大な責任を負う事になるのです。それだけのリスクを承知で踏み切る覚悟を持たない人には出来る行動ではないですし、確固たる決意と裏付けがある人にしかそのメスを持つ事は許されません。

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目白押し

【漢字】目白押し 【読み】めじろおし 【意味】メジロは枝に横一列に並ぶ性質があることから、多くのものが込み合って並んでいる様子。 【例文1】スーパーで目白押しの品がたくさん並んでいる。 【例文2】今日のテレビ番組は目白押しだ。 【例文3】ぎっしり目白押しが並ぶ。 高校野球が大好きです。 春には春の良さがあり、夏には夏の良さがあり、秋の神宮大会や国体の良さもあり、夏の地区予選にも良さがあります。夏の大会後の高校ジャパンも見応えがあります。 全部もれなくおもしろいです。 特に夏の大会は国民的な盛り上がりを見せてくれます。 8強が揃った辺りには試合カードも強豪ぞろいの好カードが目白押しです。 観客も満員御礼が続きます。 時にその観衆が甲子園名物の魔物となるケースが多々あります。 美談として語られがちな劇的な試合に2016年夏の大会、東邦VS.光星学院の試合があります。 光星学院が大差でリードしていたのを7回辺りから東邦がひっくり返し見事勝利を納めたあの試合です。 あの試合では途中から完全に観衆が東邦側の応援に回ります。観衆が東邦名物のタオル回し応援を始めます。 いつの間にか完全アウェイとなってしまった光星ナイン。 光星学院のエースは試合後「全てが敵に見えた」という言葉を残しています。 時に移り気な観衆が甲子園の魔物となります。メンタルが弱いのが問題なのは正論ですが、それは選手にトラウマを植え付けかねず美談として語るべきではないと思います。 あの試合以降タオル回しの応援は高校野球で禁止になりました。 「目白押し」とはメジロが木の枝にとまる時、押し合うようにたくさん並んでとまることから例えられた言葉です。意味は「①子どもが大勢で押し合い、おされて列の外に押し出された子がまた、端に加わって中の子を押す遊び。②多人数が込み合って並ぶこと」です。メジロは目の周りが白く、眼はぱっちりと大きく、身体は緑色のとても可愛らしい小鳥ですが、今は数が減ってしまって、メジロを捕ることも飼うことも禁止されています。鳴き声も可愛らしいので昔から人気のある籠鳥なのです。メジロは椿の花の蜜が好物の一つですが、昔飼っていた人に聞くと、市販の小鳥の餌では良い声で鳴かないので、時々、黄な粉と蜂蜜を混ぜたものを食べさせると、良い声で鳴くようになるのだそうです。花の蜜できれいな声が出るようになるなんて、童話の世界の鳥のようですね。メジロが減った今、見られる「目白押し」は食べ物の行列がとても多いです。長瀞の天然氷を削って作ったかき氷が大人気で、夏場には3時間待ちの行列だそうですし、今だけの限定品などというと、どこでもかなりの行列が見られます。特にお正月の百貨店などの福袋の初売りの行列は、年の初めの風物詩としてニュースになるほどです。平和です、日本。

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目先を変える

【漢字】目先を変える 【読み】めさきをかえる 【意味】飽きないように趣向を変える。 【例文1】マンネリ化して趣向を変える。 【例文2】目先を変えたイベント企画が必要だ。 【例文3】目先を変えた戦略で集客を狙う。 人生には山と谷があります。30歳そこそこまでは、本能の赴くまま自然に体を任せてフラフラと生きてきました。30歳後半に脱サラ後、自営業を始めました。従業員を雇う余裕などありませんので、すべてのことを1人で行います。税理士なども雇えないため、その関係も自分で勉強し、解決していくしかありません。 こうなったときに自然と身についたのが、立ち止まるという考え方でした。迷ったときに一旦その議題を置いておいて、やれることを前倒しでやるという手法です。サラリーマンのように時間に追われながらではこの手法は難しいのですが、そこは個人事業主。時間はたっぷりあります。議題は翌日回しになることが多いのですが、不思議とひと晩寝ると光明が差し込んできます。冷静に判断でき、時には目先を変えるやり方で解決法を考えることができます。 この手法のおかげで問題解決の力ももちろんですが、ストレスというものの対処もうまく出来ていると思います。重大な問題が日数により分散され、ピンポイントのストレスとして襲い掛かってこないため精神的に楽になり、なおのこと有効な解決法を探ることができるという相乗効果が起きています。 目先を変えるやり方は、奇抜な考えになりがちですが、やってみないことには成功するかわかりません。やらないで悩み続けるよりはやってみて失敗したほうが後悔はありません。

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目先が利く

【漢字】目先が利く 【読み】めさきがきく 【意味】先の事までよく見通す。 【例文1】彼女は目先が利くから何を任せても安心。 【例文2】目先が利く人に相談する。 【例文3】経験豊富で目先が利く。 どんな場合でも目先が利く人の方が上手くいく可能性は大きいと思います。 目先が利くようになるためには、十分な状況把握と未来への様々な予測を踏まえた準備が必要になってくると思います。 私は特にビジネスの面で目先が利くようになりたいと思っています。 そこで、最近囲碁を始めました。 まだまだ初心者で、あらゆる場面でも攻め方や守り方を学んでいる状態です。 しかし、囲碁は非常にビジネスやそれ以外の場面においても、学べることが多いと思っています。 今ある状況の中で、いかに目先が利くように考えて動いていくかを鍛えていくには、囲碁は非常に良い教材です。 それが囲碁の面白さにも繋がるのかもしれません。 今見える目先だけの状況だけで判断してしまうと、誤った方向に行ってしまう可能性があります。 どのような場面でも切り口を見つけ、そこを突破していくことが大切だと感じています。 物事が上手くいかなくなると、もう駄目なのではないかと思ってしまいます。 そのような時に、囲碁の次の一手を考えることで、今まで見えなかった盲点が見えてくるような気がします。 物事は案外、見えない枠の中で考えがちです。 しかし、見えない枠を外してみると、意外な解決方法が見つかることがあります。 それを鍛えて目先が利くようになるのも、囲碁の良いところだと思います。

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目くそ鼻くそを笑う

【漢字】目くそ鼻くそを笑う 【読み】めくそはなくそわらう 【意味】自分の欠点はおいといて、他人の欠点をバカにする。 【例文1】目くそ鼻くそを笑う奴をギャフンと言わせた。 【例文2】目くそ鼻くそを笑う者を見返す。 【例文3】少しのミスで目くそ鼻くそを笑う。 『他人の欠点を見つけて、わざわざ笑ってからかう』という人に出会ったことは、誰しもあるのではないでしょうか。小学生くらいならまだしも、大人になってまでそういう人がいると、ちょっと驚いてしまいますよね。そのような人とは、自分からいちいち関わりを持ちにいこうとしなくても良いと思います。 というのも人の欠点を笑っている人というのは、おそらく自分の欠点を理解していません。自分にも何かしら欠点があると理解している人なら「誰しも欠点はあるから仕方ない」と思って、いちいち人のことを笑ったりしないからです。あるいはですが他人の欠点を笑っている人は、その欠点が自分も持っている欠点だと気付いていない場合だってあるでしょう。世にいう、目くそ鼻くそを笑うといった状態ですね。 人に自分の欠点を笑われて喜ぶ人はいませんし、目くそ鼻くそを笑うような人と親密になりたいと考えるような人も滅多にいないでしょう。それに人間というのは周りの人の影響を受けて、自分の思考や価値観が変わっていきます。 それは子どもでも大人でも同じです。ですから目くそ鼻くそを笑うような人とは、用がない限りは特に関わらなくて良いのではないでしょうか。そうした人と一緒にいると、今度は自分も目くそ鼻くそを笑うような人になってしまいそうですしね。 ある日の仕事中、言い争いが起こりました。原因はある者のミスによって(仮にAさんとします)それがクレームにまで発展したからです。加えて、その部署だけで解決できればよかったのだが、他の部署にまで影響が出てしまったのです。そこで頭にきたのが他の部署に在籍するBさん。後で聞くと、そのクレームの電話を受け取ったのもBさんでした。フロアまで違うのに、わざわざAさんの所へ怒鳴り込んできたのです。Bさんは役職がついているわけでもない。おそらく上司は止めただろうに。しかし、Bさんは常日頃から組織の順番を無視し、感情で動く人間です。周りの人間も「またか」くらいで見ていたが、その攻撃を受けてしまったAさんはたまったもんじゃありません。 BさんはAさんを見つけるなり、怒声、罵声の嵐。フロア中にいきわたるような声で、みんなの注目の的となりました。聞いてるこっちもいたたまれない気持ちになり、早く終われと誰しもがそう思っていました。一方的な攻撃を受けるAさん。まいたタネだし仕方ないということで沈黙を続けています。AさんのほうがBさんより年上で入社も早く役職にも就いているのにそれに向けて文句を言うBさんもすごいが、Aさんの忍耐力もすごいと思います。 しばらくの嵐の後、Bさんが「組織の在り方をわかっていない。ミスしたなら即座に謝りに来るべきだ」という発言が飛び出しました。確かにAさんの動きの遅さも気にはなったが、お前が言うか?と思っていたところ、フロアの一番の上役の人間が「その辺にしとけ。お前が今の発言を口にするのは目くそ鼻くそを笑うようなもんだぞ」と一言告げて去って行きました。 迷惑をかけておきながら、謝りにいかなかったAさん、組織の在り方という部分で攻撃したBさん。でも、Bさん自身も組織という行動からは外れた行動を行っていそこをついた上役。 しばらくの静寂の後、その場は解散となりました。その後、Bさんは個別に呼び出され、上役連中から袋叩きにあったということを聞きました。まさに、組織の在り方をわかっていなかったのはBさんだったのでしょう。

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目くじらを立てる

【漢字】目くじらを立てる 【読み】めくじらをたてる 【意味】目を吊り上げて他人の欠点や失敗を批判する。 【例文1】子どもがお茶をこぼしたくらいで、そんなに目くじらを立てなくてもいいじゃないか。 【例文2】少しのミスで目くじらを立てる。 【例文3】そんな事で目くじらを立てるなよ。 首都高速を使い、家族で少し離れた場所へ遊びに行く事になりました。しかし、あまり行かない方面だったので、道に慣れていない点があって、首都高速では標識がある度に注視しながら運転していました。 2箇所分岐するポイントがあり、そのポイントを間違えると全く違う方面に向かう為、間違えてはいけない部分でした。しかし、分岐に差し掛かる手前で車線変更ができす、分岐方向へ行けませんでした。 分岐できなかったので、方向修正するには高速を一度降りるか、1周大回りして分岐ポイントに行くかで、いずれにしても時間がかかる事になってしまいました。 助手席にいた妻は間違えた私に怒り、目くじらを立てて文句を言ってきました。道を間違えただけで、目くじらを立てる妻に腹が立ち、喧嘩になってしまい結局目的地に行かないで帰宅する事になりました。 帰宅する間にお互い怒りが冷めて、もう一度目的地に行く事になり、首都高に再度乗りました。今度こそ分岐を間違えないようにする為、妻に運転をしてもらい私は標識を見るナビ役に徹して、なんとか間違えないで目的地に到着出来ました。 わからない場所に行く時には、私がナビをして妻に運転してもらった方が、道を間違えないですみ喧嘩にもならないので、最近ではそうしています。 目くじらとは、目じりのことで目くじらを立てるとよく言いますよね。 意味は、目を吊り上げて人のあら捜しをする、他人の欠点を避難するということです。 私もついつい目くじらを立てることがあります。 特に身近な家族にはしてしまいがちです。 一緒にいる時間も長いので、目についてしまうんですよね。 機嫌のいい時や体調のいい時は気にならないことも、疲れがたまっていたりすると小さいことでも目くじらを立ててしまうのです。 それは、相手に対して甘えている部分もあると思います。 近くにいるのだから私のこと理解できるでしょ、といった感じで傲慢からくるんですよね。 目くじらを立てても解決するとこなんてほとんどなくて、お互いに気分が悪くるだけなのですがやってしまいますね。 粗さがしをしてしまうときって気持ちも物理的な距離も近くなりすぎているのかもしれないです。なのでそんな時は、意識して距離をとることって大事だなとつくづく思います。 反対に、距離が近くない全く知らない人とかに目くじらを立てているときって、自分の本音を隠している時なんですよね。 相手が羨ましくて、嫉妬から相手の欠点を探して相手を貶めて自分を守ろうとしたりしているんですよね。 どっちにしろ、目くじらを立てていると気づいたら自分の本心を気づくタイミングなのだと思います。 そんな些細なことで、目くじらを立てるとは・・と、「目くじらを立てる」とは、人のアラを探して怒ると言う意味である。「目くじら」とは、そもそも「目くじり」と言われた「目じり」の事で、海にいる大きなクジラとはまったく関係がないのだ。「目くじり」が使われている内に転じて「目くじら」になったと言われている。そもそも、世の中には、そんな些細な事で・・と思う事で大きな事件になってしまう事が多々ある。情報化社会になった今、アイドルなどの有名人は大変である。ファンの一人一人に対して、丁寧な返事をしないと、逆上してアイドルを襲う事件が多発しているからだ。目くじらを立てやすい人は、性格的には短期の人間に多いと思われる。短期と言われる人間は何をやっても、早いと言うイメージがある。多分であるが、自分が行動するのが早い分、行動が遅くのろまの人間を見ているとイライラしてつい目くじらを立ててしまうと思う。それならば、人間全員がもし短気だったら、それこそ逆に大変な事になってしまうと思う。短期の人間から目くじらを立てられて、怒られたら、怒られた人間も短期だから、ケンカになってしまうと思う。目くじらを立てられても、言い返さないのんきな人間がいるからこそ、社会が回っているのだと思う。

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目から火が出る

【漢字】目から火が出る 【読み】めからひがでる 【意味】顔や頭を打った時、目の前がクラクラして目から火花が散ったように感じる。 【例文1】頭を柱にぶつけて一瞬、目から火が出る。 【例文2】自転車で転倒して目から火が出る。 【例文3】顔を投ぐられ目から火が出る。 目から火が出るとはその名の通り頭に衝撃をくらいクラクラしてしまう様を表しています。 目の前がチカチカと光を浴びているので非常に前が見えにくいです。 比喩ではなく実際に誰かとぶつかった際に使われたりします。 目から火が出るということわざはどちらかというと後ろ向きな言葉なので使用する際は気をつけるようにしましょう。 ですが心に残りやすいインパクトがある出来事なので一生ものの記憶としても残りやすいです。 なので幼い時に強い衝撃を頭に受けても不思議と覚えていたり、またデジャブのような感覚が蘇ってきます。 類似の言葉として顔から火が出るという言葉がありますが、こちらは恥ずかしさを表すことわざなので使い分けには注意しましょう。 火花が弾けるような刺激的な印象を感じることわざですが、人によっては恋に落ちた比喩として使う事があります。 一目惚れをして目から火が出る、というような惚れた瞬間として見ることが出来ます。 穏やかな状況では使わない言葉なので、状況や一編が大きく揺さぶられた時に使われやすいです。 例文として、親友の武田とぶつかって目から火が出た、よそ見をしてたら柱にぶつかり目から火が出る思いをした、などのように使うことが出来ます。

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目から鼻へ抜ける

【漢字】目から鼻へ抜ける 【読み】めからはなへぬける 【意味】目で見たものを素早く嗅ぎわけることから、優れた洞察力を持つ者をいう。 【例文1】彼女は賢く、目から鼻へ抜ける洞察力がある。 【例文2】目から鼻へ抜ける彼女に尋ねる。 【例文3】目から鼻へ抜ける妻に嘘はつけない。 私の憧れの人はなんといってもアインシュタインです。人類史上最強の天才ですね。アインシュタインの代名詞とも言える相対性理論は、発表当時は難解すぎて理解できる人が世界で12人しかいなかったそうです。そのためアインシュタインは相対性理論ではノーベル賞をとっていません。しかし時代が進んで人工衛星が打ち上げられてから、この相対性理論の正しさが証明されました。アインシュタインの頭の中の思考の方が時代よりもかなり先に行っていたのです。本当にカッコイイと思います。 アインシュタインは今でいうと理系と言えますが、名言がとても秀逸なのです。良いことを言う、さらにそれが相手がとてもイメージしやすいような言葉を選んでくるのです。私が好きな名言は「過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望を持つ。大切なのは何も疑問を持たない状態に陥らないことである」です。 文系顔負けの名言だと思います。まさに 目から鼻に抜けるような天才だと思います。相対性の説明では、ストーブの上に手を乗せた1分は1時間に感じるし、好きな子と一緒に1時間座っているのはまるで1分に感じる。相対性ってそういうことだよと説明しています。まさに目から鼻に抜けるような論理力だと思います。

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目から鱗が落ちる

【漢字】目から鱗が落ちる 【読み】めからうろこがおちる 【意味】何かのきっかけでそれまで知らなかった事が、理解できるようになる。略して目から鱗と言うことが多い。 【例文1】なるほど、重層を使えば楽に家事ができるのか。目から鱗が落ちる。 【例文2】目から鱗が落ちる発見をした。 【例文3】子ども目線で考えて目から鱗が落ちる。 小学3年生の子どもが算数で、ついていけなくなりました。 筆算の掛け算は何とかなるのですが、割り算になるとつまづくのです。 学校でついていけなくて落ち込んで帰ってきても子どもはできなかったことをなかなか言いません。 大したことでなかったりするのですが、とっかかりが間違って受け止めてしまったり勘違いしていたりで後を引くことがあります。 娘は自分からわからないと言うことができる性格でした。 その日に解決します。 しかし息子は絶対にわからないと言いません。 「わかっている。」と言います。 その根も葉もない言葉を信じようとして自立させるつもりで様子を見ていたのです。 ある日塾の先生から連絡があって「割り算の筆算ができません。ご家庭でも教えてあげてください。」と言うことでした。 「どういうこと?」と思って本人に確認すると半年くらい同じところをしていたのだと言うのです。 どうしたらこんなことになるのかと悩みました。 しかしこうしている間にもますます遅れてしまいますから息子と勉強を始めました。 間違ったところを選んで解かせると桁を揃えていなかったり勘違いが見つかったりしました。 正しくやり直すうちに目から鱗が落ちたような感覚がこちらにも伝わってきます。 嬉しかったのでしょう。 生き生きとした表情で残りの問題を解くのでした。

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目が回る

【漢字】目が回る 【読み】めがまわる 【意味】とても忙しい様子。 【例文1】お昼時の店内は目が回るような忙しさ。 【例文2】発注ミスの対応に追われ目が回る。 【例文3】オープンしたばかりで目が回る。 普通の場合で目が回るといえば、すごく忙しい状態を指します。 猫の手も借りたい大忙し、てんてこ舞い、きりきり舞い、東奔西走の師走のような忙しさ、など忙しいことを表現する言葉は沢山あります。 最近では、超過密スケジュールを指すデスマーチ(死の行進)という言葉も聞くようになりました。 無職で収入・貯蓄なしよりはマシな生活なのでしょうけれど、忙しい事と儲かる事は同義にならないことにふと気がつくと虚しさを感じずに入られません。 全力で仕事に集中している状態ではそのような思考が入る隙間もないくらい忙しいので特に問題は起きませんが、気がついてしまうともういけません。 目が回る状態から、目が腐っている、目が死んでいると人には見せられない表情になることすらあります。 とりあえず、いくら忙しくても休息と栄養補給は十分にとることが必要です。 物理法則を超えてまで仕事をしろとは、さすがに要求してこないでしょう。 忙しすぎれば最終的には疲労などから眩暈などの症状が起きて、言葉通り目が回る状態になることも考えられます。 視覚・聴覚の異常や不安定な血圧からくる「目が回る」は、明らかに身体に異常をきたしているのですから早急に原因を究明するべきです。 今更ですが生きるために働いているのであって、仕事のために生きているのではないことを確認しておきましょう。

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目が早い

【漢字】目が早い 【読み】めがはやい 【意味】素早く気が付く。 【例文1】新作ブランド品には目が早い。 【例文2】セール品情報に目が早い。 【例文3】洞察力が鋭く目が早い。 例えば、アニメ作品の原作を連載開始から期待していたファンの方は先見性があり、世の名で流行る前、メディアで露出が少ない時から作品の良さに気づいていた方は素晴らしいと思うのです。ファン人口が少ない以前からのファンだった方は、いち早く良さに気づいた「目が早い」人たちであり、そういった方々のおかげでアニメ化や映画化がされます。 何か面白いことを見つけることに才能がある方がいます。そして面白さが世間に広まると、またそういった要素を探しまわる性分の人たちなど、コンテンツを充実させるために不可欠な人種です。 よくアニメ化した作品で、アニメを観てからファンになった方たちが、自分たちの居場所を確保するために新規で入ってくるファンを厳選することがあります。新規ファンが増えれば増えるほどそうした現象が起こり、最初から作品が好きだった「目が早い」ひとたちがコンテンツから去ってしまうのです。 「目が早い」人たちは先見性を持ちますが、コンテンツの去り時や面白さの寿命を把握するのも「目が早い」ですね。面白いことを見つけることが上手ですから、新しいコンテンツを探せば良いだけなのです。 その流れは興味深く、ビジネスで何か活用できないかと考えてしまします。 幼少期からなんでも、コレと決めたものはすぐに手に取り自分の物にしていた。単純に他の人に取られるのが気に食わなかったからです。そんな様子を見ていた母親は「目が早いね」などと私を揶揄しました。小さな私は意味がわからなかったが、とにかく目ざとく欲しい物を手に入れ続け、大人になりました。流行の化粧品、服、有名人・・・せわしなく回る毎日の中で、次々新しいものが生まれ、目が早いと言われながら生きてきた私はある時気づいてしまいました。世界中の大多数が支持しているからといって、なんとなく意思もなく流れに沿って手にしているものもあると。感性を研ぎ澄ませて、さまざまな変化に気づいているからこそ見つけ出すのも早いのです。だがその反面で、自分が本当にいいと思ったものを選び切れていない事実もありました。とりあえず、本能的に選ぶというのが私の性分です。ある程度歳をとり感じているのは、何もそれほど躍起になって「いいもの」を手に取る必要は無いということです。それが本当に自分にとって必要なものならば、取られまいと必死にならなくたって巡り会えるし、時には手に入れることだってできるはずです。新しいものが取り入れられることが美徳で、古き良きものが淘汰されゆくのは、そういった感性が充満しているという面もあるからのように思えます。

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眼鏡にかなう

【漢字】眼鏡にかなう 【読み】めがねにかなう 【意味】目上の人に評価される。 【例文1】新人ながら、戦力になるので上司の眼鏡にかなう。 【例文2】英話が話せる彼女はフロント業務に眼鏡にかなって配属される。 【例文3】テキパキと作業をこなし眼鏡にかなう。 「眼鏡にかなう」とは目上の人に認められ気に入られることです。「眼鏡にかなう」ことで大出世した有名人のひとりが豊臣秀吉です。彼は貧しい農民の子どもだったと言われています。戦国時代は農民とはいえ、ひとたび戦になれば兵として駆り出されていましたから、兵として出世することを願っていたことは予想できます。秀吉はまだ木下藤吉郎という名前を名乗っていた17歳のころに、縁あって織田信長に仕えることになります。藤吉郎は草履取りといって、信長の下足番をしていた時に、雪のちらつく寒い冬のある日、出かけようとした信長の足元に、自分の懐に入れて温めておいた草履をさっと出して、草履が温かいことに気が付いた信長は彼の気働きを大いに誉め、その後重用するようになります。藤吉郎が信長の「眼鏡にかなった」瞬間でした。その後も彼は、清洲城の普請奉行、台所奉行などの面倒な仕事を自分から引き受け成果を挙げ、織田家の中で存在感を示していきます。人たらしと評されるほど、人心を掴み取り入るのが上手であった彼は豊臣秀吉と名前を替えてからも、着実に出世していきます。そして、信長が本能寺の変で明智光秀により絶命した時には、すぐさま弔い合戦に打って出て、明智を倒し、天下の覇者として君臨することになるのです。その後の栄華も、あの日、あの瞬間がなければあり得なかったのかもしれません。

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目がない

【漢字】目がない 【読み】めがない 【意味】大好きな物。夢中になる。 【例文1】甘い物に目がない。 【例文2】ブランド品に目がない。 【例文3】ギャンブルに目がない。 自分は車の運転にが好きです。目がありません。目がないというと食べものとかに使いますが、自分は運転に目がありません。ストレス解消に晴れた日に海岸線を一人ドライブするのが好きです。アクセルを踏んだ感触と車がアクセルに反応して加速していくことが堪らなく大好きです。だから、よく車を自分でメンテナンスしたりオイル交換したり、勿論週一の洗車は欠かしません。基本的にスポーツタイプの車が好きです。よく暇なときにはカーショップに出かけて、カー用品を購入します。社内にはカーナビ2台とカーレーダーの最新式を付けています。誰にでも目がないものはたくさんあると思います。食べものだったり、異性だったり、勉強だったり、目がないというと好きという感情よりもワンランク上の感情だと思います。目がない対象がないと生活に支障をきたすものであると考えます。目がないものをもつのは生活に潤いを与えると思います。目がないものを得るために仕事もしますし、ストレスを感じることも乗り越えられるのではないでしょうか。色々な目のないものがあると思いますが、生活の中でそれを得たときの最高の気分を得るために私達人間は一所懸命仕事を始め生活をしているのではないかと思います。 学生時代からの友人の中に、お酒が大好きな人がいます。その友人は学生だったときから、日本酒や焼酎など色々なお酒を飲んだり、家にはわざわざ自分用のシェーカーまであるほど、お酒には目がない人でした。 現在その友人は商社の営業をしているのですが、国内出張が多いらしく、北に行ったり西に行ったりと忙しいようです。しかし地方に行くたびに、そこの地酒を飲むのが楽しみとのことです。むしろ出張先でどんなお酒が飲めるかが楽しみのようです。 その友人曰く、海外のお酒も飲んでみたいそうで、いつか海外出張に行くことを夢見ているそうです。ただ英語の読み書きは得意らしいのですが、英会話は苦手らしいので、今からリスニングの勉強をしようか悩んでいるようでした。 このようにお酒に目がない友人を見ていると、夢中になれることが何か1つでもあるなら、人生の楽しみ方も変わるんだろうなとつくづく思わされます。お酒について語っているときの友人は、聞いている人たちにとって分かりやすいように、お酒のことを説明してくれるので『周りにもお酒のことをよく知ってもらいたい』という気持ちが伝わってきます。相手に理解してもらえるように自分の好きなものを語れるのは、正直感心してしまいますね。夢中になれるものがあるのは素敵だと思います。

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目が届く

【漢字】目が届く 【読み】めがとどく 【意味】細かい所まで注意が行き渡っている。 【例文1】対面キッチンは子どもに目が届くからいいわ~! 【例文2】彼女の部屋は綺麗に掃除がされて目が届いている。 【例文3】義父母とは目が届く範囲で暮らしている。 最近、賃貸マンションに引越しをして、そこには管理人さんが朝から夕方までいます。見た目は、愛想が無く話にくいタイプの管理人さんで、入居してしばらくは挨拶をする程度でした。 入居して以来感じている事があって、それは通路や壁、駐輪場、マンション周りなどがきつもきれいになっていると思っていました。 以前いたマンションは、壁に蜘蛛の巣が張り通路も汚れていたので、今いるマンションとの違いを感じました。 きれいに保たれている理由は、管理人さんが1日中巡回して汚れていたら掃除をするなど、目が届く管理をしているからです。朝壁の端っこに目立たない蜘蛛の巣が張っていて、帰宅したらきれいに無くなっていたので、さすが管理人さんと思いました。 目が届く管理をしてくれるので、管理人さんに対して信頼感が出てきて、時間がある時話をするようになりました。子ども達がマンションの前で遊んでいる時なども、安全への気配りをしてくれるので、見た目は無愛想ですが、とても良い管理人さんです。 人は見た目ではわからない、という事をつくづく感じ、人間同士の信頼関係を築く部分は色々なパターンがあるんだなと思いました。 私も目が届く仕事をして、周りから信頼される人間になりたいと思います。

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芽が出る

【漢字】芽が出る 【読み】めがでる 【意味】好機がやってくる。成功のきざしが見えてくる。 【例文1】ラジオ番組出演が決まり、やっと芽が出る。 【例文2】連載のオファーがきてやっと芽が出る。 【例文3】賞を取り作家として芽が出る。 「芽が出る」とは「草木の芽が萌え出る、幸福や成功のチャンスがめぐってくる。目がでる」ことです。戦国時代の名家、今川家。武家の家としては珍しく、京都の貴族との繋がりを大事にし、都の洗練された文化や風習の会得のために、わざわざ都から先生を呼び、子どもたちを教育していました。 ところが桶狭間の戦いで敗れると、今川家の嫡男、今川氏真は住むところも失います。困った氏真は家宝の茶道具を織田信長に献上するという名目で、織田信長に面会する約束を取り付けます。そこで信長に言いつけられたのは、「京都の貴族と蹴鞠大会を催すので、そこで蹴鞠を披露せよ」。今川氏真は信長の目の前で見事な蹴鞠を披露し、信長に身柄保証をしてもらえることになります。が、ほどなく信長は本能寺の変で命を落とします。氏真は今度は、長らく今川家に人質として暮らしていた徳川家康の配下に入ることで、今川家の存続を図ります。その後、天下を取った家康は、朝廷ともうまく付き合っていくことが必要となりました。氏真は、自分が身に着けていた都の文化や慣習などを、子どもたちにも同じように教育しておりましたし、貴族との繋がりも大事にしておりましたので、家康に対し、自分の子どもたちを朝廷や貴族たちとの調整役として推挙し採用されます。今川氏真の長年の努力が実を結び、「芽が出た」瞬間でした。

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目が出る

【漢字】目が出る 【読み】めがでる 【意味】幸運がやってくる。 【例文1】長い下積みを経てようやく目が出る。 【例文2】やっとラジオ番組に出演できるまでに目が出る。 【例文3】モデルとしての目が出る。 私は長い間、夢や目標にしてる事があります。 しかし、いまだにそれは目が出ていません。 その原因はもちろん私自身の努力不足もあると思います。 仕事や他の雑事に追われて、その忙しさを理由に、夢や目標のための時間をあまり取ってこなかったことにもあります。 また、夢や目標を思い描いているだけで、なんとなく叶ったような妄想にかられ、それを現実化させるための具体的な計画や実行をしてこなかったのも原因です。 今は再び自分の夢や希望を掲げ、さらにそれを明確にして実行していきたいと思っています。 その方が生きている張り合いも出ますし、他のことも上手くい行くようです。 いつか自分が描いている夢や目標の目が出るように、よりリアルな計画を立てて実行していきたいと思っています。 大切なことは苦しみながらではなく、楽しみながらワクワクとできる環境を作っていきたいです。 「なかなか目が出ない」と言われる人間は非常に多い印象があります。目が出ないとよく発言する指導者に対して私は憤りを感じずにはいられません。理由として指導者の仕事は、そういった目の出ない方を育てることで、「なかなか目が出ない」という言葉は指導者の怠慢を自分で発言することと同じことだと思うからです。 野球選手イチロー選手もオリックス時代に仰木監督との出会いがあったから、現在までメジャーリーグで素晴らしい活躍をしています。目を出すためには良き指導者との出会いが大切となる訳ですね。 巨人をトレードされた大田選手だってそうですよね。あれだけ期待されていたのに結果が出なかった選手が、日本ハムに入団してからは、今までが嘘のように結果を出しています。大田選手にあった指導法を実践しているコーチの影響があり、時には環境を変えることも大切だと伝わりました。この出来事からも、巨人は大田選手を長年「なかなか目が出ないね」と言うだけで、何を指導していたのか疑問に感じますし、厳しいようですが指導者の怠慢だと思います。 スポーツ以外でも、あらゆる分野で「目が出ない」方がたくさん存在するでしょう。そのような方たちは一刻も早く良き指導者に恵まれることを願うばかりです。

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目が高い

【漢字】目が高い 【読み】めがたかい 【意味】ものの価値を正しく判断できる。 【例文1】この価値がわかるとは、お目が高いですね。 【例文2】目が高い彼女と買い物に出かける。 【例文3】さすが鑑定士だ。お目が高い。 価値を見抜く力を持つ方を目が高いと評価することがあります。「お目が高い」と言われて悪い気はしませんし、相手から高く評価されたと浮かれてしまうような言葉という印象です。 高貴な方に使用する印象もありますね。相手の地位を尊敬したり、またはゴマをするために発言する言葉ではないでしょうか。アニメや映画などの作品では頻繁に耳にします。 現代で生きる私たちにとってはあまり聞き慣れない言葉です。その背景には貧富の差が無くなったことと、物の価値を見分ける目が肥えたことが影響していると思います。物の価値はインターネットで簡単に調べられる時代ですし、物の買取サイトを見ると商品名を入力するだけで査定金額と情報が事細かくデータ化されています。 昔はお金持ちなどの選ばれた一部の方が、商品価値を知る時代だったので「目が高い」と頻繁に使われたと考えられますね。そのように考えると身分関係なく対等に物の価値を知ることが出来る現在は、良い時代になっているのかもしれません。 私の印象としましても、悪人の商人がこれまた悪人貴族に違法な物を売りつける場面が目に浮かびます。アニメや映画などの創作物で使用するには大変便利ば言葉ではないでしょうか。

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目が据わる

【漢字】目が据わる 【読み】めがすわる 【意味】じっと見つめたままで視点が動かないこと。酒に酔った状態で使われる。 【例文1】酔っ払って目が据わる。 【例文2】飲みすぎて目が据わる。 【例文3】悪酔いして目が据わる。 私は子どもの頃から目が据わるという言葉を聞いてきました。 というのも、私の家族の中が毎日のようにお酒を大量に飲んで、悪酔いしていたからです。 それが子どもながらに嫌だったのですが、お酒を飲んでいない時は別人のようでした。 周りの大人からは酒を飲んだ時の約束はあてにするな、とも言われてきました。 そのおかげか、私はお酒を飲んだ時には要注意でかなり気をつけるようにしてきました。 また、いくら素敵な異性がいたとしても、お酒を飲んで豹変してしまい、目が据わってしまうような人は、そこで一気に嫌になってしまうこともありました。 ある意味良くない見本のような人がいたからこそ、お酒で人生を狂わせるような目に遭わずに済んだのかもしれません。 私も若い頃はよくお酒を飲みに行きました。 しかし、意識を失う直前までお酒を飲んでも、子どもの頃に見ていた目が据わった状態にはなりたくないと思っていました。 それが自分のお酒からセーブしてくれていたのかもしれません。 かなりの量のお酒を飲んで、具合が悪くなったこともありましたが、泥酔して豹変するようなことはありませんでした。 今思えば、一昔前は今なら考えられないような大酒飲みの人が結構いたような気がします。 昔の人はいろいろな意味で大変だったんだと思います。

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目頭が熱くなる

【漢字】目頭が熱くなる 【読み】めがしらがあつくなる 【意味】ジ~ンと感動して目に涙を浮かべる様子。 【例文1】卒業式で目頭が熱くなる。 【例文2】我が子の晴れ姿に目頭が熱くなる。 【例文3】父は娘のウエディング姿を見て、目頭が熱くなる。 私の趣味は映画やドラマを見る事です。 特に連続ドラマが好きで毎週ドラマを見るにつれて登場人物が成長したり変わりゆく姿を見ていると何だか自分も物語の中にいる様な気持ちになります。 そして、最終回を迎えると主人公の選択に納得したり感動的な結末につい目頭が熱くなる事もあります。 ドラマを見終わり余韻に浸る時間がまたさらに良くてそんな時間も含めてドラマを見るのが好きです。 特に目頭が熱くなるほど心に響いた作品はDVDの発売がいつなのかやサントラCD・原作本の発売がかるのかが気になります。 つい先日もいくつかのドラマが最終回を迎えその中で2作品、原作本が存在しているのを知り本屋さんで小説を購入しました。 物語の結末は知っているとは言え活字で読むと更に想像力が増して物語を2度楽しむ事が出来た気がします。 原作本ではドラマでは収まりきれなかった事柄や登場人物についてより掘り下げて描かれているので新たな発見があったりする部分がまた魅力の一つです。 そして、ドラマと映像の両方を見終えた時には心に響く作品を作って下さった作者さんに感謝の気持ちでいっぱいになります。 物語の世界に感情移入出来るほどの作品を作れるって本当に凄い事ですよね。

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目が覚める

【漢字】目が覚める 【読み】めがさめる 【意味】迷いがなくなり、正気に戻ること。 【例文1】育児ノイローゼになり、我が子に手をかけたその瞬間、泣き出して目が覚める。 【例文2】父の言葉で悪事から目が覚める。 【例文3】仕事復帰へ目が覚める。 私はトラックドライバーの方々がよく居眠り運転で事故に遭う話をよく耳にします。同じドライバーとしては気持ちはよくわかりますが、やはり疲れてた場合や集中力が落ちて来たなと思った場合は速やかに休むべきです。仕事柄どうしてもはやくしなければならないのはわかりますが、事故に遭ってしまっては自分の命を落とすだけではなく周りの人や結果的には会社のイメージダウンにも繋がると思います。なので私は道路にトラック専用車線を設けるのが良いと考えました。現在の通常道路では全車線でトラックも車も同じように通ることができます。しかし、これは大きなデメリットを抱えています。トラックは一般車両と比べ車幅や車長も長く普通車と同じように加速したり曲がったりは出来ません。そのため場所によっては後続車両がつまり、かなりの渋滞を引き起こします。また、ガソリンや危険物質の詰まったタンクローリーを街中に見かけますが、そのような車両も時間による通行規制をしくべきです。それにより他の一般車は事故はないに越したことはありませんが、万が一事故にあったとしても大惨事になることは防げると思います。メリットはもう一つありドライバーもその時間帯は運転できないためゆっくりと休養をとることが出来ます。法律面や経済からも実現は難しいと思いますが、出来た暁にはきっと今よりも良い交通状況になりドライバーの苦労も減るかと思います

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寝覚めが悪い

【漢字】寝覚めが悪い 【読み】めざめがわるい 【意味】目覚めた時に気分がスッキリしない、体がだるい。 【例文1】昨夜、友人と飲みすぎて目覚めが悪い。 【例文2】心配事があり、どうも目覚めが悪い。 【例文3】怖い夢を見て寝覚めが悪い。 友人と趣味の話で合わない事があり、口げんかになってしまった事があります。 私は自分に非があるとは思っていなかったので、謝るような事はしませんでした。 また友人の方も自分は間違っていないと言い、双方謝る事はありませんでした。 それから私と友人は、会わなくなってしまったのです。 自分は悪くないのだから、友人が謝ってくるまで、自分から謝るような事はしないと心に決めました。 そうしてお互いに謝ることなく、どんどん時が過ぎて行ったのです。 友人と口喧嘩をしてしばらく経って来た頃から、私は寝覚めが悪いと思えるようになって来てしまいました。 ケンカをしてしばらくの間は、頭に血が上っていて冷静な判断が出来ず、自分に非は全くないと思い込んでいました。 しかし時間が経つと、冷静にあの時の事が考えられるようになり、自分に非があると思えるようになったのです。 それで良心がとがめて、寝覚めが悪い状況になってしまったのです。 それから何日も寝覚めが悪い日が続き、私はやっと決心をして、友人に謝る事にしました。 「あの時はゴメン。なかなか自分の非を認める事が出来ず、謝るのが遅くなってしまった」と友人に謝りました。 そしたら友人も私に謝りたかったようで、「こっちこそ謝るのが遅れてゴメン」と言ってくれたのです。 こうして私たちは仲直りをして、また仲の良い友人関係を築き始めたのです。

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目が肥える

【漢字】目が肥える 【読み】めがこえる 【意味】良いものに見慣れて良し悪しの区別ができる。 【例文1】彼女はブランド物には目が肥えている。 【例文2】長年面接官をやっていると人を見る目が肥える。 何かを胸を張って評論する場合に、上手く評論するためあらゆる作品を鑑賞して知識を身につける「目が肥える」ことが大切です。美術品の評論や映画評論でも、他作品の良さなど特徴を理解していないと、作者の制作意図や、どんな思いで作品を作ったのかが理解できません。 目が肥えていれば、「この作品はあの作品のオマージュだ」とか「これは良く見ると本物のようだが偽物だ」など作品の本質が自ずと見えてきます。プロの評論家の方々は、たくさんの作品を鑑賞し、美術品や映画を心から愛しているたちが多い印象を受けます。「目が肥える」条件には、そうした好きで好きでたまらない気持ちも大切になるのではないでしょうか。 その作品のルーツや、興味の無い方にも分かりやすく説明できる評論家が優秀なプロです。闇雲に「この作品が気に入らない」や「あの作家の作品だから見る価値はない」と最初から決めつけるような評価は、私たちのような専門知識のない人間でもできます。目が肥えていないから、表面的なことしか評論できないのでしょう。 上手く他者に作品の評価を伝えるためや、物事の本質を捉えて説明するためには、多くの作品を鑑賞して、評論家の方も勉強しなければいけませんね。 芸能界には美男美女が揃っているので、そういう世界で生きている人は目が肥えてしまうと思います。 そのため、美男美女が当たり前になってしまい、一般人でもそこそこの美男美女でも満足できなくなってしまうかもしれません。 それは人に対してだけではなく、物に対しても同じようなことが言えます。 普段から高級なものに接していると、目が肥えてしまいます。 美術品や芸術品などもそうです。 目が肥えて鍛えられるので、良いものを見分ける力が自然に付くのかもしれません。 私はデザインや美術が好きで、たまに美術館へ行ったりします。 もちろん、そこには高級品しか置いてないので、何度も行くたびにやはり目が肥えてしまいます。 そのような美術品は目の保養に行くだけであって、決して手に入れようとは思いません。 しかし、世の中にはかなりの高級品を手に入れようとする人たちがたくさんいるようです。 私はそれほど物欲がありませんが、目は十分に肥やしていきたいと思っています。 高級なものをなるべく多く見る機会を持つことで、それが絵を描く時に参考になるからです。 以前、ある人から私は目が肥えているということを言われて、少し嬉しかったことを覚えています。 これからもさらにいろんな意味で目の肥えた人になっていきたいです。 目が肥えるとは良いものを沢山みて良し悪しを判断できる人のことを言います。「お目が高い!」とか「目が利く」といった言葉と同じ意味で使われます。要はセンスの良い人ということです。 私の祖父は陶芸品を買い集めるのが大好きでした。お気に入りの作家さんがいてその人の作品を沢山買っていました。子どもの頃の私からみるとなんでこれがそんな高い値段なの?と思うような土の塊ばかり部屋に並んでいました。祖母も同じ感想だったと思います。いつも「この器のどこがそんなに良いのかね?」なんて愚痴っていましたね。 そんな祖父が高校生だった私に言ってくれた一言が今でも頭の中に残っています。「これからは良いものも、悪いもの、沢山みて聞いて勉強せなあかんで。おじいちゃんの言っている勉強っていうのは何も学校の勉強だけとちゃうで。」という言葉です。そして祖父は「これが今おじいちゃんの一番のお気に入りや~」といってテイクファイブのジャズのレコードをかけてくれました。 目が肥えている人、センスの良い人になるために良いものを沢山見るのは分かるのだけど、悪いものを見る必要があるのかな?ずっと疑問に思っています。そしてそれは今も答えが出せていません。 太るという意味もありますが、この場合の「肥える」は経験を重ねた結果、評価する能力が上がったということです。 目が肥えることで視覚から、舌が肥えることで味覚から、耳が肥えることで聴覚から、それぞれの手段から得た情報により対象を評価します。 舌ならば料理、耳ならば音楽がその評価対象となるのは明らかですが、目の場合は対象となる物の幅が格段に広くなります。 目利きという言葉だけでは、何が専門なのかまでは全く分りません。 刀剣・茶器・古美術品などの目利きが一番に連想されますが、素材や道具、果ては人間性にまで及びそうです。 様々な分野が世の中にはあり、各分野にその道の目利きが存在することでしょう。 年をとれば自然と経験も積み重ねられて目が肥える、などと期待してはダメです。 物の良し悪しを判別するには、本物を知ることで良い物とは何かを学ぶことが必要だからです。 値段相応な安物の粗悪な品質を日常的に触れていては、高価な本物の良さをうかがい知ることは到底出来ないでしょう。 逆に値段が高ければ品が良いとも限らず、目が肥える前の万集家は多額の授業料を支払う羽目になっています。 痛くなければ覚えないという考え方も有りますが、素人が好き好んで大火傷をしても全く成長できないということも真実です。

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目が眩む

【漢字】目が眩む 【読み】めがくらむ 【意味】欲望に心奪われて正常な判断力をなくす。 【例文1】金に目が眩んで横領に加担する。 【例文2】安さに目が眩んで不要な物まで衝動買いする。 【例文3】儲け話に目が眩む。 目が眩むとは欲望にとりつかれて、正常な判断が出来なくなることです。これは、金に目が眩むと言うように金銭関係で使われることが多いですが、私と妻は、レジャーであるダイビングをしていて周りの綺麗さに目が眩み非常に怖い思いをしました。 ダイビングはタンクを背負って潜ります。その日は、はじめての沖縄ダイビングであったため、私も妻も興奮していました。実際に潜ってみると、あまりの綺麗さに特に妻は興奮しっぱなしで、歓喜の声をあげ、酸素を激しく消費していました。 いつもなら、冷静になって酸素の残りが少なくなったら上がることを選択するのですが、その日は、上がるのがもったいない意識から、残りが少なくなっても海底18メートルにとどまっていました。帰ると判断した時は、妻が息苦しいから助けてと言うサインを出した時でした。明らかに吐く息苦の量が少なくなってきたため、あわてて、私の酸素を二人で吸うことにしました。なんとか、水面まで戻ることが出来ましたが非常に怖い体験をしました。 目が眩むほどの良い体験をすることは、おおむねは良いことが多いです。 しかし、良いことの裏に隠された危険を察知しなければ、時として生命の危機にひんすることもあります。身をもって実感できました。

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目が利く

【漢字】目が利く 【読み】めがきく 【意味】良し悪しを見分ける能力がある。 【例文1】目が利く彼女には採用担当をお願いするよ。 【例文2】ブランド品には目が利く。 【例文3】宝石には目が利く。 目が利くの言葉の意味は、良い物と悪い物を見極める力や能力がある事を意味しております。 又、物事の善悪を見分ける力であったり、物事の本質を見抜く力が優れている場合にも使います。実際に目が大変良く、遠くが見えるとか、とても小さいもでも見分ける事が出来る等の「目」の能力が良い場合にこの言葉が使われる事はありません。具体的な使われ方として物の鑑識力に対しての目が利くでは、「彼は骨董品が大好きで大変目が利く」や「彼女は宝石を集めるのが好きで選ぶ時には大変目が利く」等と使用します。 一方、物事の善悪を見分ける能力があったり、物事の本質を見抜く場合等の使われ方としては、「彼は会計監査官として大変目が利く」や「彼からの指摘で今の仕事の進め方は問題があり、このままでは大きな問題に発展してしまう。彼はこの分野の業務については大変目が利く」等、物を鑑識する能力に限らず、日常的な仕事に対しての能力の高さや、直感の鋭さ、経営判断等が優れている場合にも使われます。似た言葉として「鼻が利く」が有りますが、鼻が利くの場合は実際にニオイを嗅ぎわける力があるのでは無く、物事に対して感覚的に「何かある」と言う事を感じる事を指します。

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目が潤む

【漢字】目が潤む 【読み】めがうるむ 【意味】涙が出そうになる、目に涙をいっぱいためた様子。 【例文1】娘の振袖姿を見て目が潤む。 【例文2】結婚式で新婦のスピーチに目が潤む。 【例文3】第一子誕生に目が潤む。 子どもの成長に伴い、色々な節目があります。 その節目ごとに、目が潤みます。 例えば幼稚園の卒園式です。 入園時には泣きながら通っていた幼稚園でしたが、日が経つにつれて、しっかりとした足取りで幼稚園へ通うようになり、運動会や遊戯会ではしっかりと自信を持って発表していた姿が、走馬灯のように流れると途端、目がうるうるしてきます。 最近は年齢を重ねて行くにつれ、涙腺が緩むことが多く感じます。 ちょっとしたテレビ番組の感動シーンとか、スポーツのシーンを見ると、思わず涙がでることがあります。 目が潤むとちょっと恥ずかしいのですが、長く生きているとそうなるんでしょうね。 最近一番感動したシーンは、リオオリンピックで卓球の水谷選手が個人でメダルを取ったシーンです。 日本の卓球界を背負い、プレッシャーの中、勝ち進み、苦労の上メダルを獲得したシーンは感動的でした。 思わず、床に仰向けとなり、喜びを表したシーンは今でも目に焼き付いています。 2020年にはそのオリンピックでの感動が東京にやってきます。 今からどの種目を観戦しようかと迷っています。 私は卓球も注目していますが、まずは日本のお家芸である、野球が世界一になってほしいと思っています。

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